この前新潟ー青森を車で往復するとき、Podcastで落とした番組をきいてて、ヒットしたのがJ-WAVE: RADIO SAKAMOTOの高城剛と坂本龍一のトーク。ポッドキャストで、ノーカットで全編聞くことができる。
インターネットの黎明期から突っ走ってきた高城さんも40才を超えて、メールを見る日数も減らし、ウェブも見るのもやめて、なんと水にこだわったりして、超健康志向に向かっているという。
超健康志向といっても、ストイックじゃなくて、全部遊んじゃえっていう感じがすごくいい。
「(笑)じゃあ、水に興味を持ったのはキッカケあるんですか」
「NY同時テロ以降、海外に気軽に行けない時期があって、そのタイミングで、ここぞとばかりにジム行ったんですよ。肉体改造。体脂肪を半分(18→9%)
にしたんですよ。で、当時はビタミン剤を並べると30cmくらい飲んでいたんですけど、それも全部やめちゃって、人間の身体はほとんどが水だから、自分に
合う水っていうのを探したんですね。飲み比べたりブレンドしたりして。それで特定の水源を見つけて、そこから送ってもらったり。今も毎日2リットル飲んで
ますね」
「自分で水源を買っちゃうっていう発想は無かったなぁ。高城くんは何やってもポップだなぁ」
「そうですか(笑)。水を作品として出すっていうのも面白いかなと思っていて。ブランドですよね。水不足とか今後ある訳じゃないですか。そうすると、金持
ち=水持ってるヤツっていう、偉くなるっていうことですよね。だから金持ちは、庭とかに水をガンガン撒いて、ウチはこんだけ水を撒けるんだぞ…っていう時
代が来るかもしれない。でもホント、水が変わると人生変わりますよ。欲望は重要ですよね」
「重要ですよね、自分が美味しい水が飲みたい。美味しい空気が吸いたい。美味しいものを食べたい。毒はいやよ、っていうね」
「ある海外のコーヒー農園が無農薬で有名なんですけど、その農園って2年前まではすごい量の農薬を使ってたんですよ。てことは残留がすごいってことで、だ
から無農薬とか有機なんていうのも怪しい訳ですよね。で、残留を消す農薬っていうのもあるので、使った方がいいんですよ。だから最近僕は“ちょいケミ”っ
ていうのを言ってますね」