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検閲を避けて潜る中国のソーシャルメディア、炎上を恐れて退潮する日本のソーシャルメディア

中国版Twitterと呼ばれている微博(weibo、ウェイボー)が、 米ナスダック市場に上場しました。ロイターは、微博自身による米ナスダックへの「デビュー」とならんで、微博の著名ユーザであって懲役8カ月の刑で服役していたチャールズ・シュー氏が釈放されたという、もう一つの「デビュー」について報じています。

2つの出来事のタイミングは偶然の一致に過ぎないが、上海に拠点を置く微博にとっての根本的な試練を浮き彫りにした。すなわち、中国で驚異的なマイクロブログの伸びによって発展を遂げた微博が、国際的なソーシャルメディア企業の一員として定着できるかどうかだ。

焦点:米上場の「微博」、中国政府の検閲への対応が課題 (ロイター) – Yahoo!ニュース BUSINESS

FacebookもTwitterも、株式市場に上場して「表舞台」出てくる段階では、すでにユーザ数の伸びも「踊り場」に差し掛かっていたという印象ですが、今回の微博も中国での盛り上がりのピークは過ぎていたという見方があります。

過去1年間はネット上で影響力を持つ評論家の身柄拘束が相次ぎ、そのおかげで微博のユーザー数が減少した可能性があるとする調査結果も出ている。

英テレグラフ紙と上海の華東師範大学が1月に発表した調査によると、政府がコンテンツ投稿の際に実名の表示をユーザーに義務付けたことを受けて、微博の投稿数は2012年のピークに比べ70%も減少したという。

焦点:米上場の「微博」、中国政府の検閲への対応が課題 (ロイター) – Yahoo!ニュース BUSINESS

FacebookやTwitterは、中国からのアクセスが制限されていることはよく知られています。情報流通をコントロールしたい中国政府にとって、政権の安定をゆるがすような発言が、コントロール不可能な状態で流通することは、なんとしても避けなければならないということでしょう。一方、微博はTwitterに類するサービスでありながら、中国国内でのアクセスが認められ、成長してきました。微博は中国政府によるコントロールが及びやすい中国国内の事業者です。実際政府を批判する発言が削除されることもあります。チャールズ・シュー氏のように買春の罪で起訴されるようなケースでも、これまでの微博での発言がチェックされていたと見られているようです。

中国政府は、コントロールしやすいはずの国内事業者微博での投稿ですら、手を焼いているということでしょう。反政府的な発言、少数民族問題などにとどまらず、鉄道事故などでの政府対応への批判や公務員の汚職の告発などもあるようです。今回、ユーザの投稿数が激減した背景には、動画投稿に対する実名登録の義務付けなど政府による規制強化の影響があると見られています(とはいうものの、アクティブユーザはむしろ増加していると、微博側は発表しています)。

微博を去ったユーザはどこに行ったのか。受け皿になっているのはメッセージングサービスの微信(ウィチャット)です。私も先月の中国出張を契機に、出張先のカウンターパートとのやりとりに、このサービスを使ってみることにしました。微信は、日本のユーザに普及しているLINEの中国版というべきサービスで、世界的には、Facebookに買収されたWhatsAppをあわせて、世界を三分しているメッセージングサービスの一つです。「三分」とはいうものの、微信の場合には圧倒的に中国、LINEも日本での強さが際立っている状態です。メッセージングサービスですので、LINE同様に友人同士の閉じたコミュニケーションに使うのが一般的ですが、「モーメンツ」という、LINEでいう「タイムライン」のような機能があり、これがFacebookのタイムラインのような、近況を広く友達に伝えるためのツールになっています。

日本がLINE、中国が微信と、サービスこそ違いますが、全公開のソーシャルメディアから友達間の閉じたコミュニケーションに閉じ始めている点では、共通した傾向が見て取れます。欧米でもWhatsAppが普及してきていますので、ひょっとすると全世界的に、「ソーシャル疲れ」が出ているのかもしれません(日本の場合には、閉じているLINEが、閉じているがゆえにいじめの温床になったりもするわけですが)。オープンなソーシャルメディアの「退潮傾向」は、世界的な流れというべきなのかもしれません。

ただし中国の場合には、政府からの検閲をまぬがれて情報を交換しようという人々の欲求があり、そのために使われるサービスが微信に移りつつあるという側面があるでしょう。その証拠に中国政府は、本来プライベートであるはずの微信でのメッセージのやり取りまで、監視しているという報道も出ています。

WeChat(微信)を使うと、中国国外のユーザも当局の検閲下に – THE BRIDGE

日本の場合には、Twitterでのうっかり発言で炎上し「私刑」を受けるという現象があり、これもまた、メッセージングサービスに人々が移行している原因の一つではあるように思いますが、政府による「検閲」を恐れてメッセージングサービスに移行するという人は皆無でしょう。しかし、モラルに反することを書くのはけしからんといわれるのと、社会秩序を乱すことを書くのはけしからんといわれるのは、同一線上にあるようにも思います。「けしからん」というのが権力なのか社会全体なのかという点はもちろん大きな違いなのですが。「けしからん」と社会から糾弾される個人を、完膚なきまでに叩き潰そうとする「炎上」現象に対し、何らかのセーフティネットが用意できないという点では、日本もあまり褒められた現状にはありません。

