タグ別アーカイブ: mixi

mixiがフォトブックアプリ「ノハナ(nohana)」を開始

mixiがmixiフォトをフォトブックにするサービスを始めたか、と思ったら違った。SNSとは全く別に、フォトブックアプリ「ノハナ」をスタートさせる。

ミクシィ「毎月1冊無料」でフォトブック参入、新規事業第3弾の勝算 -INTERNET Watch

スマートフォンで撮影した写真をオンライン上に投稿し、限定したユーザーと写真を共有したり、それらをフォトブックとして注文できる。送料90円を支払えば、毎月1冊無料で自宅に届く。2冊目以降は1冊525円。注文金額1000円以上で送料は無料。

一冊だと送料90円のみ。2冊だと525円+送料。3冊だと1050円で送料は無料。ということになる(ので、送料含めて完全に無料にはならない)。

mixiに残されたブランドイメージは、「ファミリーフレンドリー」ぐらいしかないのだけど、かつて実名主義を放棄していた頃は、「出会い系」の危ない雰囲気だったわけで、実態に即しているのかはなんとも言えない。むしろ単に過疎化した結果なのかもしれない。ではあるのだけれども、もし「ファミリーフレンドリー」な、入会前の「お花畑」のイメージがまだ残っているのだとすれば、それを最大限に生かしつつ、SNS本体とは離れてサービスを展開するというのは、自分たちの現在の立場に即したよいサービスになるのではないか。

問題は2つ。一つは、他の追随を許さないというほど、複雑なサービスではない点。これでうまくいくなら、他のサービスがどんどん出てくるだろう。もう一つは、マネタイズ。実際のところ、何冊も作って、おじいちゃんおばあちゃんにも送るようなクオリティの本になるのかどうか。一方上位サービスとして、もうちょっとお高め(カット数50枚程度で、料金は2~3万円程度)の「プライベート撮影サービス」が考えられている。まあプライベートカメラマンとしては安いのかもしれないけど、フォトブックの作成の値段とプライベートカメラマンの値段との間に、ちょっと開きがありすぎるし、全国には派遣できないのだろうから、この上位サービスを広げていくのもなかなか大変だろうという気がする。

ともあれ、mixiが新しい軸を作ろうという動きの第一歩であり、今後に注目したい。

jumping again 2009

mixi、「足あと」のリアルタイム更新を復活へ

mixiのかつての特徴であった「足あと」が、試験的に復活すると発表された。

jumping again 2009

by eviemaedavid.

mixi「足あと」リアルタイム更新を試験的に復活 「ユーザーファースト」徹底 (ITmedia ニュース) – Yahoo!ニュース

ミクシィは10月9日、今後の方針についてユーザーに説明するページを笠原健治社長名で公開した。ユーザーの意見や要望を迅速に「mixi」サービスに反映させる「ユーザーファースト」を掲げ、「足あと」機能の改変後に要望が多かったというリアルタイム表示を試験的に提供するなど、mixiの利便性向上に取り組むとしている。

 笠原社長が8月に表明した「ユーザーファースト」方針をmixiユーザー向けに改めて説明。運営体制を刷新し、「つぶやき(mixiボイス)」や「日記」「コミュニティ」など機能ごとに少人数のユニットを組み、各機能の企画や開発、運用はユニットが独自に判断する仕組みとし、機能ごとの改善を迅速に行えるようにした。

 改善の一環として、「訪問者(足あと)」サービスで「リアルタイム表示」機能の試験提供を来年1月までに行う。サービス開始時から実装されていた同機能は昨年6月にリニューアルし、ユーザーページを1週間に訪れた人をまとめて翌週に表示する方式に変更。だがリアルタイムに残された「足あと」を交流に活用していたユーザーからの反発も多く、その後更新頻度を短縮し、4月には前日の訪問者を翌日にまとめて表示できるようにしていた。

 リアルタイム機能の試験提供で、以前の足あと機能が事実上復活することになる。ユーザーからの要望が多かったといい、今後は以前の「足あと」機能の一部や新機能を段階的に提供するとしている。

