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虚構新聞といえば、原発事故収束報道

虚構新聞に釣られた人々多数というので、虚構新聞の是非を論じてもしょうがないような気もする(問題がないとはいわないが、、、。)が、ともあれいろいろな意見が出ている。昨日は、虚構新聞の作者だとするブロガーが更新の一時停止を宣言する一方、虚構新聞公式Twitterがこれを否定するなど、「虚構」界隈ならではのやりとりが行われた。

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by Yamashita Yohei

個人的には、虚構新聞だけでなく、bogusnewsにもがんばっていただきたいとも思う。いずれのサイトの記事も、ブックマークしたものが自分のTwitterに流れて、釣られている人をしばしば見かけていたので、たくさん釣られる人がこんなことが起こるのもやむをえないだろう。

批判の中には、「虚構」には「虚構」と(タイトルに)書いておけ、という意見もある。この意見を見て思ったのが、昨年12月に出た以下の記事。

野田首相、原発事故の収束を宣言

野田首相は16日、原子力災害対策本部で福島第一原発の事故収束に向けた「冷温停止状態(ステップ2)の達成」を宣言した。夕方の記者会見で首相は「発電所事故自体は収束に至ったと判断される」と述べ、ステップ2を終了したとの見解を示した。

原子炉の安定的冷却を目指したステップ1は7月に完了。ステップ2は来年1月中に終える予定だったが、「年内に完了させる」との国際公約に従い、今日の発表に至った。原発炉の温度は9月から100度を下回っているほか、放射性物質の飛散も減少しており、今後は除染や避難住民の帰還時期などの課題に進む。

実際に報じられた内容をそのまま「虚構」新聞に掲載し、報道された内容が「虚構」であると揶揄した素晴らしい記事で、多くの人々が喝采を送った。この記事のヘッダーには「虚構」を付けないほうがいいと思う。

ソーシャルメディアの裾野が広がれば、真顔で釣られて真顔で怒る人たちが、本当に釣られてしまって右往左往するような場面は、実際にも起こるだろう。したがってパロディサイトを作る人達は、社会的影響力をある程度考慮する必要はあるのだと思う。

bogusnews : ボーガスニュース

けつのあなカラーボーイ 【お詫び】虚構新聞の更新を一時停止します。大きくなりすぎました。

BBC NEWS | UK | Call for legal copying of own CDs

こうやってブログを書き始めると、自分の勉強不足を自覚する。
それはそれでいいことなのだろう。

リンク: BBC NEWS | UK | Call for legal copying of own CDs.

自己所有のCDやDVDを複製することを、法的に承認すること。著作権の保護期間を延長しないこと。がこのレポートの趣旨。

前者について、英国では、私的使用のための複製(そういう書き方ではないと思うが)が認められていないということだろうか?この記事によると、日々英国民の多くが著作権侵害を繰り返している、そうなのだが。こちらをみたほうが良さそうだ。

http://www.ippr.org.uk/pressreleases/?id=2404

Current intellectual property law provides the owner of copyright in a
work with the exclusive right to copy it ‘in any material form’. While
exceptions to copyright do exist, for example copying for the purposes
of research, reporting or parody, these apply only in special
circumstances and only where a ‘reasonable proportion’ of the work is
copied. What constitutes a reasonable proportion is not defined;
however, it is not taken to cover copying a work in its entirety. The
UK’s exceptions to copyright – so called ‘fair dealing’ provisions – do
not include a private right to copy.

(中略)

The EU Copyright Directive gives scope to introduce a private right to
copy: Article (38) Member States should be allowed to provide for an
exception or limitation to the reproduction right for certain types of
reproduction of audio, visual and audiovisual material for private use,
accompanied by fair compensation.

というわけで、英国著作権法では、著作物を丸ごとコピーするのは、私的使用のための複製として許容されないということになる。英国発のLast FMは、自分でCDからコピーしたか、あるいはダウンロードした音楽ファイルのプレイリストを、みんなに晒してシェアしている。自分で買ったものかどうかはバレないの?という項目がFAQにあったが、自分で買ってても、このレポートにしたがうなら、UKでは法的に許容されないということになる。

なので、「private right to copyを著作権法に含めろ」と、話としては納得だが、ほんとにそうなっていたのか。ノーマークだったのでちょっとびっくりでがっくり。UKがそうだとすると、コモンウェルスの他の国もそうなっているのだろう。

追記:日本語にフォロー記事がITmediaに出た。

リンク: ITmedia
News:「私的利用目的での複製を合法化せよ」――英シンクタンクが主張
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