リンク: ITmedia News:国境なき記者団、“インターネットの敵”を発表.
「インターネットの敵」というのは、国のこと。13カ国がリストアップされている。13カ国は、ベラルーシ、ミャンマー、中国、キューバ、エジプト、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、シリア、チュニジア、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ベトナム。中国や北朝鮮の例はよく引き合いだされるが、以下のような事例も出ている。
例えばミャンマーのインターネットカフェのコンピュータは、ユーザーの行動を監視するために自動的に5分おきに画面をキャプチャするという。また今年新たにリストに加えられたエジプトでは、民主改革を唱えたブロガー3人が投獄された。チュニジアは昨年の世界情報社会サミットの開催地でありながら、インターネットカフェはすべて国家統制下にある。
ネパールは外れた。
ネパールはギャネンドラ王が退位し、5月に民主的統治が復活して以来、表現の自由が大きく改善し、インターネットの検閲やブロガーの拘束はなくなったという。
追記:
リンク: 国境なき記者団、13カ国の「インターネットの敵」リストを発表 – CNET Japan.
Ciscoは「万里のファイアウォール」(Great Firewall of
China)と呼ばれる検閲を支えるルーターを中国政府に供給している。これは中国政府が、容認しがたい政治的イデオロギーや政治団体をも含めて、検閲し
たい特定のキーワードを対象にウェブトラフィックを検査するものだ。
IGFでシスコが槍玉にあげられたのは、この動きに関してであろう。