私の観測範囲では、「今さら」というコメントが複数見受けられた。それだけ「足あと」の廃止をきっかけに、mixiを離れたユーザが多かったということだろう。今回の「足あと」の復活は、「ユーザーファースト」を徹底するという方針から出ているとのことだが、「足あと」の廃止は「ユーザーファースト」で決められたのではなかったのか。「足あと」は、訪問してきたユーザがわかる機能で、mixi上での交流を促進する主要な機能だったが、一方で「足あと」をつけるだけでコメントをつけない「踏み逃げ」「読み逃げ」がよくないこととされ、何かコメントを付けなければならないという圧力をうみ、結果「mixi疲れ」なる現象を招いた。この声に答えて、「足あと」は廃止されたのではないか。しかし実際には、多くのユーザはむしろ「足あと」の有効性を認めていたので、「足あと」の廃止は反発を招いたのだろう。

つまりmixiはユーザの意向を無視したと言うよりは、大勢の向かっている先を読み違えただけではなかろうか。さて、だとするならば、この「足あと」の復活は、どこまでこの先のトレンドを見据えたものといえるのか。それはよくわからないが、遅きに失したというのは、間違いないだろう。

LINEの登録ユーザ数が6000万人に

LINEの勢いが止まらない。NHNが、LINEの登録ユーザ数が、世界6000万人、国内2800万人に達したと発表した。

 

「LINE」、登録ユーザー数が6,000万人を突破 | プレスリリース・お知らせ – NAVERプレスセンター

7月26日に登録ユーザー数世界5,000万人・国内2,300万人を達成以降も、引き続き3週間に500万人以上のペースで堅調に利用者数を伸ばしています。8月17日には、新たにBlackBerry端末に対応したほか、9月3日にはKDDI株式会社が運営するスマートフォン向けサービス「auスマートパス」でLINEの提供を開始するなど、様々なOS/デバイスへの対応強化やキャリアとの連携によって、更なるユーザーの獲得・利用促進に繋がっています。

また、本格的な事業化・プラットフォーム化の一環として、8月21日に株式会社マガジンハウスおよび外部コンテンツパートナー提供によるコンテンツを含めた「LINE占い」をAndroid版にて先行公開し、併せてLINEが提供する有料コンテンツを購入・利用することができる仮想通貨「LINEコイン」を導入。続けて8月22日には株式会社リクルートが運営している「ホットペッパーグルメ」と連携した「LINEクーポン」をiPhone・Android版で同時公開するなど、外部コンテンツパートナー協力のもとコンテンツ拡充を進めています。このほか、有料版スタンプを販売する「スタンプショップ」の売り上げが8月単月で3億円を突破するなど、コンテンツ課金収入も順調に伸びています。

外出中に聞こえてくる会話でも「LINE」という言葉を聞くことが増えてきた。2300万という数字は登録ユーザ数でみると、まだmixiよりも下だが、すっかり静かになってしまったmixiとの比較でいうと、たぶんアクティブユーザ数は逆転している可能性が高いし、登録ユーザ数で逆転するヒモ近そうだ。

mixiのユーザー数と「アクティブ」ユーザー数推移をグラフ化してみる(2012年3月分対応版)(Garbagenews.com) – livedoor ニュース

日本国内に限れば、あとはFacebookとの関係がどうなるかだろう。今のところはある種の「住み分け」があり、当面共存可能が可能だろう。イマイチ盛り上がっていないLINEの「タイムライン」は、Facebookとバッティングするけれども、この部分がどのように推移するかが見どころ。Facebookはパーソナルメッセージの領域、つまりメールの代わりとしては、それなりに機能しているが、ライトユーザを含む幅広い範囲での連絡手段としては、LINEに当面分がありそうだ。

Social Media Revolution in Japan

日本のソーシャルメディア事情を動画で紹介する「Social Media Revolution in Japan」

現代社会のめまぐるしい変化、とりわけ、情報技術の発展に伴う現代社会、現代人のライフスタイルの変化を、数値で次々に訴えかける映像シリーズ。有名なのが、「Do you know?(バージョン番号)」シリーズ(2.0から毎年発表され、5.0ぐらいまではあったと思う)や「Social Media Revolution」で、いずれもYoutubeでは人気コンテンツだ。

