タグ別アーカイブ: Tumblr

コンテンツプラットフォーム「note」は、課金できるスマートなサービスとして定着するか?

4月にスタートした新しいサービス「note」が、1ヶ月で順調に注目を集めているという記事が出ています。

ピースオブケイクが運営する個人向けのメディアプラットフォーム「note(ノート)」が、2014年4月のリリースから1か月で、2,000万ページビュー、100万ユニークユーザーを達成した。

ピースオブケイク「note」、リリースから1か月で2,000万PV/100万UU達成 (1/1):MarkeZine(マーケジン)

2,000万ページビュー、100万ユニークユーザーをどのように評価していいのかはよくわかりませんが、生まれたてのサービスとしては、破格の数字であるとは思います。私もアカウントだけ取って、そのままにしてあったのですが、いくつか記事を投稿してみました。

Shinya ICHINOHE (shinyai)|note

noteは、Twitterと同じタイミングでスタートし、英語圏で現在も一定の支持を得ているTumblrというサービスに似ているという印象です。
トーク、イメージ、テキスト、サウンド、ムービーというコンテンツを指定し、ドラッグアンドドロップなどのわかりやすいUIで簡単に投稿できるという仕掛けは、同様のシンプルさでブログに代わる存在として支持を集めている、Tumblrと非常に似ています。従来のブログの考え方と異なり、Twitterのようなフォローが可能で、個別のコンテンツに対して「スキ」をつけることができるという、Tumblrに似たSNSライクな仕掛けも導入されています。

ただし、コンテンツ課金を柔軟にできるというところが、Tumblrと大きく異なる点です。ピースオブケイクCEO 加藤貞顕さんは、インタビューで以下のように答えています。

加藤 noteは、個人向けのメディアプラットフォームです。見た目はちょっとTumblrに似ていて、トークノートはつぶやきに近い感じなんですが、5種類のコンテンツを簡単に投稿することができます。もちろんタダで見せる(公開する)ことができて、フォローでつながり、コメントもできて、「スキ」を付けることもできます。で、noteの特徴は、「ここからは課金されるというライン」を、コンテンツの好きな位置に引けるんです。たとえば、そのラインを一番下に引いたら、実際はすべての内容がタダで読めるから、もはや課金は“投げ銭”として使ってるということになります。

ASCII.jp:メディアプラットフォーム「note」の作り方(前編)

いまのところは、過去に書いた記事などのコンテンツを、有料コンテンツして販売してみて、模様眺めをしている人が多いようです。かつて苦労して書いたコンテンツに、今になってお金を払ってくれる方がいるというのも、たしかに励みになりますね。

「柔軟」なコンテンツ課金というのは2つの意味があります。一つは、上の引用にある通り、「ここから有料」というラインを自分で決められるということです。すべてタダで読めるけれども、「投げ銭」として課金システムを使うことも可能です。もう一つは、値段を日によって変えられるということです。たとえば、最初の10人までは無料で、10個スキがついたらそこからは有料といったことも可能です。じゃあ最初の10人までの誰かが、コピーして投稿してしまったらどうなるかとか、厳密に言えば課題もなくはないのですが、そこまでがっちり固めなくとも、コンテンツへの支持を示してもらうための仕掛けとして「課金」という仕掛けを入れていると考えれば、いいのではないかと思います。

もともとピースオブケイクは「Cakes」という月額課金制のウェブサイトを運営していて、こちらはプロのコンテンツを読み放題にするという仕組みですが、Noteはプロ以外も参加できて課金もできる仕掛け。Cakesはかっちり編集された雑誌からのアナロジーで、Noteは単行本のイメージのようですが、いずれにしても2つは関連したものとして捉えられているようです。

―― cakesを作ったときに、すでにnoteの構想はあったんですか?

