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家入候補、ハッシュタグで募集した意見から120の政策を発表

かつてリベラル系の政治家の選挙演説で、「しなやか」という言葉がよく使われた。あれは今でもどういう意味で言っていたのか、正確にはよくわからない。保守の強面・マッチョなイメージと対極にある、やわらかいイメージのことを語っているのだということは、なんとなくわかるのだが。

辞書的には、1)柔軟で,弾力に富んでいるさま。よくしなうさま。2)動作・態度に角張ったところがなく,なよやかなさま。たおやかで優美なさま。ということになるようだ。

しなやか とは – コトバンク

東京都知事選の終盤で、家入一真さんは、#ぼくらの政策 でFacebookやTwitterを通じて募集した政策から120の政策を決定し、発表した。

家入一真(いえいりかずま)東京都知事選立候補者 120政策決定

ieiri

都知事選当選に必要な票数は多いので、家入さんが当選するのはかなり困難だと思うが、たとえ落選したとしても、これを発表したことが、社会的には十分な成果ではないかと思う。彼はあらかじめ公約なるものを決めることをほとんどせず(「居場所を作る」ということは言っていた)、未来像をみんなで出し合って、それを政策としてまとめるというプロセスを「可視化」してみせた。どこまでガラス張りで作られたといえるかは、よく見てみないとわからないが、多くの人々のハッシュタグ付き投稿から、賛同できるものをピックアップしたということだろう(どのアカウントのTweetの意見を取り入れたかも、可能な限り明示されている)。

「子育て福祉をしっかりやります」「防災対策に力を入れます」、というような言葉を連呼する政治家は多い。実際には何をやるのか、演説ではよくわからない。また有権者の側も、「しっかりやってくれ。よろしく」と考えるか、関心がないか、いずれにしてもそれ以上深く突っ込むつもりがない人たちがほとんどであった(そして「ネット選挙運動」が禁止されていたため、ソーシャルを通じた「突っ込み」も不可能であった)。実際には、支持団体の意向というのが、それなりに政治家の言動を左右してはいるのだが、これまでそれは表には見えなかった。

家入さんの背後に、支持団体っぽいものが何もない、と考えるのはナイーブすぎるかもしれない。しかしながら、ソーシャルメディアを使って、ボトムアップで政策を作り、そのプロセスを「見える化」し、できあがった制作の束を背負って当選を目指すというスタイルが、可能だということは、はっきり見えてきた。少なくとも政策形成プロセスは透明であるように見える。これで思い出したのが、冒頭に出した「しなやか」という言葉。「しなやか」という言葉は、もうすでに手垢がついていて陳腐だが、柔軟さという意味でいうならば、このような政策形成こそ、よっぽど「しなやか」ではないかという気がしてくる。選挙演説でワンフレーズを連呼する人たちは、リベラルだろうと保守だろうと、ちっとも「しなやか」ではない。

今後こういうボトムアップで政策を選択する政治家が選ばれるべきと考えるか、自分や党が決定した政策を掲げる政治家が選ばれるべきと考えるか。首長の場合には、一人で判断・決断する場面があるわけで、ボトムアップ型の候補者は必ずしも歓迎されないのかもしれない。しかし、議員の場合には、党が政策を作るのではなく、ソーシャルから吸い上げた意見から政策を形成し、そこに類似性のある人達が、離合集散して会派を形成するというような形が、ひょっとしたらできてくるのかもしれない。そんな期待を抱かせるような現象であるように思う。

この現象の面白さが、どこまで票に現れるのか。政策の発表に際して、家入さんがFacebookで出していたメッセージも面白かった。固定電話世代の世論調査と、ネットの民意のギャップが、実際の投票結果にどのように現れるのか。この点も注目したいところだ。

この表を見てください。20代30代40代が動けば時代が変わるんです。どうせ舛添さんだろ、どうせ細川さん宇都宮さんだろ。そう思う方々も多いと思います。でも、もし僕らが動かなくても既定路線がそうなのであれば、僕に賭けて一票入れてみませんか

メディアが報じる予想票数。あれ、固定電話で調査してんだよ笑。僕らの周りはどれだけ固定電話持ってるんだろう。持ってないよね。ネットの民意、若者の民意を見せつけてビビらせてやろう。5人の友達に、それぞれ5人ずつ紹介してと伝えてください。

