タグ別アーカイブ: malaysia

体操女子マレーシア代表のコスチュームに批判

日本ではほとんど話題になっていませんが、昨日まで東南アジア競技大会(SEA Games)という大会が、シンガポールで行われていました。第28回というのですから、それなりに歴史のある大会のようです。

SEA GAMES 2015

この大会の体操女子では、マレーシア代表のFarah Ann Abdul Hadi選手が金メダルを獲得しています。私が見ただけではわからないのですが、実は彼女はマレー系の選手のよう。マレー系の女性といえば、頭からいつもヒジャブをかぶっている印象があるのですが、彼女は露出度の高い体操のコスチュームを着て演技をしており、それに対する批判が、国内のイスラム系団体から出ているようです。

だが、同国の世論は依然として二分しており、あるイスラム教団体は、イスラム教徒女性の選手らがイスラム法に則った形で競技に臨むための指針を定めるよう求めたとも報じられている。地元紙マレーメール(Malay Mail)によると、全国ムスリム青年協会(National Muslim Youth Association)の女性部門責任者は、「女性がスポーツから排除されるべきではないが、競技用の服装でもイスラム教の規定が優先されなければならない」と述べたという。

「性器の形見える」と批判の体操選手、擁護の声続々 東南ア大会 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

私は4月からマレーシアに滞在していて、2ヶ月がたちますが、子供を連れてプールに行く機会が何度かありました。現在滞在しているマラッカと、東海岸のクアンタンでプールに行ったのですが、戒律が厳しいといわれる東海岸のクアンタンはもちろん、観光客の多いマラッカでも、肌を出している人は非常に少ないです。女性はヒジャブをかぶって全身着衣のまま、男性も上にTシャツのようなものを着ている人が多く、子供も首から下がほぼ隠れる水着を着ています(自分の子供の水着も、マラッカで買ったので、首から下が隠れています)。これはもちろん、マレー系の人がイスラム教の戒律にそっているわけですが、中華系もそれに合わせる形(?)で、あまり露出度の高くない人がほとんどです。

こうした環境で普段暮らしているわけですから、マレー系女性が、競技とはいえ非常に露出度の高いコスチュームを着ていることに、抵抗感がある人も多いのでしょう。

一方記事を見ると、彼女を支持する人も多く、彼女を支持するFacebookページにたくさんのいいねがついています。また、服装を批判する人たちに対して、反論する記事も多数投稿されています。彼女が金メダルを獲得したことで、目立ってしまい、急にアスリートの露出度に関する議論が出てきたということのようです。

Farah Ann Abdul Hadi For Malaysia

個人的にはプールでの経験などから、マレーシアでマレー人女性がスポーツをやるのはかなり困難ではないかと思っていました。実際には、こうした露出度の高いコスチュームを着る競技に、すでに他の選手も出ていたわけで、おそらく「特例」が認められているのでしょう。しかし、それに対して今回のような批判が出てくるということからみて、社会的なコンセンサスがはっきりとあるわけではないということなのかもしれません。

残り数ヶ月のマレーシア滞在の間に、この問題の現状について、もう少し理解を深め、また記事にしたいと思います。

(Yahoo!ニュース個人掲載記事を転載)

マレーシアの信号は一方向だけ青に

マレーシアにきて2ヶ月弱。車をレンタルしてから1ヶ月が経った。
この間に起きたことはいろいろあるが、日本にいるときに比べれば、全体的にペースは遅い。外国での生活の中で起きるさまざまなトラブル、あるいは時間的コストがなければ、ブログネタには事欠かない。

車については、マレーシア人も含めて、みんなが口をそろえて「あぶない」という。実際マレーシア人の運転は荒いのだけど、ウインカーを使わない車程度であれば、新潟でも出くわすので、そんなに驚きはしない。公然と信号を無視する車やバイクには驚くが、害が自分には及ばない限りはとりあえずよしとする(モラルに潔癖なタイプの人は、こういうところでストレスがたまるかもしれない)。

「なるほど」と思ったのは、信号のシステム。おそらくマラッカだけではないと思うのだが、大きな交差点の信号の多くが、一方向ずつ青になる。したがって通常の交差点の場合、4方向から車が来るので、4回に1回が青ということになる。