加藤 こういう方向性は考えていたんですよ。cakesを全部オープン化するとnoteになるんです。最初はcakesからnoteへと近づけていくことがしたかったんですけれど、noteはnoteでやりだして、そのうちに融合するっていう感じです。

 noteは「買える」っていうことが非常に新しいので、最初はそれだけに絞ったほうが良いと思っています。その代わり、使い勝手はものすごく簡単にしてあって、テキストノート(ブログにあたるもの)なんかは、エディタで書いて、画像を挿れたりして、公開とするとそれで無料で公開されます。有料にするなら、ペイウォールを表示する場所を決めて、ここ以降は100円とか、極限まで簡単にしています。みんながみんな、そんなにコンピューターに強いわけじゃないし、僕自身ブログがそんなに使いやすいと思ったことがなかったので。

ASCII.jp:メディアプラットフォーム「note」の作り方(前編)

加藤さんは「オカンでも使えるようにしなければ」という考えで、noteはかなり簡単に作ってあるそうです。たしかに非常に簡単ですが、「オカンでも使える」かどうかは、これからの普及の仕方で検証されるところでしょう(それぞれの「オカン」のスキル次第でもありますね)。

noteの課金システムは、受け手と送り手が、それぞれ気持ちよく、スマートに有料化対応できるように設計されていると感じます。ネットのコンテンツ課金は、「ウェブは無料」という受け手側の勝手な要求とどうしても衝突してしまいます。その「感覚」なるものが間違いだという主張は当然ありえます。ただ送り手の側も実は、無料でもいいからぜひ見てほしいなあという気持ちと、でも食えるようにそれなりにお金はいただきたいという気持ちでせめぎあっていることが多いのではないでしょうか。しかし有料化すると急に感じ悪く見えてしまうというところがある。買い手の方では、物理的な存在ではない「データ」に対してお金を払うことに、抵抗を感じる人が多いでしょう。この岩盤を崩すのは大変です。この点、Noteは「投げ銭」にしてしまって、中身はすべて見えるけれども、よかったらお金を払ってくれという形にすることもできます。またなによりデザインがスタイリッシュで感覚的に操作できるというのも、売り手と買い手、双方の気持ちを溶かす効果がありそうです。

いしたにまさきさんは、noteでは、受け手と送り手、それぞれの立場でクリエイティブが刺激されると書いています。

noteをやっていると不思議な感覚にとらわれることがあって、それはECとは完全に異質のものです。
だれかがなにかを書くなどしてそれに値段をつけているのを見ている。これは、自分の目利きとしてのクリエイティブを刺激すると同時に書き手のクリエイティブへの刺激ともなっているわけです。

交換ノート17:noteは書き手と読み手のクリエイティブが交差する場所|いしたにまさき|note

テクノロジーを参入障壁と感じることなく、発信力のある人達が、受け手としても送り手としても刺激を受けて、すぐにその発信力を発揮するようになるという仕掛けが、うまく作用し、循環しているということでしょう。課金システムまで含めて、たしかに非常にわかりやすくできていると思います。

とはいえ、若者たちの会話に「note」という言葉が飛び交っているわけではないので、メディアプラットフォームとして成長していくには、これからいくつもの山を越えていく必要があるでしょう。有料コンテンツで実績を挙げていくのは大変です。

ブログ同様にコンテンツはバラして利用できますので、他のソーシャルメディア(今のところFacebookやTwitterと連携)ともつなげながら、少しずつ知名度をあげていくことになるのだと思います。ポイントになりそうなのは、一つは課金でしょうか。現在はクレジットカードのようですが、この裾野を広げつつ、しかしスマートに利用できるようにというのは、まずもって重要な点でしょう。それからもう一つはアプリ。インタビューでは、iOSだとアップルが課金した場合に30%抜いてしまうという話が出ていて、なかなか悩ましいところではありますが、少なくとも当面は、アプリがないとなかなかスマホからのアクセスは増えていかないように思います。

アスキーの記事、前編を読みきったところでプロフィールを見たら、加藤さんは新潟出身だとプロフィールに書いてありました。近くに新潟に来ていただいて、お話をうかがう機会を作りたいと、個人的には思っています。

(Yahoo!ニュース個人掲載記事を転載)

