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現役学生の語る敬和学園大学:新しい中吊り広告が掲出されています

先週から、敬和学園大学の新しい中吊り広告が、新潟県内JR各線の社内に掲出されたようだ。今回も、新潟美少女図鑑で知られる、「Cool Local」がモットーの、テクスファームさん制作で、広告でありながら非常にハイセンスに仕上がったと思う。

株式会社テクスファーム|TEXFARM

実は先週、一度電車にのる機会があったのだが、まだ掲出されたという情報を知らずに見逃した。新潟県の皆さんはぜひ、電車に乗る機会に探してみてください。

今回はKeiwa Lunchと国際ダンスサークル、それぞれ一戸が撮っている写真によく登場してくる二人が、これまでの大学生活を語ってくれた。協力どうもありがとう。

国際ダンスサークル

Keiwa Lunch

これと合わせて、教員採用試験の合格率などの具体的な数字を挙げた「実務的な」広告を合わせて掲示しているようだ。こちらもさらに、効果的な数字の出し方を工夫していきたい。

敬和学園大学は、上位校を目指す受験生からすると、物足りないレベル感であるのはたしかで、大学に入ったら実際どんな様子なのかまで、なかなか興味を持ってもらえない。これは仕方がない面もあるのだが、担当者としては、最大限工夫をして、目にとまるようにしたい。実際には、教員一人あたりの学生数は少なく、かなり注意を払って一人一人の学生の成長を確認することができる状態にあり、才能が埋没しない仕掛けは整っている(この点は、現場の教員サイドからすると、「もっと強調してくれ」ということになるのだが、一番表現が難しいポイントだ)。具体的な数字とあわせて、せめてこうした点はもう少しうまく伝えたい。ただ小規模校では、数字は大げさなものにはなりにくいというのが正直なところ。

というわけで今回は、実際の学生たちに登場してもらって、「群衆」の一人では、成長できなかったかもしれない学生が、どんな風に成長してくれたのかを、表現してみたということだ。この広告に表現できないところで、挫折感やコンプレックスを乗り越えて、一人一人がどのように成長の波に乗ったのか、というストーリーも無数にある。それをどうやってうまく盛り込んでいくのか、大学広報としては今後の課題の一つといえるだろう。

上智大学短期大学部トップページが「おわび仕様」で全面一画像に

上智短大学長が、セクハラを理由に解任された。
報道内容はプライバシーへの配慮からやや限定的で、何が起きたのかは想像するしかないが、おそらく「学長から学生にメールで連絡した」とはとてもいえないことがあった、ということなのだろう。いろいろ考えさせられる事案ではある。

セクハラで上智短大学長を解任 女子学生にメール60通  – MSN産経ニュース

セクハラで学長解任=女子学生にメール60通―上智短大(時事通信社) – 国内 – livedoor ニュース

実はこの話題、自分は全く知らなかったのだが、別の理由でネット上で話題になり、それで知ることになった。

どういうことなの:“セクハラで学長解任”の上智大短大サイトがなぜか1枚の画像に 「検索避けか?」との指摘も – ねとらぼ

 

上智大学短期大学部

ぱっと見では何かわからないのだが、上智短大のウェブページ全体が、一枚の画像として表示されている。おわびの文言はもちろんのこと、周辺に配置されている画像までがとりこまれて、完全に一枚の画像になっているようだ。したがって、このトップページから下には、クリックして進むことができない。

おわび文がコピペされて、検索結果に大量に現れないようにということなのだろうが、逆にこの対応のユニークさ(?)が話題になってしまった。あることないこと言われるのは腹がたつのだが、対応は誠実にすべきということだろう。言うは易く行うは難し。

新潟市のBRT、新潟交通は青山までの延伸を提案

24日、新潟市はBRT運行について、第一提案権を持つ新潟交通の提案書を公開した。30日、明日まで意見募集を行なっている。

 