また、日本のメッセージングサービスも、青少年保護の観点で、監視への圧力が高まっているように見えます。つまり青少年への犯罪行為につながるメッセージングサービスでのやりとりを、事業者側がきちんと監視する必要があるのではないかという議論です。実際、ソーシャルゲーム上でのやりとりについては、実質的なチェックが行われています。これもまた、中国と日本で、違う観点ながらパラレルに起きている現象です。青少年保護のために一定の仕組みが必要であるにしても、それが受忍できない個人の権利侵害につながっていかないよう、注意が必要です。

これから微博というサービスは、株式市場でもきちんと評価を受けるよう「オープン」で「自由」なプラットフォームであることを強調するでしょうし、株式市場もまたそれを厳しくチェックするでしょう。日本人としては、中国のサービスに対して向けられる厳しい視線を横目で見ながら、日本の言論空間の自由さをあらためて噛みしめるところもあるでしょう。とはいうものの、中国の現象を見ながら、日本もまた襟を正して、日本のネット言論空間を検証していくべきだとも感じます。

(Yahoo!ニュース個人掲載記事を転載)

敬和学園大学のUST番組「Keiwa Lunch」、新メンバーを加えて5年目がスタート

一戸ゼミを中心に実施しているお昼休みにUstream番組「Keiwa Lunch」、2014年度に入り、新メンバーで配信を再開した。今週は最初なので、新MCを交えて7人の写真を撮る予定だったが、2人が欠席、5人での写真となった。

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新メンバーの1人目。前列右側の中島綾子さんは英語文化コミュニケーション学科の学生。「歯茎は恋の落とし穴」というキャッチフレーズを発表していた。国際ダンスサークルのメンバーでもあり、学科は違うのだけど、よく話をしていた学生。Keiwa Lunchには一度出演したことがあるほか、敬和×日報「Newsナビ」にも、一度ピンチヒッターで出演してもらった。

新メンバーもう一人は、後列右側の大倉菜穂好さん。共生社会学科の学生。共生社会学科と自分の接点はあまりないのだけど、3月に卒業したメンバーとしては、まるりさんが共生社会学科であった。というわけで、大倉さんがまるりさんの後を継ぐ形となった。

この2人を含めてKeiwa Lunchは7名、Newsナビは5名をMCとして、配信を行うことになった。後継者をどうするかかなり悩んでいたのだが、いい形に収まった。今後もよいしゃべり手を発掘して、番組に参加してもらおうと思う。

配信側は代替わりでかなり手薄になり、どうしたものかと思っていたが、今週は2−3年生がかなり参加してくれた。もちろん、基本的な設営作業などを単独でできるようになったわけではないので、みんなまだまだ訓練が必要。ともあれ、いい番組を作っていくチームはできそうなので、大いに期待したい。

ウェブカムとPCだけの装備で、とりあえず配信してみるといって始めた2010年4月から、丸4年が過ぎている。最初の時の記事が出てきた。

3年ゼミの学生と昼休みUSTを始めた「Keiwa Lunch #1」 | ICHINOHE Blog

当時に比べれば、参加する学生たちの主体性も向上したし、準備にかける手間も増えた。しかし番組としての完成度をもっとあげていくことにより、学生の成長の機会にしたいと思うし、学内外での認知度ももっと向上させ、「Keiwa Lunchをやっていたら就職には困らない」と、名実ともに言われるようにしたいところだ。

番組は今年も毎週水曜日の12:30スタート。ゲストに出たい/出したい、という要望もお待ちしております。

USTREAM: keiwa-lunch: . 教育

FM-Niigataの番組「Keiwa Locks!」第2期メンバーでの放送がスタート

FM-Niigataで昨年から放送している番組「Keiwa Locks!」。4月から第2期メンバーでの放送がスタートした。

人気番組「School of Lock」の枠内で、週一回木曜日に放送を続けてきた。当初自分も収録に同行していたのだが、だんだん忙しくなって番組収録にも行けなくなってしまった。進行を担当してくださるパーソナリティも、中村智景さんから北口麻奈さんに交代。学生は、まるり・まいか・まりなの3人が一年間出演を続けてくれた。3人とも、話のうまい学生たちだったが、番組を続けていく中で、さらに磨きがかかったはず。これからの社会人生活でも、放送で培った能力を発揮してほしい。

北口麻奈のパーソナリティ通信 » Keiwa LOCKS!メンバーと!