Flickrが大幅リニューアル:Proユーザ向けの容量限定なしプランは消滅、かと思われたが違った

Yahoo!が先日記事に書いたとおり、Tumblrを買収したが、同時にFlickrの大幅なリニューアルも発表した。

Yahoo、Flickr Proを廃止。広告嫌いとプロ向けに新たな有料版を提供 | TechCrunch Japan

Flickrが驚きのリニューアル―高解像度、新Androidアプリ、1TB無料ストレージなど | TechCrunch Japan

米Yahooが Flickr を全面リニューアル、無料で1TBまでアップロード可能に – Engadget Japanese

ホーム画面をはじめ、UIは一新され、タイル上に写真が表示される形式になった。FacebookやInstagramに似たデザインで、この点は概ね評価されているのではないか。

New Flickr

一方有料/無料のアカウントについては大幅な変更が加えられた点については、賛否がわかれそうだ。無料ユーザについては、これまで1カ月当たり300Mバイトまでしかアップロードできないといった制限があったのだが、これをほぼ全廃し、1Tバイトのクラウドストレージの容量を大幅に拡大した。有料・無料の区別は、広告表示の有無とStatsの表示だけの違いとなった。

サイズが自動的に修正されるとはいえ、無制限の容量が提供されているFacebookなどに大きく水を開けられており、これに追いつくための措置だろう。ライトユーザには歓迎されるはずで、ユーザの裾野を広げてくれる可能性が高い。日本語化はいまだ行われていないので、日本のカジュアルユーザが大量にここに流れ込むとは考えにくいが。

ただこの措置により、有料のPro会員の制度はほぼ意味を失った。12ヵ月24.95ドルで、無制限アップロード、無制限ストレージという権利を買い、Flickrをアーカイブとして使ってきたユーザにとっては、突如の容量制限ということになる。Flickrとしては、影響を受けるユーザはごく少数と見てこの措置をとったと考えられるが、少数とはいえ、長く利用してきた(しかも低迷が続いている間も離れなかった)ヘビーユーザの支持を失うという意味では、あまり好ましい状況とはいえまい。

New Flickr

一応追加499.99ドルを支払って、1テラバイトを使いするdoublrというサービスも出るようだが、無料のアカウントを複数作る煩わしさのために、年間500ドルを払うユーザがどれほどいるのか。

Flickrは、リアルタイムでの写真共有の流れには完全に乗り遅れた。結果、アーカイブとしての写真共有の拠点機能までも、FacebookやInstagramなどの他のサービスの知名度が上がりつつあるようにも思える。Flickrに残っているのは、高品位での写真共有・アーカイブ機能を望むユーザだけだったような気がする。このユーザ層が、今回の措置を契機に、離反してしまうことを覚悟の上で、Yahoo!としては、カジュアルユーザを取り込むための賭けに出たということだろう。

【追記】その後明らかになったのだが、既存のProユーザには配慮、有料のProアカウントの更新は可能で、保存容量も制限なしのまま使えることになった。これで自分を含めて、ヘビーユーザも残留することになるだろう。

Flickr が既存Proユーザーの処遇を説明、無制限ストレージのまま更新可能 – Engadget Japanese

一方、既存 Pro ユーザーへの対応は、短く書くと:

・従来のままの料金(年間25ドル)で今後も更新可能
・従来の Pro 特典だった無制限ストレージや広告フリーはそのまま
・従来の Pro のサイズ制限(一枚50MBまで、動画最大500MB)は、新 Free にあわせて1枚200MBまで、動画 1GBまでに拡大

つまり、既存 Pro ユーザーにとっては、更新するかぎり従来の特典とリニューアル後の拡大と両方の恩恵があります。

Yahoo!がTumblrを11億ドルで買収

うわさになっていたYahoo!によるTumblr買収が決まったようだ。

Tumblr

米Yahoo、Tumblr を11億ドルで買収へ (WSJ)。米国で20日にメディアイベントを開催 – Engadget Japanese

うわさされていた米 Yahoo の Tumblr 買収が本決まりとなったようです。Wall Street Journal はリンク先の公式 Twitter アカウントで、Yahoo の取締役会が Tumblr をキャッシュ11億ドルで買収することを承認したと伝えています。