猪瀬都知事のTweetが止まっている件で、毎日新聞にコメント

12月7日、毎日新聞夕刊にて、下記の記事にコメントした(最近毎日はサイトをリニューアルしたので、過去記事は登録しないと読めない状態になっている)。

猪瀬都知事:ツイッター知事、一転沈黙 「5000万円」発覚以降- 毎日新聞

ソーシャルメディアに詳しい一戸信哉・敬和学園大准教授(情報法)は「企業の場合、情報をオープンにした上で謝罪すべきは謝罪し、反論すべきは反論すると、批判が収まりやすい。黙っているのも一つの方法だが、影響力とこれまでの利用頻度を考えれば、フォロワーと真摯(しんし)に向き合い、5000万円問題の説明を尽くしてもいいのではないか」と指摘する。

きわめて積極的にTwitterを活用し、庁内でも積極的なTwitter利用を促進していた猪瀬知事が、5000万円問題発覚以降、パタリとTwitterをやめたという話についてだ。「これまでソーシャルメディアの積極利用をさんざん言ってきたのに、立場が弱くなると沈黙するというのはどうか」という立場で、記者の方からはご連絡があった。一般的には、「逆風」の状態でどのように毅然と対応できるかというのは、相当気を使って対応すべきところであり、企業の中でも組織的にうまく対応できるところもあるが、うまくできないところもある。猪瀬知事に関しては、そこまで組織的に対応できる状況にないのであるから、沈黙するのはやむをえないのだろうなあというのが、率直な感想であった。ただ一般的には、「きちんと疑問には答えるべきだ」という面はあるので、そのようにもお話ししたところ、この批判的な部分がコメントとして採用された形。私が言ったことではあるのだけど、力点をおいてお話ししたのはそこではない(私の力点とはやや違うところのコメントを引くだろうと思ったので、記者の方に不満があるわけではない)。

今回のような「逆風」下で、組織的に対応できる個人は、政治家でも非常に少ないだろう。また、雄弁な「発言者」であっても、現在の猪瀬さんのような状況では、うまく防衛できないということはあるのだと思う。たしかに「説明責任」という意味では、せっかくのチャンネルを活かすべきだということではあるのだが、もはやそういうフェーズにはなく、適切なフレーズを弁護士と相談しながら最小限しゃべる、ということになっているようにも見えるわけで、その一環としてTwitterでの発言も控えているということではないかと。

新潟日報モア「新潟ソーシャル時評」:Twitterアカウントから、政治家のこれまでの「実績」を確認

参院選公示前後から、「新潟ソーシャル時評」には、「ネット選挙関係」の記事をいくつか書いた。こちらは公示直前に、党首なりすましアカウントがいろいろ見つかったという報道について書いたもの。

そんなのに引っかかる人はあんまりいないと思うので、もう少し候補者のこれまでの取り組みをしっかり見るための手段として、ソーシャルメディアを活用する方法を、広めたほうがいいのではと提言したつもり。

User Chart

Twitterアカウントから、政治家のこれまでの「実績」を確認|ソーシャル編集委員 一戸信哉「新潟ソーシャル時評」|モアブログ|新潟日報モア

公職選挙法が改正され、ネット選挙運動が解禁されたわけですが、「選挙運動」それ自体は、これまで通り公示後に始まります。ただこれまでと違って、注目を浴びる公示後にも、ウェブの更新が行われることになります。その結果、「政治活動」として区別されている、日頃の政治家の皆さんの活動実績、これに関する情報発信の姿勢が、あらためて明らかになります。「にわかTwitterユーザ」であるかどうかも、容易に明らかになります。ただし、このことをきちんと評価するためには、有権者である私たちが、候補者の皆さんのこれまでのネットでの「実績」を解析するさまざまな方法を、きちんと身につける必要もあるように思います。「偽アカウント」に騙されず、本物のアカウントの日頃の情報発信の態度までも評価できる有権者が、どれぐらい増えるのか。有権者のネットリテラシーが、今後問われることになります。

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新潟日報モア「新潟ソーシャル時評」:ラブラ2」に対するさまざまな反応

新潟日報モアに連載している「新潟ソーシャル時評」。その後Facebookページができたり、ソーシャルメディアボタンもうまく動くようになったので、こちらでの告知が止まっていた。すべての記事を紹介している余裕は無さそうだが、それなりに反応があったもの(ありそうなもの)を紹介するようにしたいと思う。

先月下旬に発表になった、新潟市万代の新しいビル「ラブラ2」については、ソーシャルでの反応を紹介しながら記事にした。

Bandai Bridge, Niigata, Japan

「ラブラ2」に対するさまざまな反応|ソーシャル編集委員 一戸信哉「新潟ソーシャル時評」|モアブログ|新潟日報モア

今回面白いなと思ったのは、

 