新潟市BRT第1期導入区間運行事業者審査委員会 新潟市

この大部の提案書への意見募集をわずか一週間でしめきるのはちょっと早すぎるだろう。意見を聞く気がないだろうと言われても仕方あるまい。実際賛否両論が飛び交っており、あんまり意見を待ちすぎると収集つかないという判断がありそうな状況ではある。ともあれ、とりあえず報道から情報を拾ってみよう。

BRT:バス高速輸送システム、青山まで延伸 新潟交通、市に運行提案 /新潟- 毎日jp(毎日新聞)

市が今年2月に発表した基本方針では第1期導入区間をJR新潟駅−白山駅(中央区)としていたが、同社は区間をさらに延伸させ、距離がほぼ2倍となる新潟駅−青山地区(西区)の運行を提案した。

青山への延伸理由について同社は、白山駅では乗り換えられるバス路線が1路線しかないが、青山周辺は7路線あり、白山駅で乗り換えるよりも青山まで延伸した方が効率的だと説明している。BRT運賃は原則一律200円で、新潟−青山間を約25分で結ぶ。深夜運行も検討する。

一方、BRT導入に伴うバス路線再編計画については、BRTと同じ区間を走るバス路線は15路線(2088便)から4路線(723便)に減らす。一方で、BRTと接続する路線は2路線(170便)から、13路線(1887便)に増やす。

白山で越後線に接続することを想定するよりも、多くのバス路線に接続する青山まで引っ張ろうという考えだ。JRよりもバスを使ってほしいという新潟交通の思惑と見えなくもないが、実際利用者の利便性も高まるのだろう。深夜運行で青山方面までの利便性が増すならば、中心部の飲食店にとっては、追い風になるだろうか。ただ既存路線を廃止するということは、一度BRTで青山まで行って、その先に行くのはそこで乗り換える必要が出てくるので、この辺の使い勝手次第ということか。

新潟交通がBRT運行事業提案書 料金200円、青山まで延伸 – MSN産経ニュース

 提案書によると、BRTの運行時間は25分前後。運行本数は平日で1日282本、土休日で230本で、平日ピーク時の午前7~9時、午後5~7時は1時間15~20本、その他の時間は6~12本、深夜早朝は5、6本を予定する。運賃は200円とし、子供や障害者などは100円に割り引く制度を導入する。

BRTと他のバスとの乗り換え時間はピーク時で5分以内を目指す。新設するBRT駅からバス停までの移動時間が約3分(約300メートル)、バス待ち時間が約2分と設定した。

乗り換え時間は5分以内を「目指す」そうだ。しかし、移動時間が3分、待ち時間が2分。そんなにうまく接続できるのかどうかはちょっと疑問だ。新潟市民にとって乗り換えで300m歩くのはどうか。都内の地下鉄で300mと表示が出ていると「遠いな」と感じるが、新潟市民にとっては大した距離ではないということに鳴るのだろうか。冬の雨風雪の環境下で、外を300m歩くのは正直しんどいだろう。ただ青山については、駐車場が十分確保でき、パーク&ライドでの利用には便利になるそうだ。みんなが素直にBRTに乗り換えてくれるかはちょっと疑問ではあるが、これは良い点だろう。

BRT区間 新潟交通が「青山駅まで」提案 : 新潟 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

朝日新聞デジタル:BRT 新潟駅前―青山で運行-マイタウン新潟

shinyai's wedding

弘前昇天教会で聖婚式

4月14日、実家のある弘前の、弘前昇天教会で、聖婚式を行なってきた。青森聖アンデレ教会の八戸功司祭が司式をして下さり、弘前昇天教会に常駐する聖職候補生佐々木康一郎さんや教会の皆さんに多大なご支援をいただいた結果、素晴らしい式となった。新潟ではすでに2年以上夫婦で活動し、初めから二人セットでお付き合いいただいている方も多いのだが、改めて、自分たちの立ち位置を確認して歩み出す、良い機会になりました。どうもありがとうございました。

