新潟に来てから我が家にも導入された。
リンク: 苦節6年「BSデジタル」 機は熟し攻勢へ – CNET Japan.
今のところまだ、わざわざこのために買い換えようというほどの番組はそろっていない。地方在住者の場合には、ワールドビジネスサテライトなど、テレビ東京のいくつかの番組が見られるというのがメリットといえばメリット。
それと気になるのは、反転攻勢にでるBSデジタルと地方局との関係。補助金を使ってまで地上デジタルをやらなくたって、デジタル化するだけならBSデジタルでよかったわけで、結局放送の多様性を維持すると称して県域ごとの地方局を維持したことの意義がこれから問われることになる。
地方から地方からといいながら、実はみんな東京発の情報にどっぷりつかっており、比較的隔絶された地域では、ただ身の回りの情報がないというだけの状態、あまり隔絶されてない地域では、みんな都会に引き寄せられていってしまう状態に陥っており、地方局の存在感は正直言ってあんまり感じない(その点北海道はよくがんばっていると思うが、あれは札幌が隔絶された王国だという点に起因するのだろう。)。ネットでの情報が東京に偏在しているのも、人の数だけでなく、こうした現状と何か関係があるような気がしてならない。
明日は、本務校で「地方からの情報発信」について話すことにしているのだが、このままではあんまり明るい話はできそうもない。