そして昨日、新メンバーが発表になり、2期目の放送が始まった。Keiwa Lunchチームからは、小池まどか、Marta Perversの2人が参加、4年生のあかねさん、3年生のももさんとあわせ、4人の学生が、1年間番組を担当することになった。いずれも元気な女子学生。1回目の放送はまだ緊張していたようだけど、これから楽しいトークになっていくことだろう。番組を通じて、学生たちには、自分たちのイキイキした活動を語り、その語り口に磨きをかけていってもらいたいと思っている。

Keiwa Locks!

Keiwa Locks

個人的にはUstreamでの飾らない学生たちの姿が、「見える化」の本丸だと思っているけれども、放送に参加するとなると、学生たちのテンションも変わってくる。より多くの皆さんに、敬和学園大学や敬和生の元気な姿を知ってもらえたらと思う。

放送時間は今年も、毎週木曜日の22:55から。ついつい忘れてしまうのだけど、木曜の夜は22時30分をすぎたら、FM-Niigata 77.5MHzで待機してください(またはradiko)。

FM-NIIGATA 77.5MHz Keiwa LOCKS!

新潟ソーシャル時評:湯沢の南雲純子さんが佐渡の観光戦略官に

(2014年4月4日新潟日報モア「「新潟ソーシャル時評」」から転載。)

2日の新潟日報朝刊に、佐渡の非常勤特別職として、観光戦略官と広報戦略官に辞令交付があったという記事が出ていました。

観光戦略官と広報戦略官の採用内定者が決まりました(2014年1月 募集分)[佐渡市ホームページ]

私の知人であり、湯沢町で「湯沢日和」というブログを続けていた南雲純子さんが、観光戦略官に就任されました。

今回の非常勤特別職の募集は、私の周りでは結構話題でした。観光も広報のいずれも、佐渡に興味のある人にとっては、チャレンジしてみたくなるポストでした。ただ、今仕事を持っている人が兼業としてやるには、佐渡との往来が大変かなという印象でも有りました。南雲さんもおそらく、佐渡と湯沢を行ったり来たりで仕事をされるのだと思います。

南雲さんはプロフィールにある通り、リクルートの立場で旅行の仕事をされていて、その一環でブログも使われていたのだと認識しています。また、地元のメンバーとUstream番組もやっていた時期がありました。非常にスマートに、小さな町の魅力を伝えてくださる方ですので、未開拓の魅力があふれている佐渡では、大きな力を発揮してくれるのではないかと思います。

逆に佐渡の人達からすれば、「よそもの」が何をしてくれるのか、お手並み拝見というところもあるでしょう。ちょうど新潟ソーシャルメディアクラブでも、「佐渡」の企画を考えようと思っていたところです。一緒に何か企画してみたい、そういう気分になりました。

南雲さんは、すでに「佐渡旅(sadotabi)」というブログをスタートされています。

佐渡旅(sadotabi)

新潟ソーシャル時評:「紙の日報忘れたけれどもモアがあるから大丈夫」は実現できる?:新潟日報モアのリニューアル

(2014年4月1日新潟日報モア「「新潟ソーシャル時評」」から転載。)

4/1から、新潟日報モアがリニューアル、「デジタル紙面ビューア」が登場しました。

デジタル紙面ビューアー|新潟日報モア

「パソコンではもちろんのこと、専用アプリ(無料)を使用することで、スマートフォンやタブレットでも日報やその他の紙面が閲覧いただけます。」

今まで新聞の中身をウェブに変換して表示していた新潟日報モアですが、PC・スマホ・タブレットで、新聞紙面それ自体を表示できるようになったことになります。テキストでの表示も可能ですし、検索もできます。「先週たしか新発田のアスパラの記事が出ていたと思うんだけど」というときにも便利です。見つけた記事のスクラップも可能です。

新潟日報モアは、新聞購読者向けサービスである一方で、読者であることを確認するために画面から改めて「登録」を求めており、正直言って参入障壁が非常に高くなっています。新聞読者の多くはITになじみのない人が多いという相性の悪さもあり、読者サービスといいながら、読者向けサービスとして成立させるのが難しい状況があるように思います。ただしそこは中身との相関もあるでしょう。高いハードルを乗り越えてもぜひ登録したい、というぐらいサービスが充実していれば、どうにか登録しようという読者も増えるはずです。

2月の読者満足度調査特集で私は、「紙の新聞を忘れたけどモアがあるから大丈夫という存在を目指すべき」というコメントをしました。今回の「デジタル紙面ビューア」は、「紙の日報忘れたけれどもモアがあるから大丈夫」に向けて、重要な一歩を踏み出したのではないかと思います。さらに望むならば、対象を地方面以外にも広げてほしいということでしょうか。地方面と「ふむふむ」以外にも、日報ならではの記事はあります。「紙の日報忘れたけれどもモアがあるから大丈夫」といえるには、そこまでぜひ実現してほしいと思います。

「デジタル紙面ビューア」では、写真をクリックすると動画が再生できるようにもなりました。これまで写真を撮るだけだった取材シーンで、動画も必ず撮ることになるのでしょうか。記者の皆さんがしばらく苦労することになりそうですが、これもまた、新しい新聞の読み方として期待したいところで、モアの登録者が増える可能性を秘めているように思います。