今日Wiredで紹介されているのは、この後者の日本版「Social Media Revolution in Japan」だ。

Social Media Revolution in Japan

ソーシャルメディアの日本での現状をまとめたヴィデオ「Social Media Revolution in Japan」が秀逸! « WIRED.jp

8月に行われた「ソーシャルメディアサミット in Kansai」のために制作された映像だそう。すでに公開されて1ヶ月ほど経つが、不覚にも全く気づいていなかった。

日本のソーシャルメディアユーザが、国民全体の40%、うち65%が発信者であるということから始まり、ニコニコ動画、初音ミク、mixi、Cookpad、アメーバピグ、食べログ、Pixivといった日本のサービスの現状が数字とともに紹介されている。またFacebookの登場により、実名での利用もじわじわと浸透してきている様子も出てくる。

最近のPinterestやLINEといった新しいサービスについては、今回紹介されていないが、日本のソーシャルメディア事情を知らない海外の人には大変興味深い映像だろう。もちろん日本人にとっても、ソーシャルメディアが社会にどの程度浸透してきているか、再認識するためのよい素材だといってよいだろう。

LINE's rapid growth

LINEはFacebookを目指す:「Hello, Friends in Tokyo 2012」で大きな転換を発表

7月3日渋谷ヒカリエにて、NHNジャパンが「Hello, Friends in Tokyo 2012」を開催した。あらかじめFacebook経由で予告されていて、非常に行きたかったが仕事でかなわなかった。参加者にはLINE人形が配られたようだが、発表も盛りだくさん、LINEの新しい方向性が示された。今後LINEはSNSとして変貌し、Facebookを目指すという。

「Facebookを超えたい」──SNS&ポータル化へチャレンジする「LINE」 – ITmedia ニュース

1.SNS化
タイムライン機能、マイページ機能を導入する。SNS的な機能を盛り込むということだろう。
2.LINE CHANNEL
ゲーム、音楽配信、ノベル、クーポンなどの配信を行うようだ。当然Facebook, gree, mixiなどと競合することになるだろう。
3.KDDIと提携
3大キャリアの一角と提携。何をするのか。記事を見る限りでは、まずはauスマートパス(アプリ利用放題のサービス)の一部として、特別版のLINEのをリリースして、限定スタンプを提供するようだ。

普及状況については、世界で4500万ユーザー、日本だけで2000万ユーザーという現状が発表されている。国内では、スマートフォンユーザーの44%以上がLINEを利用しているという。性別年代別では、19~24歳の女性が43%と大きい。若い女性に食い込んでいる。会社員が40.5%、学生が24.2%。

LINE's rapid growth

LINE登録ユーザー数が世界4,500万人・日本2,000万人を突破!― LINEは新しいステージへと進みます― : LINE公式ブログ

記事の中で舛田淳さんの、「LINEはスマートフォンネイティブアプリであり、リアルグラフ(リアルな人間関係に基づくソーシャルグラフ)を持っていることがほかのプラットフォームと違う」というコメントが出ている。ここがポイントになる。類似のプラットフォームが多数あるなか、LINEに非常に勢いがあるのはたしかだ。その原因の一つに、友達同士で利用するのに参入障壁が非常に低いことがあるだろう。つまり別のサービスには見向きもしなかった層が、いつの間にかLINEのコミュニティに入ってしまっているのだとすれば、そしていつのまにかリアルの友達とつながってしまっているのだとすれば、これまでのSNSとはかなり異なるコンテキストを、サービスの中に持ち込むことができる。そういう趣旨だと思う。

ただこれがコンテンツ配信のプラットフォームとして、有効に働くかどうかはまだ未知数。同じようなプラットフォームが多数ある中で、LINEがこれまでの急成長と同様の勢いで、プラットフォームの覇権を握ることができるだろうか。この点が注目されるところだろう。

NHNジャパン、LINEを総合配信サービスに衣替え  :日本経済新聞

NHN JapanがLINE事業でKDDIと業務提携 – LINEの新機能も発表 | 携帯 | マイナビニュース

「LINE」はFacebook目指す、コミュニケーションツールからの転換 – ケータイ Watch

AndroidのInstagramアプリは、Flickrへの投稿ができない

Android用のInstagramを使い始めた学生に、そこからFlickrにも投稿できるよ、と言ったところ「ないですよ」という反応。少し調べてみたところ、Instagramからの同時投稿先は、Androidではまだ少ないということがわかった。

