NIKKEI NETによると、ネパール反王制派(7政党)は、国際社会に対して、国王に対しての援助をやめるように求めたという。
中国が、(毛沢東主義者ではなく)政府側に軍事援助をしているという話はあるが、実際のところはどうなんだろうか。
現在のにらみ合いを、さらに深刻な事態に悪化させないためには、国際社会が圧力をかけて、国王に当面の穏便な解決策を出させるしかないように思う。
今の事態を収束させるだけならば、別のやり方もあるかもしれない。が、それは結局また次のにらみ合いまでのモラトリアムを作るだけだろう。
おそらくここでいう「国際社会」の中で、マオイストが実権を握ることを望んでいる国はないだろう。しかし実際には、地方の「実権」のかなりの部分を彼らがおさえているのもまた事実のようだ。
これだけ民主化を求める活動家が拘束されているのに、アメリカがあまり大きな声を上げないのはなぜなんだろう?、というのが最近考えていることだ。少し情報を集めてみようかと思っている。