このほか、各地方で配布されている「assh」も同時にデジタル化され、地域にかかわりなく読めるようになりました。新潟日報の外付けの「フリーペーパー」的なポジションにある「assh」の、波及力も増すことでしょう。

公開前夜の3/31に、UST番組「敬和×日報『Newsナビ』」でも、新潟日報モアのリニューアルをとりあげました。先行してリリースされた、先生の異動すいすい検索についても紹介しています(モア始まって以来の大きな反響があったとか)。
 

敬和×日報「Newsナビ」(Facebookページ)

「新聞×ネット」は、年々変化を続けており、新潟日報モアのような「購読者限定サービス」としてのコンテンツが増えつつありますが、ソーシャルメディア上での情報流通は、この制限とどうしても衝突します。新潟日報モアもまた、ビジネスの論理を追求し過ぎると、ネットでの存在感が低下するというジレンマの中、さまざまな試行錯誤が続いています。しかし新潟のニュースを発信する存在として、新潟日報は非常に大きな存在です。今回大きな変化への一歩を進めて新潟日報モア。さらなる変化が実現されるのかどうか、注目していきたいと思います。

新潟ソーシャル時評:学生たちも「日報抄」の朗読に挑戦 「朗読日報抄」をテーマに敬和×日報「Newsナビ」を配信

(2014年02月5日新潟日報モア「新潟ソーシャル時評」から転載。)

1月から、新潟日報モアで、地域FMのアナウンサーが日報抄を朗読する「朗読日報抄」というコーナーが始まりました。

朗読日報抄|新潟日報モア

新潟日報社と県内の地域FM局が連携し、本紙1面のコラム「日報抄」の朗読サービスをはじめました。県内の地域FM6局が、その週に掲載された日報抄から1本を読み上げてオンエア。 併せて「新潟日報モア」では毎週1局をピックアップして紹介します。

座標軸でも、吉岡和彦論説編集委員が「朗読日報抄 人の心に伝わる言葉の力」というタイトルのコラムを書いています。

県内の地域FM局6局で新年から、週1回本紙1面のコラム、日報抄を朗読する番組「朗読日報抄」が始まった。

 FMしばた、FM-KENTO、エフエム角田山、エフエムながおか、エフエムゆきぐに、エフエム上越、6局の看板アナがその週の日報抄の一つを読み上げる。

(中略)

基本的にご当地以外では受信できないのが地域FMだが、各局の1回目の放送は新潟日報のホームページ「モア」ですべて試聴できる。
 聞いてみると、同じ原稿でも声の特徴、読むスピードなどはそれぞれ個性的だ。
 途中に出てくる川端康成の「雪国」の一節、「国境のトンネルを抜けると雪国だった。夜の底が白くなった-」のくだりなどは、言葉の間の取り方に違いがあって興味深い。

[座標軸]朗読日報抄 人の心に伝わる言葉の力|座標軸|オピニオン|新潟日報モア

敬和学園大学のUstream番組「Keiwa Lunch」が、新潟日報の協力を得て配信している、「敬和×日報『Newsナビ」では、2/3の配信で、この「朗読日報抄」をとりあげました。ゲストとして、FMしばたで朗読を担当している加藤恵里花アナ、解説役として、日報抄の執筆者の一人である野沢俊雄論説編集委員に、出演していただきました。

地域FMでの加藤アナの仕事ぶり、朗読原稿と新聞で読ませる原稿の違い、日報抄の舞台裏など、「朗読日報抄」だけでなく、地域FM、日報抄に関わるさまざまなお話を聞くことが出来ました(Youtubeに動画残っておりますので、ぜひご覧ください)。

番組の最後、45分以降で、学生2人も朗読にチャレンジし、加藤アナからアドバイスをいただきました。

日報抄は、もっともファンの多いコラムの一つですが、ファンの平均年齢は高いのではないかと思います。新聞において「定番」のコーナーとはいうものの、正直学生たちにとって、馴染みのあるコーナーとはいえないでしょう。
このコラムに対する書き手の文章術や思い、朗読日報抄の読み手の皆さんの思いなどを聞き、学生たちの日報抄に対する見方も、変わったように思います。

六本木にオープンした「ウルフギャング・ステーキハウス」、行く前からビジュアルにやられた

ニューヨークの名店だというステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス」が、六本木にお店をオープンしたそうだ。

ウルフギャングステーキハウス

Wolfgang's Steakhouse Roppongi ウルフギャング・ステーキハウス – Official Website

10年ほど前に、ニューヨークで友人に連れて行ってもらった店が、このような感じのステーキ店で、とてもおいしかったのを思い出した。なんていう名前の店だったかは思い出せない。