shinyai's wedding

妻の着たドレスは、妹たちと同様に、母が作ってくれた。二人共実家で着替えて一緒に車に乗り、そのまま教会に移動した。

式は家族、親戚、お手伝い下さった教会の関係者だけで行ったのだが、指輪を作ってくれた友人、Karen JewelのKarenが香港から指輪を運んできてくれて、そのまま参加してくれた(なので、弘前にいる間、会話の半分ぐらいは英語だった)。カタカナ以外は読めるので、礼拝の流れにはついていけたそうだ。

Our Rings

当日の午前中に突如、Facebookに「報告」を書き込んだところ、大量の「いいね」とコメントをいただいた。こちらもまた、どうもありがとうございます。

弟がこの教会で式を行ったのが2004年で、自分の式が4人の兄弟姉妹で最後となったが、結局全員が弘前昇天教会で式を挙げることとなった。今回Karenが実家にも遊びに来てくれたので、父が過去の写真を取り出してきて、いろいろな話をした。Karenに質問を受けて気づいたが、両親も70年に弘前昇天教会で式を挙げているので、これでうちの家族全員が同じ教会で式を行った形になる。両親が結婚した時には、礼拝堂の隣に幼稚園があり、幼稚園のホールで、お茶会を行なっているが、礼拝堂はその時と基本的に変わっていない。祖父母も弘前昇天教会に連なっていたので、教会で何らかの式をあげたのかもしれない。祖父母や親族は、弘前の教会で葬送され、墓地に葬られている。弟の葬送式は東京で行ったが、彼は祖父母たちと同じく教会の墓地に葬られ、礼拝堂の中にも名前が刻まれている。家族それぞれの、教会との距離感は微妙に異なるのだけれども、弘前昇天教会がベースとなって、自分たちの人生の要所には、ずっと弘前の教会がある、ということになる。

弘前昇天教会は、昨今観光名所の一つとなり、よく観光客が見学に訪れている。その割にはKarenの乗ったタクシーは、教会の場所を知らず、だいぶ迷ってたどり着いたようで、必ずしも市民には認知されていないのかもしれないが。

Hirosaki Shoten Church, Hirosaki, Aomori / 弘前昇天教会(青森県弘前市)

えきねっと(JR東日本)|弘前昇天教会(青森県)

式の後は、妹たちの時と同じように、親族が各地から持ち寄ったお菓子でお茶会。妻が新潟から買っていった、中身がさまざまの笹団子は話題となった。特にあらめやきんぴら入の笹団子はしょっぱいので、その意外性が好評であったようだ。夕方は家族・親族等、さらに少人数でシェ・タテヤマに行き食事。弘前の洗練されたフランス料理店の一つで、なごやかな雰囲気の中で、皆さんと親しくお話ができた。

弘前市にあるフランス料理のレストラン『シェ・タテヤマ』|レストランウェディング/結婚式/デザート/カフェ

翌日15日は、Karenを連れて3人で弘前市内を観光。弘前城天守閣やねぷた村へ。弘前公園の桜はまだつぼみも膨らんでいない状態で、桜好きのKarenには申し訳なかったが、まあ次の機会にということで。自分たち夫婦は、GWにまた戻ってきて、ベストタイミングで桜を見ることができそうだ。

弘前城の天守閣からは、岩木山が頂上まではっきり見えた。前日父がKarenに自分の版画を披露していたが、多くの作品の背景にある岩木山が、弘前の人々にどれだけの存在感を示しているものなのか、よくわかってもらえただろう。