このやり方のメリットは、右折が楽ということ。対向車線から車はこないので、つねに右折が可能ということになる(実際には直進のみ可能という信号もあるので、すべてではない)。日本でも、対向車線が赤になって、青信号かつ右折可能の矢印信号が出ることもある(我が家では「積極的に右」)が、多くの信号がこの方式をとっているわけだ。チャレンジングな運転をするマレーシアのドライバーには、この方が安全ということになるかもしれない。

ただしデメリットとしては渋滞を誘発しやすいということ。今借りている車にはカーナビ(マレーシアではGPSとよばれている)がついていないので、Wazeというアプリを使っているのだが、このアプリがたびたび「渋滞してる?」という質問をしてくる(ユーザのフィードバックで渋滞情報をアップデートしている)。どの程度を渋滞といえばいいのかわからないぐらい、「一方向ずつ」の交差点では、いつも長時間の待機を余儀なくされる。もちろん週末などの渋滞しやすい時間帯の場合には、さらに待ち時間が長期化し、ずるずると到着予定時間が遅くなっていく。

最初は「右折車両との事故が減っていいかも」と思ったのだけど、最近は日本の方式のほうがイライラしなくていいのではないかという気もしてきた。どちらにしても焦りは禁物。心にゆとりをもって、マレーシアでも運転したいと思う。

信号のことは、こちらのページにも書いてあった。

その2:道路上の危険な人々 :Kura-kura net

2015年度前期はマレーシア・マルチメディア大学に滞在します

昨日成田から日本を出国、マレーシア・マラッカにやってきた。
2015年前期は在外研究期間となり、マルチメディア大学(MMU)法学部の客員教授として、数カ月間活動することになった。大学の授業を含めて、日本での様々な活動からは一旦離脱することとなり、各方面にご迷惑をお掛けしますが、マレーシアからでも参加可能なものは、出来る限り穴をあけずに活動したいと思います。

マルチメディア大学は、2002年から2003年にかけて、JICAのプロジェクトで滞在した大学だが、今回は本部のあるサイバージャヤではなく、マラッカキャンパスでの滞在となる。MMUの近くに分譲中のマンションが、「MMU至近」というような広告を出していて、この街でのMMUの存在感はかなり大きいように思う。今日聞いた話では、マラッカキャンパスができたころは大学周辺の開発はあまり進んでいなかったが、今はたくさんのお店が周辺にできているという。今日連れて行ってもらった飲茶の店も、大学の近くにあった。

古都マラッカは観光地として知られているが、住んでいる日本人は多くないようで、日本人向けの生活情報は多くない。KLまで車で行くのはそんなに大変ではなさそうだが、KLの治安がちょっと不安なところもあり、むしろ「地方」のマラッカのほうが、その点ではアドバンテージがあるかもしれない。都市のサイズとしても新潟に近く、生活環境は整っているけれども大都会とはいえないという。新潟から来た自分にはちょうどよいかもしれない。

しばらく止まっていたこのブログだが、新潟日報モアやYahoo!個人と使い分けつつ、割とパーソナルな話題を、こちらで書いていこうと思う。

しばらくは生活環境を整えるための活動が続く予定。

写真はマラッカのイオンで見かけた「築地直送」中島水産の寿司。当面家においてくださっている先生の息子さんが、サーモン好きということで、サーモンづくしのメニューになっているが、他の寿司もスーパーの寿司としてはそんなに悪くはなさそうだった。

Youtube Malaysia

マレーシア版Youtubeがスタート

マレーシアでローカライズされたYoutubeがスタートしていることを知った(3月21日)

Youtube Malaysia

YouTube Launches Localized Service in Malaysia | Tech in Asia

YouTubeがマレーシアでローカライズサービスを開始 | Startup Dating [スタートアップ・デイティング]

さきほど(原文掲載3月21日)YouTubeから連絡を受け、大人気のオンライン動画共有サイトがこのほどマレーシアでローカライズサービスを開始したことがわかった。2時間ほど前からマレーシアの人たちはyoutube.com.myにアクセスし、YouTubeのページのいちばん下にある地域設定で「マレーシア」を選択することができるようになっている。

ビデオでは、次々にマレーシアのアーティストが出てきて、マレーシアンYoutubeのスタートを祝っている。と思ったのだが、半分ぐらいがK-POPのアーティストであった、、、。

マレーシアは穏健なイスラム教国ではあるのだが、宗教関連の言論で、Sensitiveな問題がなくはないので、その辺の影響もあるのかなあと予想したのだが、元の解説記事では、そういった記述は見当たらない。