六本木のこのお店、オープン直後は予約殺到だそうで、しかもステーキの値段も見たことがないようなレベル。しばらく行く機会はなさそうだが、ぜひ一度行ってみたいとは思う。ロケットニュースは早速動画入りで紹介している。

【究極グルメ】NY最強ステーキ日本上陸で予約殺到! 現地の味を再現したシェフに敬意を表する! ウルフギャングステーキハウス | ロケットニュース24

実を言うと、映画「フード・インク」を見て、「牛肉は国産に限る!」と思っていたわけだが、いやしかし、このビジュアルには圧倒されてしまったというのが正直なところ。妻にはあきれられた。

映画『フード・インク』公式サイト

米国の食の実態を描いたノンフィクション映画「フード・インク」 | ICHINOHE Blog

新潟ソーシャル時評:「放射性廃棄物処分と地方」の問題に切り込んだ連載「狙われる地方」

新年から、新潟日報モアのブログに投稿したものを、数日経ってから個人ブログ「ICHINOHE Blog」にも転載させていただくことにした(すべて転載するかどうかは決めていない)。新潟日報モアでは、原則「ですます」で書いているので、少しテイストが違うのだが特に修正はしない。

(2014年01月15日新潟日報モア「新潟ソーシャル時評」から転載。)

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新年明けましておめでとうございます。今年も「新潟ソーシャル時評」をよろしくお願いします。

新年最初の記事は、1月1日から8日まで「第一部」が連載された「狙われる地方」をとりあげてみましょう。

「狙われる地方」は、今年の新潟日報の通年企画の一つ「再考 原子力 新潟からの告発」の最初の連載企画です。

以下のような内容が掲載されています。単に新潟の視点に立つだけではなく、「地方」の視点から、多角的に放射性廃棄物処分の問題に迫っています。

1.2011年、原子力発電環境整備機構(NUMO)の勉強会支援事業に、関川村の住民が応募、ほぼ採択の通知を得ました。その後東日本大震災が発生し、NUMOのすべての事業が中断、この勉強会も事実上頓挫した状態になっています。関川村の湯蔵山は、80年代に、放射性廃棄物の地層処分の「適地」として、旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の報告書に記載されています。記事の中では、この勉強会の目的は、「地層処分」に対する理解を深めて、最終処分地の候補として、徐々に地ならしをしていくことにあったと、示唆しています。

2.2000年成立の「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」には、附帯決議があり、その中では、最終処分地を決定するにあたっては、「人口密度等」の社会的条件を考慮すると書かれています。これはつまり事実上、人口集中地域を外すという方針ではないかと、記事は指摘しています。関係した議員の発言等を見ても、そもそも「都会に作る」という発想はなかったということがうかがわれます。

3.小泉元総理が、「10年以上かけて1つも処分地を見つけられない」ことを理由に「即時原発ゼロ」を主張しています。一方では、これに刺激される形で、政府与党も動き出しています。12月には、高レベル放射性廃棄物の最終処分推進の超党派議員連盟が発足、経産省でも国のエネルギー基本計画案の中で、最終処分地の決定を「国主導」で行う方針が示されています。

4.最終処分地は決定されていませんが、地層処分に関する研究を行う機関は、北海道幌延町と岐阜県瑞浪市に設置されています。幌延町は当初、地元の「手挙げ」により、最終処分の候補地となりましたが、結局核のゴミを持ち込まないという条件付きで、研究施設が設置されることになりました。現在、最終処分地の決定を行うにあたり、地元からの「手上げ」方式は機能していません。処分地決定の最初の段階である「文献調査」に、一度高知県東洋町が応募したものの、結局、選挙で反対派町長が当選し、頓挫しました。これが、唯一の事例です。そこでこの状態を打開するため、「国主導」という考え方が検討されているわけです。「国主導」になるということはつまり、地方の意向がないがしろにされるおそれがあるのではないか。この点が本連載では示唆されています。ちなみに新潟県には、80年代の動燃報告書で、最終処分地の「適地」とされた場所が7ヶ所(村上市、関川村、阿賀野市、阿賀町、魚沼市)あります。

5.最終処分地設定を行う機関原子力発電環境整備機構(NUMO)は、高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定を担う機関として、2000年に発足していますが、なかなか実績を挙げられないまま、現在に至っています。実はNUMOの職員の6割が電力会社からの出向者で、役員も経産省OBが並んでいるという「混成部隊」であり、最終処分地を決めるという難題に取り組むには、「悲壮感」や「使命感」が十分ではないという指摘が、記事の中で紹介されています。

6.青森県むつ市に、リサイクル貯蔵(RFS)の中間貯蔵施設「リサイクル燃料備蓄センター」が完成しました(1月15日に、安全審査を原子力規制委員会に申請しています)。柏崎刈羽の貯蔵プールをの8割を埋めてしまった(他の原子力発電所の貯蔵プールもかなり埋まっているという)使用済み核燃料は、ここに運ばれ、再処理までの間、保管されることになります。新潟から排出される使用済み核燃料が青森へ。地方から地方へと、負担がつけまわされる構造です。青森県もこの施設を作るにあたり、「最終処分地にしない」との約束を、政府と確認しています。