Mt. Iwaki

ねぷた村の中にも、久しぶりに入った。香港人から見ると、なんで青森の祭りに三国志や水滸伝の絵が出てくるのか、よくわからないようだった。たしかにその通りではある。しかし、竹森節堂が葛飾北斎の画風に習って、現在の三国志・水滸伝をベースとする弘前ねぷたの鏡絵の形態を確立したことも、ちゃんと説明されていた。他にも、こぎん、津軽塗、駒など、津軽地方の伝統工芸品が制作工程を含めて展示されていて、あらためてよい施設だと思った(残念ながら日曜日なのにお客さんは少なかった。オフシーズンはあんなもんなのか)。

津軽藩ねぷた村ホームページ

その後、東京に戻るKarenを見送りに新青森駅へ。1Fのお店を一通り見たが、新しいけれども、青森駅とさして変わらないサイズで、欲張らず身の丈にあったサイズといったところ。駅周辺の開発はまだまだこれから、なのだが、すぐに函館への延伸が見えているだけに、行く末がちょっと心配ではある。

その後日本海側を一路新潟へ。往路では見逃したが、帰りは鶴岡からあつみ温泉の間も、日本海東北自動車道を利用した。あつみ温泉ICの入口は、ちょっと奥まったところにあるので、気をつけていないとまた往路では見逃しそう。ともあれ、あつみ温泉も鶴岡市なのだが、鶴岡ーあつみ温泉の間もかなり距離があり、高速道路ができたことで30分ぐらい短縮された(ような気がする)。

暴風雪で稚内が「陸の孤島」に

今日の昼間、元同僚の安藤先生から以下のTweetが流れてきて、驚いた。

え、そんなことあるのか、と思ったが、やはりレアな出来事のよう。90年代、まだ稚内北星短大だった時代に、似たようなことがあったようだが、僕がいた時代にはそこまでのことはなかった。

さいほくネットに、荒れ狂う暴風雪の様子が、動画で公開されている。

【ぷちコミ】今日の稚内は陸の孤島。 (さいほくネット)

稚内に通じる交通網はどこも通行止めになっていて、稚内市内の都市機能もマヒしたようだ。いろいろ検索してみると、コミュニティFMのFMわっぴーがかなり細かく情報を出していたことがうかがえる。市民や各機関のTweetでもさまざまな情報が共有されていたことが分かる。

さて完全に「陸の孤島」となった稚内。これだけの事態ならば、さぞ大きく報じられたかと思い(実際、本州でこんなことがあったら大騒ぎだ)、検索してみると、Google検索にはなにも引っ掛からない。北海道新聞のウェブを見てみると、大雪に関する記事が出ていた。

道内大荒れ 交通網寸断-北海道新聞[道内]

道内は低気圧が急速に発達しながら通過している影響で、15日朝から日本海側を中心に風雪が強まった。16日朝にかけて日本海側などで局地的な大雪、太平洋側やオホーツク海側では強風になるなど、全道的に荒天となる見通しで、札幌管区気象台は警戒を呼びかけている。

 

同気象台によると、15日正午までの12時間の降雪量は上川管内幌加内町で24センチ、同管内上川町層雲峡で21センチ、宗谷管内中頓別町で18センチ。旭川市は8センチ、札幌市は4センチだった。最大風速は襟裳岬で22・5メートルを観測した。

 

この影響でJRは午後1時現在、学園都市線の一部で運転を見合わせているほか、特急など19本が運休や部分運休し、約2千人に影響が出た。旭川市の東旭川駅構内では雪で線路のポイントが切り替わらなくなるトラブルがあった。

 

ハートランドフェリーは奥尻―江差、稚内―利尻・礼文の計12便、津軽海峡フェリーは函館―大間の2便が欠航。

 

というわけで、道内全域で大荒れであったこともあるのか、稚内のあらゆる機能が止まってしまったというニュースは、現時点では道新ですら報じていないようだ(ちなみに道新は稚内支局がある)。

そんな中コミュニティFMのFMわっぴーが活躍、わっぴーはおりしも、念願の出力アップを実現し、近々出力50Wになるそうだ。宗谷岬あたりまでカバーするにはたしかにこれぐらいの出力が必要になる。今回の暴風雪は、まさに大出力で市内全域をカバーする必要性を、タイミング良く示した形となった。