Wall Street JournalのTweet速報はこちら。

Tumblrは、Twitterと同時期にスタートしたサービス。ともにマイクロブログと呼ばれ、ブログの次の世代のサービスとして、Twitterとして注目された。その後Twitterが、「今何してる?」を共有するリアルタイムウェブの象徴として普及していくなか、Tumblrは地味な存在のままであったが、徐々にユーザ数は増えていった。

Tumblrは、「スクラップブック」風に、写真やテキストの引用などを切り貼りしやすい。また、「Reblog」というTwitterでいうRTが最初から実装されていたので、日本人ユーザの間では、引用や写真が飛び交う使われ方が中心。「Tumblrはコンテンツを詰めた麻袋を武器に河川敷で殴り合ってるイメージ(もちろん無言で)。」というたとえは、現在も健在だ。

一方英語圏では、シンプルかつ伝播性の高いブログとしての地位を確立しており、ポストブログの有力候補と目されている。

Yahoo!傘下に入ったサービスといえば、写真共有サービスのFlickrが有名。Flickrは以後、失速してしまい、FacebookやPicasaに追いまくられている感が否めないが、はたしてTumblrはどうなるか。昨年CEOとなった、Marissa Mayerの下、Flickrも徐々に改善されてきている。買収後のTumblrがどうなるかは、Yahoo!の今後を見据える上で、一つの試金石になりそうだ。

Posterous Spaces App

Posterousが4月末でサービス終了

「メールだけで設定も投稿もできるブログ」として、一世を風靡したPosterous。昨年Twitterに買収されていたが、4月でサービス終了とのこと。

Posterous Spaces App

Posterous Will Shut Down On April 30th, Co-Founder Garry Tan Launches Posthaven To Save Your Sites | TechCrunch

ブログへの参入障壁を下げ、ユーザ層を拡大するかと思われたが、TwitterやFacebookのような、よりシンプルなサービスが登場する中で、残念ながら埋もれてしまった。シンプルなブログ、という意味では、Tumblrが健闘しているのと対照的だ。Twitterがうまくサービスを育てられなかったと見るべきだろうか。

昨年4月にTwitterが買収した時の記事によれば、PathあるいはLineのような、よりパーソナルな利用を志向して「Posterous Spaces」というサービス名称に変更したということのようだ。

一世を風靡したPosterous、ついにはTwitter傘下へ

Tumblrと争っていた時代、Posterousはコンテンツアップロードにメールによる方法や各種ウェブアプリケーションを用意するなど、更新の手軽さが評判でもあった。しかしニューヨーク発のTumblrほどに利用者を惹きつけることができず、また初期にファウンダーとして活躍したGarry TanはY Combinatorにより良い職をみつけて去ってしまい、結局Y Combinatorの方でパートナーになった。Posterousは方向性を模索して、昨年には友人や家族とプライベートに情報をシェアすることのできるSpacesというサービスの提供を開始していた。

すでにサードパーティの移行ツールとして、JustMigrateが発表されている。

4月30日のPosterous閉鎖を前に、Tumlbrへ記事を移行するJustMigrateがサービス開始

Posterous | ICHINOHE Blog

Naritasan Shinshoji 01 成田山新勝寺

安全ちゃん「密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女!」

Tumblrから流れてきた連載記事。「全世界の安全の祈願と、貧困ガールの蜂起を呼びかけるべく08年よりインターネットでの活動」する安全ちゃんが、成田山新勝寺での断食に挑戦するレポート。すばらしい表現力で、「断食」という未知の世界で苦闘するさまを、見事に表現している。

Naritasan Shinshoji 01 成田山新勝寺

Webマガジン幻冬舎: 安全ちゃんの傾国女子修行! 第1回: 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! その1

