表裏で36年


昨日はいろいろな方から誕生日のお祝いメッセージをいただいた。
ありがとうございました。

青森で18歳の誕生日を迎えてから18年。その年の誕生日には、まだ進学先は決まっておらず、ぴりぴりとした時間を過ごしていたように思うが、その後合格が決まり、五能線の、夜は無人駅となる、「陸奥鶴田」駅で家族と別れ、3月に東京に引っ越した。青森で過ごした時期と、その後の時間は、とうとう並んでしまったことになる。

僕の場合は特に、1989年初頭が大きな分水嶺であった。世間への耐性を備えていくために、東京でずいぶん回り道もしたが、大事な時間がその後の18年間で幾重にも重なって、今の自分につらなっている。青森にいた頃の自分と、その後の自分は、二つの異なるアイデンティティのようで、時に衝突し、それは両親との衝突となって現れてくることもある。が、結局は同じ一人の人間なので、自分の中では適当に調整が行われているような気がしないでもない。いずれにしても、あの頃の自分と今の自分っていう区分が、なんとなくある。

いずれにせよ、今年は二つの人格の立場が、完全に逆転する時なのかもしれない。分水嶺を越えて、反対側におりきった状態ということになる。

昨年からいろいろと環境は変わり、新潟でもいろいろな仕事の仕方が、ようやく見えてきた。もたもたしないで、新幹線にもどんどん飛び乗って、研究活動の生産性をどんどん高めていこうと思う。

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