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増田雅史・生貝直人『デジタルコンテンツ法制』

昨日新宿東口の紀伊国屋書店で見かけて、すぐに買ってきた一冊。

財団法人デジタルコンテンツ協会での研究活動をベースにして、研究会メンバーのお二人がまとめたもの。ちなみにお二人ともTwitterでも早くから発言をされているし、クリエイティブコモンズジャパンでも、早くから活動されている。

デジタルコンテンツ法制

I,II章は増田さんが担当。第I章で著作権法を解説したあと、第II章でデジタルコンテンツ法制の変遷を、1996年以降の第1期、2001年以降の第2期、2006年以降の第3期に分けて解説している。自分自身、敬和に移ってきたのが2006年で、それ以後デジタルコンテンツ法制の変遷を、詳細にまとめる作業からは離れてしまっているのだが、それがまるまる第3期ということになる。2006年以降は「コンテンツ法制・通信法制のリフォーム」という小項目となっている。

第III章は生貝さんが担当。2010年代の動きをまとめている。ブロッキング、モバイルコンテンツとフィルタリング、ライフログ、行動ターゲティング広告など、おなじみのトピックのほか、生貝さんが昨今別に出版された「共同規制」に関するトピックも含まれていて、盛りだくさんだ。

生貝さんのブログには、随分前に告知が出ていた。

本が出ました:『デジタルコンテンツ法制』 – 『情報社会と共同規制』ブログ

ちなみに生貝さんが別途出版された『情報社会と共同規制』は、テレコム社会科学賞の奨励賞を受賞している。

第27回「テレコム社会科学賞」受賞論文:TAF

情報社会と共同規制: インターネット政策の国際比較制度研究