修行中は境内の外へは一歩も出られず、買い物も禁止。更に携帯電話、パソコン、ラジオ等の持ち込みも厳禁なのだという。移動の自由が存在しないだけでなく、外界からの情報をまで遮断されるという、囚人並のストイックさに思わず戦慄。特に不安なのは、ネット環境を絶たれてしまうこと。私は病的なインターネット依存症であり、数日間のこととはいえ、断食のストレスに加えてネッ中症の禁断症状まで出たら発狂しかねない。不安のあまり「断食前には、体を慣らすために3日前からの減食が必要」との説明中、思わず「減インターネットも必要ありますか」と聞きそうに……。
 熟慮の結果、3泊4日の断食にチャレンジすることに。事前の減食では、3日前からお粥だけの食事に切り替え、徐々に量を減らしていく必要があるのだそう。白くてドロドロした液体だけで三日も過ごさなければいけないなんて、嫁入り前の女としては考えるだけで憂鬱……。しかしよく考えると、嫁入り前にこそ白くてドロドロした液体に慣れておくべきという気も?
 というわけで、ここは前向きに、花嫁修業だと思って白くてドロドロした液体を摂取しまくろうと決意。とはいえ、もともとお粥嫌いというわけではないので、減食中お粥オンリーの食事を強いられることについては特に問題はなかった。減食期間中問題だったのは、とにかく減インターネットで、ネット断ちどころか、なぜかネットゲームのアカウントを八年ぶりに再取得し、死者を操るダークフォースの使い手として八面六臂の活躍を遂げてしまった……。私はいったいなにをしているんだ!

Webマガジン幻冬舎: 安全ちゃんの傾国女子修行! 第2回: 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! その2

Webマガジン幻冬舎: 安全ちゃんの傾国女子修行! 第3回: 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! その3

第4回 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! 最終回|安全ちゃんの傾国女子修行!|Webマガジン幻冬舎

断食よりも「断インターネット」の方が辛いというのはよくわかる。自分もそうなるだろう。しかしそれは最初だけのようで、肉体、さらに精神にも、大きな負担になるのはやはり、口に入れるものを断つ方のようだ。

それにしても、断食を始めてから一日でかなり自我が弱体化し、かなり従順で慎み深い性格になった気がする。体が弱っているので動作も静かで丁寧だし、声も妖精のようなウィスパーボイスに変貌。断食道場に来たときは、弱々しくも奥ゆかしい修行者たちの、清楚な死霊さながらの雰囲気に圧倒されたものの、気が付けば私もすっかり死霊側の人間に……。イライラや怒りといったエネルギーを消耗しそうな感情も消えうせ、何か小言を言われても、ひたすら自分を責めるばかり。今誰かに「死ね」と言われたら、本当に死んでしまいそう……。

断食初心者は、歩くのも遅くなり、常に食べ物のことを考えてしまう。成田山は厳格な密教の寺だが、観光名所でもあるため、外出は禁じられていても、楽しく歩いているカップル、さらには、食べ物の匂いに容易に接触してしまう。

私の担当は裏山だ。裏山はなぜかカップルの散策スポットになっており、ところどころで愛という概念を全身で表現しているカップルたちが、公序良俗に反する刺激的なオーラを放っていて心身にダメージが蓄積する。今まで、女人禁制の霊山や宗教施設を見るたび「女がいるだけでくじけるような修行に意味はないのでは?」と修験ボーイズの心の弱さをバカにしていた報いが、今自分に返ってきている……。そして、道中になぜかウナギの看板がやたら多く、隙あらば「ウナギ屋 こちら→」などの甘言を弄して人心を惑わしてくるため、ウナギの魔に吸い込まれぬよう心を強く持たなければならなかった。

安全ちゃんのプロフィールには、動画「革命的オリーブ少女主義者同盟演説」が出てくる。2008年に公開されたこの動画に出ていたのが、安全ちゃんということのようだ。

大学時報 2012年9月号に寄稿しました。 #keiwa

大学時報2012年9月号に寄稿:敬和学園大学のソーシャルメディア利用について

「大学時報」という日本私立大学連盟が発行する雑誌に、敬和学園大学のソーシャルメディア利用に関する記事を書かせていただいた。「加盟校の幸福度ランキングアップ」というシリーズ。今回も、Facebookページの最有力校関西学院大学の井上さんと一緒に掲載していただいた。