7.2012年9月、日本学術会議は、「暫定保管」という考え方を提唱しています。高レベル放射性廃棄物の最終処分地が決まるまでの間、取り出し可能な場所に廃棄物を置いておくという考え方です。使用済み核燃料の再処理を前提にした核燃料サイクルが止まってしまえば、「核のゴミ」の行き先はなく、この「暫定保管」によって、最終処分地が決まるのを待つしかなくなるのではないか。そうなれば、柏崎刈羽の構内でも、永久化の懸念を抱きながら、「暫定保管」をするしかなくなるのか。

連載の最後では、再稼働問題は使用済み核燃料の処分問題と不可分であり、いずれの問題も、中央と地方のあり方を問い直す大きな課題であると、結ばれています。

2000年から6年間、私は北海道稚内市に住んでいました。稚内市から幌延町は、車で1時間ちょっとの距離にあり、幌延町はよく出かけた場所です。この地域で幌延町は、深地層研究センターの受け入れで潤っている町と見られていました。深地層の研究をしているだけで、最終処分地にしないといっているけれども、「でも本音は最終処分地にしたいのでは?」と、思っている人が多かったように思います。

青森県は私の出身地ですから、六ケ所村に、使用済み核燃料を処理する、核燃料サイクル基地があることは知っています。かつては六ケ所の問題が国政選挙の争点となり、「核燃まいね(ダメ)」を掲げた候補が、選挙に勝利したことをも覚えています。またむつ市に貯蔵施設を作る計画があることも知っていました。青森県自体が貧しいがゆえに、このような施設を受け入れなければならないのだろう。しかしこれでいいのだろうか。と思いつつ、当時の私は正直、あまり関心がありませんでした。

新潟に住んで7年、中越沖地震が起き、柏崎刈羽原発の安全性が問われ、その後東日本大震災で、福島第一原発で重大事故が起きました。使用済み核燃料を燃料プールで保管しておくことの危険性も認識されました。

こうした「負担」はすべて、「地方」が受け入れています。しかし原発を稼働させ、廃棄物を貯蔵し、処分するところまでは引き受ける地域があるのですが、「最終処分」という大きな負担を引き受ける地域は出てきません。最終処分地を急いで決めなければならないとするならば、「地方」が手を挙げるのではなく、国が責任をもって決めるという方向に行かざるをえないでしょう。そのとき私達は、たとえ自分たちに負担が回ってこなかったとしても、負担を押し付けられた地域の立場に立って、考えることはできるでしょうか。

この原発の問題についてはとりわけ、原発立地県の新潟県民の中で、東京の人たちの「エゴ」を感じる人も多いでしょう。しかし自分のところに負担が回ってこなかったとき、同じように問題を軽く考えてしまうとすれば、東京の人たちの姿勢を軽々しく批判することはできないでしょう。

今回の連載は、「新潟の視点」ではあるけれども、青森や北海道といった他地域の事情も取材して、それぞれ「点」として存在している原子力関連の各地域の問題を、つなぎあわせることに成功しています(私の関係する地域が多く出てきたので、特にそう感じたのかもしれませんが)。今後も、「新潟の視点」を維持しつつ、「原子力」について多角的に考えさせるような連載を、このシリーズに期待したいと思います。

地層処分については、先行して地層処分の施設建設を進めている、フィンランド、オルキルオトの施設を取材した映画「100,000年後の安全」がありますね。

映画『100,000年後の安全』公式サイト

1月20日19:45から、Ustream番組「敬和×日報『Newsナビ』」で、この連載をとりあげます。論説編集委員でもある、小林報道部長をお迎えして、今回の連載の狙いについて、詳しくお話をうかがいます。私一戸も出演し、学生とともに議論に参加します。皆さんよろしければご覧ください。



Live streaming video by Ustream

岩手朝日テレビ高井瑛子アナ、Naverまとめができていた

昨年春に敬和学園大学を卒業し、岩手朝日テレビのアナウンサーとなった、高井瑛子さん。その後、夏の甲子園県大会に関するローカル番組で、メインキャスターをつとめるなど、(テレビでは見ていないのだけど)ウェブで活躍の様子を見ていた(たまに全国放送にも出ているみたいだが)。

岩手ではなかなか人気の様子であることがうかがえるのだが、最近Naverまとめにもページができているのを発見した。

画像【女子アナ】IAT高井瑛子(たかい えいこ)アナウンサーの画像など岩手朝日テレビ – NAVER まとめ

在学中の高井さんを一戸が撮影した、Keiwa LunchやMiss Cut in Campusの様子なども、まとめに掲載されていた。

昨年Miss Cut in Campusで優勝した後に、Keiwa Lunchに出てくれた時の映像も、少しずつだが再生数が増えているようだ。

ちょっと検索してみたら、秋から子供番組「ゴエティーニョ!」に出演し、えいこお姉さんとしても活躍していることがわかった。

ゴエティーニョ! | IAT岩手朝日テレビ

「子供の頃『ゴエティーニョ!』のえいこお姉さんに憧れてました」と、高校球児に言われるまで、ぜひ頑張っていただきたい。

えーこの~えぇこと!