またTwitterも力を発揮した。一次情報は大手のメディアからはほとんど報じられなかったが、わっぴーが活躍し、それを補完する形でTwitterを通じて情報が共有された。日本のニュースで、大手メディアがカバーできないことなどないかのように思われがちだが、実は稚内に限らず、離島などでもカバーされていないニュースは多いはず。地域メディア+Twitterにより、この機能が補完され、コミュニティ内部はもちろんのこと、外側との情報共有も、可能になっているように思う。

ささきとしさんが越後線を擬人化

新潟で似顔絵中心のイラストレーターとして活躍するささきとしさんが、「越後線擬人化」を作品化してくれた。越後線にあまり乗らないのでよくわからないけど、これは車体の色なんでしたっけ?

 

今月最初から大雪をきっかけに、越後線の擬人化が始まる経緯は、以前の記事で書いた通り。

「ドジっ子」越後線を擬人化 | ICHINOHE Blog

新潟と柏崎を結び、新潟市民の主要な交通手段の一つであるJR越後線。新潟から新発田方面に走り、敬和生の多くが利用している白新線とならび、越後線は雪に弱い。今週は雪の影響で、越後線も大幅に遅れが出ており、通勤通学に大きな影響があった。

そんな越後線に翻弄された一人、敬和生の「まるり」さん(@maruri0423)さんが、越後線を擬人化して公開した。本人としては「萌え絵」は得意ではないようで、誰かこのアイデアを「萌え絵」としてまとめてほしいとのこと。

 

まるりさんの元記事にもリンクを貼っておこう。

【初擬人化】もしも越後線が可愛い女の子だったら・・・。憎めないドジッ子キャラになるんじゃないか?【描いてみた】 | まるりわーどぷれす
ちなみにささきとしさんは、Facebookタイムラインのカバー用のイラストも描き始めた。興味のある方はお願いしてみるのもいいのではないか。

maruyon-design(マルヨンデザイン)/ イラストレータささきとし

ささきとし公式ファンページ

私が描いていただいたカバーはこれ。

Source: facebook.com via Shinya on Pinterest

新潟駅―白山駅にBRT、2014年までに導入

新潟市中心部に、専用車線に連結型バスを走らせる「BRT」を導入することが決まったようだ。

 

asahi.com:14年度までに「BRT」-マイタウン新潟

新たな公共交通の導入を検討している新潟市は、2014年度までに、市中心部に専用車線を走る2両編成の連節型バス「BRT」(Bus Rapid Transit)の運行を目指すことを盛り込んだ基本方針をまとめた。新潟駅―白山駅間を走らせ、運営は新潟交通(新潟市)に任せたい考えだ。13日の市議会全員協議会で説明する。

新潟日報社 netpark ::: 新潟市、BRTを14年度内導入へ

新潟市は信濃川を挟んで、万代と古町という二つの中心市街地が併存。さらに市役所、新潟県庁が、いずれもやや離れた位置に移転、新潟駅を挟んで反対側、「駅南」エリアも飲食店が並ぶなど、街が拡散している。かつてはそれだけ広がったエリアに見合った形での成長を予定していたのだと思うが、もはやその見込みはあまりなく、今後人口減少に向かう試算が出ているくらいだ。

市街地としての「老舗」、古町地区は、対岸の新潟駅から万代までのエリアが発展、郊外型店舗が力を増す中で、どんどん存在感を低下させている。原因は簡単。電車の駅がないなど公共交通が不便なうえ、無料の駐車場が整備されているわけでもなく、車でのアクセス環境も悪いから。古町地区はお店にも老舗があり、街並みも趣があるところが多いのだが、大和百貨店が撤退するなどで、大型商業施設は三越しか残っていない。

