2006年の終わりごろから、mixiのコミュニティ乗っ取りという現象が起こっていたようだ。
リンク: FPN-ミクシィ(mixi)で頻発するコミュニティ乗っ取り事件の謎.
僕もたしか暮れになって、
「本上まなみ」→「本上まなみ@反中国共産党」 http://mixi.jp/view_community.pl?id=1926
っていうのは見た。全然意味不明な中身になっていて驚いた。手口としては、
コミュニティの「炎上」をきっかけに、悪意ある2ちゃんねらー(複数なので乗っ取り組と呼ぶ)がその状況に窮した管理者に親しい態度をとって近づき、事態
を沈静化させるから管理権を貸して欲しいなどとして管理権を受け取り、コミュニティの趣旨やタイトルを書き換えて全く別のコミュニティにしてしまう乗っ取
り行為を続発させている。
ということだそうだ。
まあこんな愉快犯が現れるSNSはmixiだけだろう。専門的なSNSはもちろん、Gree以下の一般的なSNSだって、まだまだ牧歌的な世界が広がっている。移住先はいくらでもある。
普段は人ごみの中にまぎれて暮らしていても、ひとたび問題が起きれば、誰もが壇上に引き上げられてつるし上げにあう。「炎上」現象だけを見ていると、そういう恐怖感を感じてしまう。実際事件に巻き込まれた人たちのプライバシーは、またしてもmixiから芋づる式で引っ張り出されているようだ。
しかし、mixiコミュニティなんて、そのうちまたできるし、mixiの中じゃなきゃいけないなんてことはないわけで、乗っ取る方の動機も不明(単に愉快犯?)ならば、乗っ取られるほうにとっても、実は大した問題ではないのかもしれない。ブログの炎上だって、そのうちほとぼりは冷めるのだろう。
ネットからほとんど切り離されて正月を過ごしたので、「結局ネットで起こっていることなんて、金魚鉢の中でやりあってるようなことがほとんどなんじゃないか。」という気分になった。
オンラインとオフラインのバランスをとって、うまく切り替えながら暮らしていこう。今年目標にしたいこととの一つである。