大学時報 2012年9月号に寄稿しました。 #keiwa

表紙に出ている特集は「著作権法と大学教育における著作物利用」で、最近研究会で接点ができた河合理穂子さんも寄稿されていた。自分も「本業」でお声がかかるように努力せねばとは思ったが、大学の取り組みを大学を代表して書かせていただくというのも、大事な仕事ではある。

6月の地域科学研究会高等教育情報センターでお話させていただいたときと同様、敬和学園大学の取り組みは周到に行われたものというよりは、試行錯誤で進んできた体験をそのまま書いた。したがって体系的に役立つ知識とはいいがたく、まとまったノウハウの形になっているわけではない。とはいうものの、地方の大学が置かれた地位は大なり小なり共通するところがあるはず。

敬和学園大学は「大学界のアーリーアダプタ」として、Twitter, Facebookから、Flickr, Youtube, はてはTumblr, Pinterstまで、新しいウェブサービスに、広報担当者達が取り組んできた。ロケタッチでの取り組みは、最近広報担当者がブログに書いて、ロケタッチ担当者にも拾っていただいたようだ。

ロケタッチが楽しめるキャンパス – 敬和学園大学 新潟県新発田市にあるリベラル・アーツ大学

私達の体験が、他の加盟校の皆さんにもお役に立つものであることを願っている。

AndroidのInstagramアプリは、Flickrへの投稿ができない

Android用のInstagramを使い始めた学生に、そこからFlickrにも投稿できるよ、と言ったところ「ないですよ」という反応。少し調べてみたところ、Instagramからの同時投稿先は、Androidではまだ少ないということがわかった。

Android版 Instagram(インスタグラム) ダウンロードと使い方

今のところTwitter, Facebook, Foursquare, Tumblrの4つにしか対応していないようだ。iOS版では現在このほかに、mixi, email, Flickr, Posterousに対応している。

 

iftttを使えば、解消可能ではある。

ifttt / Dashboard

tumblr gear

Tumblrの定番アプリ「Tumblr Gear」が復活

「Tumblr x iPhone」な皆さんには定番のアプリ(しかも無料!)「Tumblr Gear」が帰って来た。

tumblr gear

by uka0310

App Store – tumblr gear

Tumblr GearはTumblrの閲覧→Reblog/Fav(スキ)が素早く行えるアプリで、Tumblrでの情報収集と拡散を日々行なっていたユーザにとっては必携のアプリだったのだが、しばらく「起動するすぐに落ちる」という悲しい障害に見まわれたままとなり、多くのTumblrユーザが悲しい日々を送っていた。

昨日ようやくこの不具合が解消されたアップデートが行われ、多くのTumblrユーザが小躍りしながら再びTumblrに回帰しているようだ。

使ってみるとわかるが、Tumblrの醍醐味である「Reblog」(TwitterでいうところのRetweet」)を非常にスムーズに行うことが出来るアプリなので、Tumblr上での情報拡散(Tumblrの場合には、引用や写真など、Twitterよりも情報量が多い)には非常に大きな役割を果たしている。スムーズなReblogを行うのに重要な設定が、「Preferences→Quick Reblog & Like」。Reblogする際にはコメントを付加することができるが、ここにチェックを入れると、コメントを入れる画面を出さず、1アクションでReblogを完了することができる。

Tumblr gear設定項目

Keiwastagram

敬和学園大学に関連するInstagram写真を集める「keiwastagram」

敬和学園大学に関連するInstagram写真を抽出する「Keiwastagram」というプロジェクトを試行することにした。仕組みは特別なものではなく、ハッシュタグ「#keiwa」の入った写真をInstagramから取り出すというもの(Flickrなどからも取り出せそうだが、今のところまだやっていない)。抽出した結果は、WordpressとTumblrに表示するようにした。

今月投稿された写真から、月間最優秀賞を選びたいと思う(できれば賞品も用意したい)。さらにできれば、年間優秀賞も。

Keiwastagram

keiwastagram | 敬和学園大学の日常を写真で切り取る(Wordpress版)