そこで、この市内中心部の「大動脈」を強化し、老舗古町を含めた中心部の利便性を高めるため、さまざまな案が取りざたされてきた。朝日の記事を読むと、LRT(新しいタイプの路面電車)の導入もまだ将来構想としては残っていて、とりあえずはBRTで、ということのようだ。

で、当然いろいろ意見が出てくるわけで、新潟ネタではめずらしく(?)、2ちゃんねるも騒がしくなっている模様。

【交通】新潟市、BRT(バス高速輸送システム)を14年度内導入へ

自分なりに整理すると、ポイントはこんな感じ。

1.既存のバスで十分

「公共交通が不便」と書いたが、実は新潟駅から古町にかけての交通は、そんなに不便ではない。駅のバスターミナルから各地域に向かうバスは、かなりの確率で古町を経由する。したがって、この区間の足が不便で人が来ないわけではないという意見がある。たぶんその通りで、新潟駅の利用客にとっては、結局乗り換えて移動する手間がかかることには変わりがない。

ただしよそ者目線で見ると、○番線、○番線、○番線、どれも古町まで行きます、というのはちょっとわかりにくい。乗り場が統一されるならば、旅行者には便利だと思う。それと、新幹線含めて、電車利用の人は電車の時間が気になるので、どうしても駅近くで夜会食するケースが多くなる。終バスの時間や夜の運行頻度が改善されれば、「夜の部」の人の流れも変わるかもしれない。

2.渋滞を引き起こす

BRTの専用路を作ることになるので、路線が減るのは間違いない。さてどれぐらいの渋滞が発生するのか。自分はどちらかというと柳都大橋という、一本隣の橋で信濃川を超えることが多いので、柾谷小路の車線が減ってもあまり影響ないように思うが、車の流れが変わると、いろいろ影響が出るのかもしれない。

恐らく問題は、「車を使わずに移動しよう」と思わせる仕組みになるかどうかだろう。JRや路線バスとの接続、割引、郊外から車で出てきた場合の駐車場の確保など、使い勝手が鍵になる。

3.どっちにしても古町にはいかない

古町で商売をしている人たちにとっては、古町の活性化は大きな課題だが、それ以外の人たち、とりわけ古町のお店をほとんど利用しない人たちにとっては、あまり関係のない話だ。新潟駅から白山駅まで、たかだか4キロ区間の交通網を整備したところで、その状況が変わるわけではない。

他の都市でも同じだが、新潟市民の多くも、すでに郊外型店舗を中心にした生活スタイルに移行していて、中心部の店に行かなくなってしまった世代が増えてきている。あくまで平均すればの話だが、学生と話している時と、自分と同世代以上の人たちと話している時では、古町という町の存在感が、かなり違うように感じる。そういう意味では、「いまさら」の措置だといわれても仕方がない面はある。

結局足の問題もあるが、町に人を呼び戻す力がなければ、どうしようもない。古町地区は個性的な街並み、個性的な小規模店舗がいくつもある。しかしながら、全体としては古い、あか抜けないイメージに転落してしまっているというのが正直なところ。新しい店を開こうにも、「老舗」ゆえにか、集客力の落ちてしまった今でも、家賃が高い物件が多いという話も聞く。

4.他のエリアのインフラ整備は?

新潟市は政令指定都市になるまでに周辺市町村を合併してきたので、同じ市内でも、周辺地域の中には、鉄道がなく、バスもかなり不便、という地域があるようだ。中心部でも、「駅南」と言われるエリアは、住民の数が増えているように思うのだが、開発が遅れたせいか、バス路線があまり充実していないし、新潟駅の南北を貫く道路もない。このところ新潟市では珍しく、雪かきが必要なぐらい雪が降っているのだが、にもかかわらず、自転車で移動している人をよく見かける。それだけ市内中心部も、他の代替交通機関が整備されていないということなのだろう。