という反応。新潟に来てしまったブランドは、特別なものではなくなってしまう。わざわざ東京まで買いに行くものであってほしい。私はそのように理解しました。このユーザの声もまた、「全国行脚」をめぐる複雑な(?)人々の心をあらわしているように思います。

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対話しない公式アカウントは必要か:新潟県のSNS運用指針作成から

読売新聞によると、新潟県がSNS運用指針を作成するという。

Narazawa Shrine Festival, Iiyama, Nagano

新潟県、SNS運用指針作成へ…「炎上」防ぐ : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

新潟県は、部局や県職員がインターネット上のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使用する際の運用指針を作成する。組織として発信内容に責任を持つのが狙いで、今夏中にも庁内に周知徹底する。

 指針には、▽発信は庁内の部や課が主体となって行う▽発信内容は部や課で決める――ことなどが盛り込まれる予定で、県職員の勝手な運用や不用意な発信によってネット上のツイッターやフェイスブック(FB)などに批判が殺到する「炎上」や、県のイメージ低下などを未然に防ぐ。

はっきりとは書いていないが、文脈からすると、いわゆる「公式アカウント」「公式Facebookページ」の運用に関することのようだ。復興庁職員のTweet問題から、個人の発信を規制するという話になっていないのであれば、ひとまずは安心。しかし炎上を防ぐという観点からは、個人アカウントの動きも気になるだろう。

さて「公式」についてだが、「県職員の勝手な運用や不用意な発信」を防ぐため、「発信は庁内の部や課が主体となって行う」「発信内容は部や課で決める」といった指針を定めるようだ。たしかに担当者が1人で、本人の独断に全てをゆだねてしまうのはリスクが有るとは思う。ただ、それもまた、実効性があるかどうかはなんともいえない。というのも、情熱を持って、同じテンションでソーシャルメディアに取り組める人が、それぞれの部署に複数もいるとは、考えにくいからだ。もしそういう人が複数名用意できるのであれば、もっと利用が進んでいるような気もする。

ともあれ、「発信内容は部や課で決める」というのは、書き込む内容をすべて、部や課の単位で事前承認するということを意味するのだろうか?おそらく報道発表のようなものは、こうした形になっているのかもしれないが、TwitterやFacebookのようなメディアでもそれをやるのだろうか。やれないことはないだろうが、そこまで規制してしまうと、そもそもやる意味が薄れるように思う。過去に外務省のアカウントが、フィンランド大使館とうまく対話ができず、実はいちいち上司の許可が必要だったという話題があった。

朝日新聞デジタル:つぶやき交流、質問ごとに上司の許可 外務省、2問で完 – 政治

対話できないのであれば、通常のウェブページとあまり違いはないので、無理にソーシャルメディアを活用する必要はないのだが、対話するのであれば、いちいち「部や課で決め」てはいられない。ここに公式ソーシャルメディアの難しさがあるとは思うのだが、この問題を組織としてクリアする気がなく、「すべて組織的に決定してから発言する」というのでは、うまく運用することは難しいだろう。対話をしない公式アカウントは、よっぽどありがたい情報を提供してくれるのでなければ、決して支持されないと思う。現場に任せつつ統制も怠らない、という、絶妙なバランスを、きちんと考えるべきだ。Facebookページであれば、いちいち全部のコメントにはこたえないが、よいコメントにはいいねをおすとか、簡単なものには担当者が「電話応対」と同じようにどんどん答えていくというぐらいは、必要になるだろう。もちろん難しい問題については、組織的に対応できるようにしたほうがよい(組織内の調整をメールでやるのでは間に合わないので、即時性のあるメッセージングサービスやチャットは必要になるように思うが、、、ダメなんだろうなあ)。

おそらくこれは記者が想像して補完したのだと思うが、以下の様な記述もある。

ただ、今年5月、県村上地域振興局が山形県境の山「日本国にほんこく」(555メートル)の登頂者に記念の「日本国征服証明書」の発行を企画したところ、ネット上で「不適切だ」などと批判が広まり、同局が「登頂証明書」に急きょ名称変更するなど、ネット上では思わぬ批判が一気に広がる恐れがある。

この件を、村上地域振興局がソーシャルメディアで拡散したのかどうかは知らないが、これは「不用意な発言」の問題ではなく、「日本国征服証明書」の発行するという「企画」に対して向けられた批判だろう。こうした批判をうけないために、「発信内容は部や課で決める」というのであれば、批判されそうなことをソーシャルメディアでは発表しない、ということになってしまう。実際にはこの件は、ネット上ならばそんなに反対は強まらないような気がするので、ネットに拡散したほうがよかったのかもしれない。電話で批判するような人が出てきても、Facebookだとまた違う反応があったりして、担当者はむしろ励まされることもあるだろう。