Keiwastagram

keiwastagram(Tumblr版)

仕組みは非常に単純なのだが、なかなかうまいこといかなかった。WordpressにFeedwordpressというプラグインを入れてみたのだが、うまく動かない。Instagramと直接連携するプラグインは、自分の写真を投稿するものはあるが、特定のタグから抽出するというタイプのものは見つからなかった。
WordPress › FeedWordPress « WordPress Plugins

ではTumblrに、と思ったが、以前使ってみたRSS Importrはサービスを終了していた。

で、諦めかけたところでみつけたのが、iftttというサービス。これについては改めて別のエントリーで紹介したいところだが、要するにソーシャルメディア間を縦横無尽に相互接続するツールだ。iftttで、Instagram上の「#keiwa」タグの入った写真を抽出し、とりあえずWordpressとTumblrで取り込むように設定することができた。

実際にはListagramなどのサービスでも、同じように検索結果を表示することは可能だ。

#keiwa | listagram

InstagramはAndroid版が出て、大学生にもじわりと浸透しつつあり、すぐにこのハッシュタグの仕掛けを理解してもらえるところまではいかないのだが、徐々に利用を広げていけそうな気がする。

大学生のソーシャルメディア利用は、Twitter、Facebookと普及する中で、いろいろと課題も表出してきている。当の学生たちの間でも、ITリテラシーの高い層は、課題を乗り越えてポジティブに利用できるようだが、そうではない学生は、ソーシャルメディアに対して過度に防衛的になったり、トラブルを起こしたり、激昂したり、落ち込んだりしているようだ。

これらに対して適切な対処法を学生たちに示すことは、もちろん大切なことなのだ。しかし、ソーシャルメディアを利用していない大人たちの、過剰な「ネット批判」が、ここから導き出されるのは何とかして避けたいもの。

「keiwastagram」は、こうした現状に対して、ソーシャルメディア利用に「共有」によるプラスの効果があることを示せるだろうか。一応しばらくは監視をするつもりだけど、よい投稿が大量にあって、多少のノイズがあっても目立たないぐらいの状態になってくれるとうれしい。

敬和関係者からの積極的な投稿を期待します。Instagramで写真を投稿する際に、「#keiwa」をつけてください。何がこのハッシュタグの範囲に入るべきなのかは、皆さんと利用しながら考えてみたいと思いますので、自分でこれには「#keiwa」をつけるべきと考える写真には、タグをつけてみてください。

【追記】このプロジェクトは、ニューヨーク市の「#lovenyc」プロジェクトからヒントを得ている。Instagramでも、なかなかの秀作が出てくる。

#lovenyc | listagram

ニューヨークのような大都市ではなくとも、人々の熱意があれば、小さいなりに似たようなことはできるはずで、新潟市なり新発田市なり、意欲のある市町村がチャレンジしてみるのも面白いと思う。

Tumblr party photo booth

Gizmodoが「ブログは死んだ。これからはTumblrだ。」と宣言

Gizmodoが「ブログは死んだ。これからはTumblrだ。」というエントリーを発表した。

Tumblr party photo booth

Photo by Tom Purves.

ブログは死んだ。これからはTumblrだ。 : ギズモード・ジャパン

Tumblrがブログを完全に追い越すXデーがやってくると言う。
それは…、2012年10月12日だっ! ばばんっ!

Source: gizmodo.jp via Shinya on Pinterest

これは、Googleトレンドの検索数から割り出したもので、Tumblr時代を宣言するにはまだ時期尚早というべきだろうが、ブログに代わる、あるいは、ブログとしてのTumblrへの関心が 、高まってきているのは間違いないようだ。

残念ながら日本での知名度はまだまだ。だいぶ広まってきたとはいうものの、まだ知る人ぞ知る存在といったところか。先日何人かのゼミ学生に紹介してみたけれど、ほとんどが挫折してしまった。メニュー部分はかなり日本語化されたのだけど、まだまだ英語しかない部分もあるようで、ReblogなどTumblrの概念がまだわかっていないこともあいまって、「わかりにくい」という印象を持ったようだ。

Tumblr