長女が生まれました

連休初日の9月21日、長女が誕生した。2978グラム。出産前に性別がわかるとはいうものの、通常の診察で確定できるのは男子であるということだけらしく、9割がた女子だろうという状態だったのだが、無事女の子が生まれてきた。性別はどちらでもよかったのだが、男の子よりも女の子のほうが、やはり父親としてはうれしいものなのだろう。比較のしようはないのだけど、たしかにこれからの成長が楽しみだ。

妻の年齢は、出産のリスクが急上昇する年齢には達していないが、自分は40代。一番下の妹が生まれたときの、父の年齢とほとんど変わらない。妹が生まれた後、父が老いと対峙しながら、幼い妹を育てるために奮闘するのを見てきた。今後の生活が大変になることは容易に予想がつくのだけれど、それでも今は、新しいメンバーが、元気に我が家にやってきてくれたことを素直に喜びたいし、それだけの元気が、湧いてきているように感じている。

My Daughter and Me #mydaughterandme

さて、出産までの記録。

予定日の9月27日には出張の予定だったし、それ以外も週末含めて出かける予定がたくさん入っていたので、学期に入ったら立会いは厳しいだろうと思っていた(あるいは、強引に仕事を休むか)が、絶妙のタイミングで、生まれてきてくれた。おかげで出産に立ちあい、「生まれる/産む」という出来事を共有することができた。

妻は体力に自信があるとは絶対に言わない(言えない)人なので、難産になるのではないかと心配していたが、今回の出産は、医師・助産師とも「理想的」と口をそろえるほど、きわめてスムーズであった。

前夜は夜遅く返ってきて、Studio Roopから届いたマタニティフォトを楽しく鑑賞、かなり遅い時間に寝ることになった。

Maternity Photo, Studio Roop 20130913

Studio Roopから写真が届きました

Studio Roopでのマタニティフォト撮影は、ぜひやろうと思っていて、なんとかタイミングを作ることができてよかった。Facebookで見る限り、Roopの皆さんは非常に忙しそうにしているので、急にお願いしたにもかかわらず、撮影していただけたのもラッキーだった。

今回撮影してくれたカメラマンの濱口さんが、「うちも別のカメラマンに撮影してもらったんだけど、撮影終わって数日後には生まれた」という話をしてくれた。うちは2日後には生まれなかったが、写真を見た途端に事態が動き出すことになった。

ちょうど自分が眠り始めた、朝の4時頃。妻ががばっと起きだして「やばい!破水した」とトイレで叫んだ。自分は眠い目をこすりながら何とか起きだして、破水後の対応についてググって確認(妻はすでに臨戦態勢あったので、どうすればいいかあらかじめ勉強済みだったのだけど)。妻には、後部座席で横になってもらい、病院へ。この時点では、陣痛は全くない。通常はこの後陣痛がくるものだけど、こなかったら促進剤などの措置も考えられるという説明。とりあえず24時間様子を見ましょうということになった。

この段階ではまだ妻にも余裕があった。すでに用意してあった入院キットのかばんに入っていなかったものを取りに行く必要もあり、また正直殆ど寝てなかったので、自分は家に帰って寝ることにした。実はこの日、学生たちがボランティアに参加する、「世界網膜の日」全国大会が、新潟市総合福祉会館で開催予定で、Keiwa LunchのチームでUst配信も実施予定だったのだが、私の手元にあるビデオカメラを会場に持ち込む必要があった。さすがに朝から会場に行くのは難しそうだったので、Facebookで学生たちと運営担当のおっちーさんに連絡、おっちーさんにカメラを取りに来てもらうことができた。
そんなこんなで落ち着かず、なかなか寝付けなかったが、なんとか数時間寝たあとで、忘れた物資を持って病院にもどってみた。まだこの段階でも陣痛はきていない。これは自然に生むのは難しいだろうか。破水した後は、胎内に菌が入りやすい状態になるので、そのままにしておくことはできないという。長くなりそうだった。

まだ陣痛はなく、さらに持ってくるものが出てきたので、もう一度家に戻り、イベント中の総合福祉会館に立ち寄ることにした。ちょうどお昼休みで学生たちの活動をゆっくり見ている時間はなかったが、2年生も全員揃っていて、UST配信も順調に行われていることを確認することができた。この段階で学生たちも状況を知っているので、「今日生まれるんですか!」という質問をされたが、陣痛も全く来ていない状態なので、「たぶん今日はまだ生まれない。明日だねえ」と話していた。