個人的には、ソーシャルメディアの運用をコントロールするといっても限界があると思っている。最終的には組織の中で出来る限り信頼出来る対話力のある人を配置し、ある程度のチェックが働くようにした上で、運用していくよりほかないだろう。

「NAVER まとめ」の月間訪問者数、Twitterを抜く(ニールセン調べ)


ニールセンが2012年12月のインターネット視聴率データNielsen NetViewを発表、Naverまとめの1,300万人を突破し、1年間で2.3倍の伸びを見せていると発表している。

「NAVER まとめ」の月間訪問者数が1,300万人を突破 | ニュースリリース | ニールセン株式会社

2011年12月から2012年12月にかけての訪問者数の増加幅で見ると、「NAVER まとめ」は741万人増で昨今話題のFacebookを大きく上回り2012年に最も訪問者数を伸ばしたサイトとなりました。また、訪問者数自体もTwitterをわずかに上回る規模にまで拡大しています。

タイトルに書いたとおり、一番衝撃的なのは、月間の訪問者数が、Twitterを上回ったということ。1年間の増加幅では、Facebookを上回っているとも発表されている。

 

ただ、ユーザの「常駐」場所としてのNaverまとめが、Twitterを上回っているというわけではなく、以下のような解説がなされている。

「NAVER まとめ(matome.naver.com)」の訪問者に対する割合で見ると、直前に閲覧していたドメインでは yahoo.co.jp が46%、google.co.jp が28%、yahoo.co.jp、google.co.jpの2ドメインを合わせると71%となっており、検索から「NAVER まとめ」に訪れる人が大半を占めていることが分かります(「yahoo.co.jp」の99%が「search.yahoo.co.jp」)。

つまり、YahooやGoogleで検索した結果として、Naverまとめのページが表示され、そこを経由して、個別のページに飛んでいくという経路が確立されつつあるということのようだ。たしかに自分自身の体験としても、検索した結果として、Naverまとめのページを見ることは多い。かつて人力でディレクトリを作って一斉を風靡したYahooが、Google検索に敗れたが、検索と個別ページの間に、人力によるまとめページが入り込んでくるというのは、非常に興味深い現象だ。ニールセンの西村友博さんは「他サイトのコンテンツを束ねるだけでなく利用者がより自らの表現力を活かせるようにレイアウト機能の充実や画像やニュース提供サイトとの連携も強化」したということが、まとめの質を向上させる役割を果たしたという見方をしている。

最近は事件事故に関するニュースについても、非常に素早くまとめページが作られており、その中には、マスメディアであまり大きく報道されていないが、Twitterその他でユーザが「速報」したものをまとめたページも増えている。当然そうなれば、発信者やプラットフォームとならんで、「まとめ人」のまとめたことによる責任にも、ますます注目が集まってくるだろう。

利用者の世代としては、20~40代、13~15才で利用率が高いという分析も出ている。ハイティーンの比率が低いというのはよく理由がわからないが、中学生のリテラシーでは、公式の情報か区別せず、まとめページをクリックするという傾向があり、その意識が高校生になるとくぁわるということなのだろうか?20−40代では、30代以上が相対的にやや高いように見える。30代以上になると、「うそは自分で見抜く」という前提で、ユーザによるまとめ情報にアクセスするというのは、深読みし過ぎか。逆に50代以上になると、「非公式まとめ」への抵抗が強くなるせいか、数字が下がっている。世代別の「Naverまとめ」の利用率の背景については、もう少し考えてみる価値がありそうだ。

Posterous Spaces App

Posterousが4月末でサービス終了

「メールだけで設定も投稿もできるブログ」として、一世を風靡したPosterous。昨年Twitterに買収されていたが、4月でサービス終了とのこと。

Posterous Spaces App

Posterous Will Shut Down On April 30th, Co-Founder Garry Tan Launches Posthaven To Save Your Sites | TechCrunch

ブログへの参入障壁を下げ、ユーザ層を拡大するかと思われたが、TwitterやFacebookのような、よりシンプルなサービスが登場する中で、残念ながら埋もれてしまった。シンプルなブログ、という意味では、Tumblrが健闘しているのと対照的だ。Twitterがうまくサービスを育てられなかったと見るべきだろうか。