これらの地域のインフラを整備するよりも、曲がりなりにもそれなりの交通手段が整っている、新潟駅から古町に、BRTが新規に整備されるべきなのか。もし古町が押しも押されぬ新潟の中心市街地として、今後も支持されるとするならばいいのだが、実際にはその地位もかなり揺らいでいる。いや、もし今後も古町が中心市街地として支持されるのだとしても、周辺地域から新潟駅への公共交通でのアクセスが改善されない限り、これらの地域の人々は、車で買い物に出かけることになるし、そうなれば古町を渋滞させるか、あるいは郊外型店舗に行くかということになる(恐らく後者だろう)。

以上大まかにまとめてみたがどうだろうか。

ちなみに、「新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす」でも、昨年この話題を取り上げていて、どちらかというと懐疑的な見解。

本当にいいの?BRT :: 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす

真ん中の車線がバスレーンになれば停留所も車線の中にできる。岐阜にかつてあった市電のように道路に白線を引いただけ(すぐ脇をクルマがびゅんびゅん通る)ということはなく、ちゃんと屋根付きの停留所を作るのだろう。その分車線は狭くなる。現在片側3車線の柾谷小路は、バスレーンと停留所で事実上1車線に…?

専用バスのみをレーンに走らせるとしたら、現在1日に2700台走っている路線バスは実質1車線に押し込められる。もっとも、この区間の路線バスの多くは専用バスに取って代わられるのだろう。ということは、東区方面から古町、西区方面から新潟駅まで乗っていた人は、市役所や新潟駅で乗り換えなくてはならないということ…?

結局カネかけてかえって不便になるんじゃない? 車線の真ん中の停留所で乗り降り不便になって、乗り換えまで強いられるバスになんて誰も乗らなくなるのでは。柾谷小路の実質1車線に路線バスとタクシーとマイカーがダンゴになるのでは、古町に行こうなんて誰も思わなくなるのでは。

住んでいる地域によって利害が異なっているため、なかなかコンセンサスを得るのは難しいだろう。バス路線の充実していない駅南エリアで、しかし新潟駅までそれほど遠くない地域に住んでいる自分としては、さほどの違和感もないが、新潟駅までは依然として歩くよりほかないので、もろ手を挙げて賛成、というほどでもないといったところだ。

「ドジっ子」越後線を擬人化

新潟と柏崎を結び、新潟市民の主要な交通手段の一つであるJR越後線。新潟から新発田方面に走り、敬和生の多くが利用している白新線とならび、越後線は雪に弱い。今週は雪の影響で、越後線も大幅に遅れが出ており、通勤通学に大きな影響があった。

そんな越後線に翻弄された一人、敬和生の「まるり」さん(@maruri0423)さんが、越後線を擬人化して公開した。本人としては「萌え絵」は得意ではないようで、誰かこのアイデアを「萌え絵」としてまとめてほしいとのこと。

【初擬人化】もしも越後線が可愛い女の子だったら・・・。憎めないドジッ子キャラになるんじゃないか?【描いてみた】 | まるりわーどぷれす

ドアを壊しちゃうとか、関屋分水が怖いとか、いまいちよくわからないけれど、ドアが壊れたり、強風で関屋分水を渡れない(あるいは徐行する)といったことがあったのだろう。白新線の擬人化はまだ行われていないようだけど、基本的なキャラクターは似ているような気がする。

新潟県の廃線を歩く―鉄道歴史探訪ガイドブック
新潟県の廃線を歩く―鉄道歴史探訪ガイドブック

ミラクル☆トレイン~大江戸線へようこそ~ 1 【完全生産限定版】 [DVD]
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原武史『震災と鉄道』 (朝日新書)

