Wired News – 「10代の若者を引きつけるウェブサイト」の作り方 – : Hotwired


大学でウェブサイト構築に関わっているので、この手の話題には敏感に反応してしまう。
Wired News – 「10代の若者を引きつけるウェブサイト」の作り方 – : Hotwired

何よりもまず双方向性だとニールセン氏は語る。
 「それが共通する特性のようだ」とニールセン氏。この調査のためにニールセン氏は、さまざまなジャンルの数十のウェブサイトを使う米国とオーストラリアの10代の若者を観察した。彼らは「ただ座って読むだけではなく、まったく違うことをしたいと思っている。ただ座って読むのは往々にして退屈だし、そんなことは学校ですでに十分やっているというのだ」
 ニールセン氏によると、双方向性を有するもので最適なのは、掲示板、投票、クイズ、専門家に質問できる機能、あるいは若者が自分のウェブページを作成できるツールなどだという。
 このほかに若者が魅力を感じる要素は、文章で意見を交わす負担が軽減される、そうかといってページを圧迫しない程度の、写真や画像の使用だ。雑然としていたり文章だらけのウェブページを嫌うのは大人も同じだが、大人は画像に対して文字の割合が高いページにずっと寛容だとニールセン氏は指摘する。
 またコンテンツが充実していてもプレゼンテーションが貧弱なウェブサイトの場合、大人に比べて若者を引きつけにくい傾向があるという。
 ニールセン氏はこう話す。「この調査でそうした傾向を数多く確認した。(若者は)1ページか2ページを見てすぐに判断を下す。大人は、ページを見るのに2時間も費やすことはないが、『これは自分の仕事や休暇に必要だ』と思ったらより忍耐強くそこにとどまる」

アメリカ・豪州の10代と日本の10代が、全く同じように考えているとは思わないが、プレゼンテーションの貧弱さを何とかしないといけないというのは、おそらく日本についても当てはまる。
「本文なんて誰も読まない」
っていうのは、紙モノ、WEB双方に共通した従来からの僕の持論ではあるのだけど、仕事をするほうはどちらかというと、「原稿を書く」というところに「仕事をした」感が強いので、なかなか転換ができない。大学のセンセが書き手なので、その傾向は一般企業よりさらに強まる(ような気がする)。

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