昨年4月にTwitterが買収した時の記事によれば、PathあるいはLineのような、よりパーソナルな利用を志向して「Posterous Spaces」というサービス名称に変更したということのようだ。

一世を風靡したPosterous、ついにはTwitter傘下へ

Tumblrと争っていた時代、Posterousはコンテンツアップロードにメールによる方法や各種ウェブアプリケーションを用意するなど、更新の手軽さが評判でもあった。しかしニューヨーク発のTumblrほどに利用者を惹きつけることができず、また初期にファウンダーとして活躍したGarry TanはY Combinatorにより良い職をみつけて去ってしまい、結局Y Combinatorの方でパートナーになった。Posterousは方向性を模索して、昨年には友人や家族とプライベートに情報をシェアすることのできるSpacesというサービスの提供を開始していた。

すでにサードパーティの移行ツールとして、JustMigrateが発表されている。

4月30日のPosterous閉鎖を前に、Tumlbrへ記事を移行するJustMigrateがサービス開始

Posterous | ICHINOHE Blog

Bryant Park, late Apr 2009 - 21

Twitterがサイバー攻撃を受け、25万人のユーザ情報にアクセスされた可能性

Twitterが、大規模なサイバー攻撃を受けて、一部のユーザ情報にアクセスされたと発表した。該当アカウントのパスワードはリセットしてセッションIDを破棄、ユーザにはパスワード新規作成の案内が送られたようだ。

Bryant Park, late Apr 2009 - 21

by Ed Yourdon.

Twitterブログ: より安全にご利用いただくために

今週、Twitterは通常とは異なるアクセスパターンがあり、調べてみるとTwitterのユーザーデータへのアクセスのようでした。行われていた攻撃は止めたのですが、調査の結果、ユーザー名、メールアドレス、セッションIDや暗号化されたパスワードなど、約25万人のユーザー情報にアクセスされた可能性があります。

該当するアカウントにはTwitterからパスワードのリセットをかけ、セッションIDの破棄をしました。この該当アカウントに含まれているユーザーの方々には、Twitterからパスワードの新規作成のご案内をお送りしています。ログイン時にこれまでのパスワードはご利用いただけません。

Twitterはこれを機に、より複雑なパスワードの設定を呼びかけている。ユーザIDが公開されているというのも、防御の難しさを助長しているという意見もあった。たしかにそうだ。しかし一方で、複数の複雑なパスワードを把握しておくというのは、ヘビーユーザでも簡単ではないし、ライトユーザであれば、ほとんど不可能だ。もちろんパスワードマネージャなどを使うという方法もあるが、そろそろ抜本的な対策を考えるべき時が来ているように感じる。

Twitter、25万人のパスワードを含む個人情報漏えいの可能性 – ITmedia ニュース

Waiting for A Wish

日本の「あけおめ」Tweetが世界新記録を更新


新年の「あけおめ」メールでの通信障害の可能性が懸念され、LINEからもWi-Fiからの利用が呼びかけられていた2013年の年明け、新記録はTwitterで達成されていた。

Waiting for A Wish

By yuki_september

Twitter、新年にツイート記録更新 “あけおめ”1秒間に3万3388ツイート – ITmedia ニュース

Twitterによると、日本で新年を迎えた際の1秒間当たりのツイート数(TPS)が最高3万3388となり、2011年12月に「バルス」で記録したTPSを8000以上上回って新記録になったという。
(中略)
 これまで記録は11年12月4日、「天空の城ラピュタ」がテレビ放送された際、「バルス」と唱えるシーンでの2万5088TPSが最高だった。

2011年12月の「天空の城ラピュタ」放映の際には、Twitterのサーバがダウンして「クジラ」が登場したが、2013年の新年は安定稼働しつつ、新記録を達成したようだ。それにしても、日本人の結束力というか集団心理というか、年明けに一斉にTweetするという足並みの揃い方、どうしてこうも他国を圧倒してしまうのだろうか。

2012 Year on Twitter

Twitterで振り返る「2012 Year on Twitter」


2012年を振り返るコンテンツが今日一気に出てきた。まずはTwitter。ハッシュタグをベースに、写真と音楽で静かに2012年を振り返っている。

2012 Year on Twitter

米国の文脈なので、日本人には必ずしも自明でないあ事柄も出てくる。Buzztterのデータなどで、日本版もできたらいいと思うのだが。

【追記】同名のタイトルで、ページもできていた。こちらは言語別の設定が可能で、今年最も注目されたTweet(ゴールデンツイート)などについて、日本語のものも表示されている。