Android版 Instagram(インスタグラム) ダウンロードと使い方

今のところTwitter, Facebook, Foursquare, Tumblrの4つにしか対応していないようだ。iOS版では現在このほかに、mixi, email, Flickr, Posterousに対応している。

 

iftttを使えば、解消可能ではある。

ifttt / Dashboard

Userchart

5つのソーシャルメディアを横断し影響力を測定する 「ユーザーチャート」

 

(4月5日執筆の記事を下書きの状態にしてなっていたので、公開。記事中のランキングはすでに変動していると思われる)

アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)から、新しいソーシャルメディア診断ツール「ユーザーチャート」がリリースされた。早速やってみた。

Userchart

■ユーザーチャートの概要
ユーザーチャートはTwitterもしくはFacebookではじめに登録を行うことで利用が可能です。基本的な機能として、複数のソーシャルメディアアカウントを登録することで、AMNの独自の評価法をもとに、各サービスにおける影響力の算出を実施し、ユーザーチャートのマイページに表示したり、ランキングページなどからそれを他の利用者に見てもらうことが可能になります。また、マイページでは利用者のソーシャルメディア上での過去の発言内容を分析し、よく言及している「話題」や「企業・ブランド」を解析して表示する機能も実装しています。

最初の登録は、TwitterかFacebook。これにプラスして、mixi、google+、Blogのアカウントを登録して、総合評価を出すことができる。また、それぞれのソーシャルネットワークについても、影響力評価の数値が出てくる。

「米国では、それらを分析するツールとして「Klout」や「PeerIndex」、「EmpireAvenue」などが登場し、注目されてきています。」とあり、Kloutのような米国の影響力評価の日本版という趣旨のようだ。大きく違うのはmixiが入ってくるところだろうか。Blogを指標の中に加えているのも特徴かもしれない。

それぞれのソーシャルメディアについての評価方法は以下の通り。

【評価方法】
各ソーシャルメディアの影響力を測定する為に、以下の指標を利用し、AMNの独自の評価法をもとにレベルの算出をしています。
●ブログ評価指標
ブログチャートのレベル
●Twitter評価指標
フォロー数、フォロワー数、直近の投稿数、リストに【登録されている数】、 お気に入り【登録数】
●Facebook評価指標
フレンド数、直近の投稿数、直近の投稿に対する「いいね!」獲得数、 「いいね!」したコンテンツ数
●mixi評価指標
フレンド数、直近のmixiボイスの投稿に対する「いいね!」数
●Google+評価指標
サークル数、被サークル数

 

自分の場合には、ココログからWordpressにブログを引っ越したことも影響してか、ブログの数値がとりわけ低い結果となった。

総合評価のほか、それぞれのソーシャルネットワークでの数値についても上位50位のランキングが表示されている。今朝最初に見たときには、Facebook部門の11位に自分がいるのを見つけたが、ユーザが増えるとともにじりじりと後退し、今見たら17位だった。順調にユーザが増えているようだ。

テレビばかりかPCインターネットの利用時間も減少:アスキー総合研究所の消費者動向調査「Media&Contents Survey」

MXTV「東京ITニュース」でおなじみ、アスキー総合研究所所長の遠藤諭さんのエントリー。「未来のテレビ」がテーマなのだが、背景としてメディアの「イス取りゲーム」、つまり限られた個人の24時間を、さまざまなメディア、デバイスを奪い合っている構図が紹介されている。数字は、アスキー総合研究所が行った消費者動向調査「Media&Contents Survey」から。

 

集計結果を見て驚かされるのは、ここ1年間のメディアの利用状況の激変である。1999年にiモードがスタート、2004年にGREEやmixiがサービス開始、2006年にニコニコ動画、2008年にiPhoneが日本で発売と、我々をとりまくメディアは、この5~10年で大きく変化してきてはいた。しかし、それを加味したうえでも、「1日のテレビの視聴時間」が152.0分(2010年末)から134.1分(2011年末)に減少したなど、劇的と言わざるを得ない。