世界網膜の日全国大会 #niigata #keiwa

13時過ぎに病院に戻ると、軽い陣痛が始まっていた。軽いといってもどの程度かは自分には分からないのだが、会話する余裕はあった。食事は一部吐いてしまったそう。ただこの段階でも助産師さんは「まだまだでしょう。」と。妻が言うには、これからの痛さはいまの何十倍かだと言われたと。えー、そんなにか、耐えられるかなあ。まだこれからときいて、お腹がすいてきた。長期戦に備えて、病院の近くの中華料理でひとり昼食。

14時半ぐらいか(店を出るときには、表の看板が「準備中」に変わっていた)、食事が終わって病院に戻ると、どうも様子がおかしい。本格的な陣痛が始まっている気配がする。「誰かが上に乗っかっているような痛み」といいながら悶絶し、さっきは長期戦の見通しを立てていた助産師さんも、頻繁に様子を見に来るようになった。会話していられるような状態ではない。痛みがおさまったら、分娩室で診察しましょうということで、悶絶しながら移動。自分は陣痛室で待機。分娩室からは定期的にうめき声が聞こえる。「あれ、このままこっちには戻って来ないで、生まれてしまうの?」と思った。結局30-40分ぐらい「診察」は終わらず、その後助産師さんが自分のところへ。「旦那さん、どうも生まれそうです」と。両親など家族に連絡だけしておく。

着替えて、手を消毒し、分娩室に入る。1時間半、何もできず、ただ妻の横にいて、「ひっひっふー」に参加するだけだったが、あっという間だった。助産師さんのすばらしいリードがあったのだろう。

妻は涙を流して苦しみながらも分娩室での会話に参加。助産師さんが「歳のせいで頭のなかに汗をかくようになった」というと、「え、ほんとですか!私もです。」といい、途中で「あー、(さわ山の)おはぎ食べたかった」と言い出して笑いを誘っていた。こうやって途中で普通の会話をする妊婦はめずらしいのか、「一戸さんは面白い人ですね」とほめられていた(たぶんそうやってリラックスさせているのだろうけど)。

最初分娩室に自分が入った時の陣痛ピークは一旦おさまったが(おさまってなければおそらくすぐに生まれていたのだろう)、断続的に陣痛は続いた(なので、下がった時に会話に参加していたのだと思う)。「あれ、おさまっちゃったね」と助産師さんに言われ、妻は「こうやって腰をゆらすと(陣痛が)来るみたいですね」とコツを発見、自力で陣痛を誘発していた。何度かトライした後、最後は力を入れないようにいわれ、その後すーっと産道をすり抜けた。おそらくあれも助産師さんのテクニックなのだろう。16時33分、女の子が外に出てきた。
おかげで妻の体のダメージも最小限に食い止められた。「次は気をつけないと、あっという間に出てきちゃいますね」と言われるほど。赤ちゃんはほどなくして、ちゃんと泣きだすようになった。ひとまず安心した。

Hello World! My Daughter

妻は妊娠がわかってから、いろんな生活上の制約に耐えて、ここまでがんばってくれた。妊娠初期の2月に道後温泉に一緒に行った段階で、(妊婦にはよくないという)まぐろには手を出さず、温泉にも入らず、もちろんお酒も飲まず、ストイックな生活を続けた。飛行機にのるのもどうしようか迷い、結局道後には行くことにしたが、かなり行動は慎重にしていた。しかし結果的には、つわりもほとんどなく、途中で大きく体調を崩すこともなく、直前までFacebookに発言するほどに元気だったように思う。

もちろんこれからがまた大変なのだけど、ひとまず無事、元気な子を生んでくれたことに感謝。かつ彼女の人間としてのパワーに、女性としてのパワーに、正直あらためて感服した。

出産後、病院から帰る前にあらためて、しみじみと、「うん、良かったね」と二人で再度確認。彼女の安堵する表情に、長きにわたって背負ってきたプレッシャーの重さを感じた。

泣いたり泣き止んだりライフ始めました

「基本的にみんな同じ顔」といわれる一戸家。家族写真を見せるとそう言われることが多い。最近は妻と私も似ていると言われるようになった。後天的にも似てくる要素が何かあるのかもしれない。女の子は父親に似るという。と考えると、父親の要素をある程度引き継いでしまうのだろう。

職業柄、学生を含めて、人に会うことは多い。こうして娘が生まれてみると、女性の「輝き」についても、これまで会った人たちの様子から、思うところはいろいろある。「天は二物を与えた」かのような才色兼備の女性にもお会いすることはあるが、むしろ多くの魅力的な女性は、「知」が「美」を補完したり、「美」が「知」を補完していたりしている。もちろん、他人には見えないところで、努力していることもあるはず。どちらかというと、こうした二物を与えられていないのに輝いている人たちをロールモデルとして、希望を持って進んでいってほしいなあと思う。まずはベースとなる家庭環境の安定が大事になるはずなので、これまで以上に自分自身の精神の安定と充実した家族との時間を持つことができるよう、努力していこう。