今日、日帰りで東京まで行ってきた道すがら、読み終えた本。アマゾンのレビューは今のところ、なかなか厳しい。

日本政治思想史が専門の原先生による、鉄道の話。もちろんかなりの「鉄分」を感じさせるのだが、それだけではない。被災した三陸地域の鉄道が、いまどのような扱いを受けているか。これまでどのような扱いを受けて、利用率の低い路線になってしまったか。
一方新幹線のネットワークを広げる中で、日本が失ったものは何なのか。

「非鉄系」の自分は、JR東日本の営利追求を批判する姿勢を、当初割り引いて読んで始めたが、次第に「鉄道を通して見えるもの」がわかるような気がしてきた。山田線、三陸鉄道、気仙沼線などに乗ってみるのはもちろん、北海道の廃線跡も、ぜひ訪れてみたいと思った。情報系の研究者や企業人には、鉄系の人が非常に多く、自分には提供できる話題がなかったのだが、この本をネタに共通の話題ができそうだ。

アマゾンのレビュアーたちが述べるとおり、公共的な政策としてどこまで現実的なものになりうるのかは、よく検討が必要だろう。しかしこの「鉄系」の発想には、拡大路線が望めない日本が、効率化のために地方を切り捨てるのではなく、地方も含めて活性化させ、身の丈にあった幸福を追求するためのヒントが、隠れているように思った。
震災を切り口としながら、基本インフラとしての鉄道をどのように支えていくべきなのか、非常に示唆に富む一冊。

「鉄学」概論―車窓から眺める日本近現代史 (新潮文庫)

情報処理学会EIP研究会11/11新潟で開催:発表申込受付中

情報処理学会電子化知的財産・社会基盤研究会(EIP)が、11月11日に新潟大学ときめいとで開催される。
ときめいと開催の場合、首都圏から日帰りが可能なので、ぜひ応募いただきたい。応募は9月末まで。
「このテーマはEIPのスコープに入るか?」といったご質問は、お気軽にお問い合わせを。
第54回EIP研究発表会-情報処理学会
EIP研究会

第54回電子化知的財産・社会基盤研究会(EIP)
主査:山下博之(情報処理推進機構)
幹事:一戸信哉 (敬和学園大学),橋本誠志 (徳島文理大学),金子格(東京工芸大),小向太郎(情総研)
奮ってご応募のほど,よろしくお願い申し上げます.
日 時:2011年11月11日(金)13:00-17:00
テーマ:情報セキュリティ,知的財産,デジタルコンテンツ,及び一般
場 所:新潟大学 駅南キャンパス「ときめいと」
〒950-0911 新潟市中央区笹口1-1 プラーカ1 2階
(JR新潟駅南口に隣接しています.)
http://www1.niigata-u.ac.jp/tokimate/access.html
プログラム終了後,新潟駅周辺にて懇親会を予定しております(後日ご案内).
申込締切: 9月30日 ただし応募者多数の場合,早期に締め切る場合があります.
原稿締切: 10月17日(予定)
ページ数: 6-8ページ
申込先: 下記応募フォーマットに必要事項を記入し電子メールでお申込みください.
Subject先頭に「EIP54発表申込」とご記入ください.
申込先: eip54entry◎jura.niigata-u.ac.jp
申込みには必ず返信をしております.返信が届かない場合は,再度メールをお送り下さい.
・お問合せ先:須川 賢洋(新潟大):masahiro◎jura.niigata-u.ac.jp
※スパムメール防止のため,@を◎に置き換えてあります.半角@に直してお送り下さい.
応募フォーマット
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第54回電子化知的財産・社会基盤研究会(EIP)研究会発表申込み
・ タイトル
・ 氏名,略称所属:(登壇予定者に○)
・ 概要(200字程度),キーワード(5つ程度)
・ 連絡先,および原稿依頼送付先
– 連絡者名:
– 連絡者住所:
– 電話番号:
– e-mail:
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発表お申込みをいただきました方には,後日情報処理学会事務局から予稿原稿の
作成依頼をさせていただきます.カメラレディ原稿のご提出先は情報処理学会
事務局になります.