 

日本人1人の1日の平均テレビ視聴時間は、1950年代にテレビ放送が開始されて以来、基本的に増加してきた。1960年代には「テレビの黄金時代」があったが、まだ核家族化されておらず、個人視聴もなかった。唯一、1980年代の半ばにビデオやテレビゲームで停滞したが、その後もバブル期をはさんで視聴時間は伸び続けた。ここ数年の総務省統計では横ばい、一部で減少も指摘されていたが、ここまで大幅な減少ではなかった。

 

テレビだけではない、「PCからの1日のネット利用時間」も、この1年間で173.5分から151.4分へと大幅減少。これは、1995年頃からひたすら発展してきたインターネットの歴史の中でも大きな転換点といえる。一方、携帯電話(スマートフォンを除く)も、2010年から2011年にかけては所有率が88.3%から80.3%へと減少。これも、1990年代に一般に普及が加速してから、初めての減少といえる。

 

そうした中で大きく伸びたのはやはりスマートフォンで、所有率は4.9%から13.1%へと167.3%も増加した。タブレットも、数値は小さいとはいえ、1.0%から2.1%へ増加。こうしたメディア機器に加えて、新聞などの紙媒体、ラジオやゲーム機などすでに減少傾向のあったものも含めて、それぞれの10%~20%が同時多発的に流動しているようすを想像してみていただきたい。消費者の限られた時間やお金やメンタルな部分で、壮大なイス取りゲームが行われているのだ。

 

スマートフォンを始めとする携帯端末に、他のメディアは時間を奪われている。ネットの普及でテレビを見る時間は減っている話、これはさらに顕著に出てきているのだけど、それだけでなく、PCでのネット利用の時間も減っている。これは大きなパラダイムシフトと言えそうだ。

主としてこの記事のテーマは「テレビの未来」なのだけど、実は「テレビの未来」といいながら、もはやそのイメージは、現在のテレビのイメージを超えたものになるということが、示唆されている。

東京ITニュース – YouTube

Instagram Android_001

Instagram、Androidアプリ公開から24時間で100万ダウンロード達成

 

Androidユーザではないので、Androidの話題にはあまり触れることがないのだが。
これまでiOSでしかつかえなかった写真アプリ「Instagram」が、ついにAndroidアプリをリリースした。iPhoneで使っているユーザは、多くのユーザからフォローされて異変に気付いた人が多かったのだが、その原因はAndroidユーザが大挙してなだれ込んできたからだ。

Instagram Android_001

Instagram’s Android launch has been a successful one, with the company hitting the 1 million downloads mark in less than 24 hours since it became available on the Google Play marketplace.

すでに3月中にプレ登録の受付が始まっていて、そこにかなりの登録者がいたというのもあるとは思うが、Androidユーザの多くが、このアプリの評判を聞いていて、待望していたのも間違いないところ。記事では、近日中に500万ダウンロードを達成するだろうとしている。ちなみに、iOSでのユーザは3000万と書かれている。

Android版では、同時に投稿できるのはFacebook、Twitter、Tumblr、Foursquare。mixiやFlickrなどへの投稿はまだ対応していないようだ。

 

敬和学園大学の広報誌「敬和カレッジレポート」に寄稿:新潟のソーシャルメディアと敬和での教育について

フランス出張の前にすでに公開になっていたのだが、告知が遅れてしまった。
敬和学園大学の広報誌「敬和カレッジレポート」の69号に寄稿した。

内容は、2006年から敬和で情報教育を担当するようになって取り組んできたことや、新潟ソーシャルメディアクラブ(NSMC)、新潟フォトウォークなどの「新潟」でのプロジェクトについて。大学での活動については5年半とりくんできて、ようやく大学の広報誌にとりあげてもらえるようになった。実は大変感慨深い。今年もゼミの希望者は伸び悩んだようだし、大学や学科の中で、認知度が高まるまでの道のりはまだまだ長いのだが、「ソーシャルメディアで風通しがよくなった」大学として、その結果みんながハッピーになった大学として、認知度が高まっていくよう、さらに努力を積み重ねていこうと思う。またNSMCやフォトウォークも、同僚の皆さんには、ちんぷんかんぷんの世界なのかもしれないが、それでもとりあえず、自分の活動について知ってもらうきっかけになったとすれば、大変うれしい。

Keiwa Campus Report Vol.69

View more documents from Shinya ICHINOHE.
校正前の原稿なのでひょっとすると中身が少し違うかもしれないが、すでに公表から時間もたったことだし、以下にテキストを貼り付けておこう。

敬和学園大学に「情報」科目の担当として着任して、5年が経ちました。これまでの5年間、前例にとらわれず、変動する情報社会に適応できる学生を育てようと努力してきました。せっかくの機会をいただきましたので、学内外でのソーシャルメディアを利用したこれまでの取り組みを、ご紹介させていただこうと思います。

 

着任当時ネット業界では、「Web 2.0」という言葉がもてはやされ、インターネットは次の時代に向かうという機運にあふれていました。この言葉はあまり使われなくなりましたが、「ソーシャルメディア」という昨今使われ始めた言葉が意味するところもまた、当時言われていたことの発展形といっていいでしょう。情報の送り手と受け手の分断された関係が終わりを告げ、ユーザの活動自体がコンテンツになるという潮流は、今も変わらず、社会の中で進行する現象そのものです。

 

当時新潟には、あるいは敬和学園大学の中でも、新しいウェブの潮流が広がっていく機運は、ほとんどありませんでした。しかし人文系の敬和だからこそ、学生や教職員の活動を支えるような、先進的なネット文化を育てられるのではないか。そう考えた私は、少しずつ新しいウェブの世界を授業の中に取り入れて行きました。残念ながら、当初の学生の反応はあまり芳しくありませんでした。2007年度から一部の授業で学生たちにも教え始めたTwitterは、まだメニュー部分が英語でしたし、学生たちの多くは、授業の後、普段から使っているmixiに戻りました。今思えば不遇の時代でした。

 

この間、私自身はしばしば上京して、ブロガーの集まる各種勉強会やイベントなどに積極的に参加して、進取の精神にあふれた人々にお会いしました。こうした経験の中で、学生がこの流れについてくるまでには少し時間がかかるかもしれないが、まずは新潟県内の社会人を対象に、コミュニティを作ってみようと考えるに至りました。

 

まず手始めに2009年から、当時の2年ゼミ(現4年)の学生たちと「新潟フォトウォーク」をスタートさせました。フォトウォークは、決まったコースをみんなで歩き、それぞれの視点で写真を撮るイベントで、撮った写真をFlickrなどの写真共有サイトにアップロードします。最初のフォトウォークは2009年6月に新潟市の上古町で開催しました。さまざまなサービスを通じて告知をしましたが、最初の参加者は10名でした。その後TwitterやFacebookが新潟でも普及するようになったことで知名度もあがり、徐々に参加者も増えるようになりました。これまで開催したのは、村上、新発田、五頭温泉(阿賀野市)、新潟、燕、田上、栃尾(長岡市)、弥彦、高柳(柏崎)、佐渡。最近は、開催地までの距離にもよりますが、毎回おおよそ30名以上の参加があります。9月に新潟市古町で開催した際には、50名もの参加がありました。

 

新潟フォトウォークで撮られた写真は毎回1000枚以上あり、位置情報のついたデータも多いので、アプリを利用して、iPhoneやiPadで地図からこれらの写真を見ることも可能です。単に写真を撮って歩くというだけでなく、地域の共有データベースを作っていくという「社会貢献」としての要素も、この活動には含まれていると考えています。

 

2009年には、新潟でも徐々にTwitterのユーザが増え始め、こうした人たちがフォトウォークにも参加してくれたり、小規模ながらリアルイベントも開催されたりするようになります。私自身もこのころから少しずつ、各種メディアなどで「Twitterに詳しい」敬和学園大学の教員として登場させていただくようになります(「Twitterに詳しい」という形容は、ちょっと恥ずかしいのですが)。2009年12月には、敬和学園大学のTwitterアカウント @keiwacollege が本格運用となり、大学の広報担当者から、さまざまな情報発信が行われるようになります。

 

こうした機運を受けて、2010年1月29日、新潟のコミュニティ「新潟ソーシャルメディアクラブ」(略称:NSMC)がスタートします。この日の参加者は70人ほど。ちょうどテレビ局もTwitterについて取材していて、この時の様子はテレビで放映されました。NSMCは私を含む7名のスタッフが運営していますが、会員組織を作るわけではなく、毎回オープンに誰でも参加できる形で開催しています。これまで9回のイベントを開催、新潟フォトウォークもNSMC主催として実施していますので、すでに20回以上イベントを、NSMCとして開催していることになります。イベントには、メディアジャーナリストの津田大介さん、ビデオジャーナリストの神田敏晶さん、テーブルマーク広報(当時)の末広栄二さん、アルファブロガーのコグレマサトさん・いしたにまさきさんなどをお招きし、お話をうかがうとともに、さらなる交流につなげてもらっています。私自身、これらの活動を通じて、多くの人々と知り合いになり、新潟県内各地に頼れる友人ができました。

 

NSMCというコミュニティの目的は、孤立する「アーリーアダプタ」(新しいウェブのサービスをいち早く試そうとする人たち)を支援すること。「アーリーアダプタ」の多くは、ネットオタクで話の通じない人たちではなく、むしろ非常にオープンで、コミュニケーション能力も高い人が多いのですが、新潟ではまだまだ少数派です。新しいツールを自社の仕事の中でも積極的に活用しようとして、社内で理解を得られず、苦しんでいる人も多いです。NSMCはこうした人たちをバックアップし、交流するための「場」を提供しつづけたいと思います。

 

ソーシャルメディアが普及する中で、敬和学園大学の中でも学生たちの理解も進み、TwitterやFacebookの利用が広がっています。Twitterは2010年から、必修の情報処理論1(と情報メディア論1)の授業で全員に教えるようになりました。使い方を教えるにとどまらず、「ハッシュタグ」という共通のキーワードを設定して、授業中の情報共有にも活用しています。学生のその場での書き込みをスクリーンに表示しながら進行しますので、講義内容の要約や質問が飛びかうことになります。学生たちも、最初はとまどいますが、みんなで情報を共有することの価値に、徐々に気付いてくれます。授業以外でも、教務課から休講情報が発信されるとともに、その他ささいな相談事も、差しさわりのない範囲でTwitterで共有されています。学生への普及が進んだ結果、広報、入試、就職などの各部門も、学生や地域の皆さんと交流するツールとして、TwitterやFacebookを活用していますし、教員の中にもTwitterやFacebookを使うメンバーが増えてきました。ソーシャルメディアを通じた「風通しの良い」大学が、ますます実現しつつあります。

 

私のゼミ生たちには、Ustreamというインターネット生放送サービスを利用して、お昼休みの生配信番組「Keiwa Lunch」を放送してもらっています。企画からゲストへの出演交渉、当日の進行まで、学生たちに全部自力でやってもらっています。この取り組みは新潟日報でも大きく取り上げていただきました。

 

ゼミ生たちには、新潟ソーシャルメディアクラブのイベントにも、できる限り参加するように指示しています。遠出をしたり、懇親会に出るのにはお金がかかるのですが、それ以上に得るものも多いと思います。県内各地の商工会議所などのTwitter・Facebook講習会に、私が講師としてうかがう際にも、できるだけ学生たちをアシスタントとして連れて行き、社会人のソーシャルメディアへの関心を、肌で感じてもらうようにしています。

 

これらの取組みは、「ネットに強い学生を育てる」という単純な意味で行っているものではありません。社会のあり方が変わり、一人一人が組織を離れても生きていける力が求められる中で、自ら発信し、人々とつながっていく力のある学生を育てていこうというのが、本当の狙いです。その上で大学では、検索エンジンで調べればわかることを教えるのではなく、その先を学生と教員が一緒に切り開いていく教育を、行う必要があると考えています。

 

ソーシャルメディアを利用した「風通しのよい」環境づくりは、敬和の掲げるリベラルアーツ教育の、本質の一部です「敬和カレッジ・レポート」の読者の皆さんとも、TwitterやFacebookでますますつながりや共感を深め、協力関係を深められるようになりたいと思います。