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The better beer festival 2017

クアラルンプールでクラフトビールイベントが中止に:マレーシアにおける「不寛容」の現れ方

2017年10月、マレーシア・クアラルンプールで予定されていた「ビール祭り」が、中止になったというニュースが流れてきました。

純粋なイスラム国家を目指す野党・全マレーシア・イスラム党(PAS)が最近、「世界からクアラルンプールがアジア最大のみだらな中心地と見なされる状況をこれ以上放置できない」と中止への圧力を強めていた。

日本語の記事では触れられていませんが、このイベントは、「The Better Beer Festival」のことです。2012年に小さくスタートしたこのイベントですが、今年は日本を含む世界各国の43のブルワリーから250種類のビールが出品される予定とアナウンスされていました。

日本からは「よなよなビール」で知られるヤッホーブルーイングが、参加予定だったようです。

The Better Beer Festival 2017

Better Beer Festival, Malaysia’s Biggest Craft Beer Event, Back In October

クラフトビールイベントは、日本でも全国各地で開催され、この数年でかなり規模を拡大しています。もちろんアルコールのイベントを開催すれば、酔っ払った来場者がある程度出てきてしまうのはやむをえないところ。筆者の暮らす新潟県でも、毎年3月に「にいがた酒の陣」という日本酒のイベントが行われます。普段コンベンションセンターとして使われている大ホールで、多くの人たちが日本酒を楽しんでいるのですが、終盤にはホールの床に座り込み、横になる人の姿も見られます。

新潟淡麗 にいがた酒の陣2017

「にいがた酒の陣」は、「コンベンションセンターで酔っ払う」という意味では「異例」ですが、いちおう酔っぱらいだけをホールに封じ込めている形になるので、通りがかった人の気分を害することはほとんどありません。しかしビールイベントの場合には、開放空間が好まれ、それゆえに通りがかった人で、「酔っぱらい」を見て不快になる人もいるかもしれません。埼玉県で行われている、「けやきひろばビール祭り」は、屋外部分でビールを飲む形になっているようです(行ったことがないので違っていたらごめんなさい)し、新潟市内で行われている「新潟クラフトビールの陣」も、アーケード街で行われていますから、いずれも、「酔っぱらい」の姿は目に触れることになりそうです。

日本でもこうした懸念がないわけではないのですが、そもそも日本人は公の場所での飲酒に大らかだと言っていいでしょう。特に夏に屋外で、それも札幌大通公園のように開放的な空間で、ビールを飲むのは、風物詩として受け入れられています(少なくとも、批判的な世論が湧き上がってはいません)。

マレーシアの場合、イスラム教徒の保守的な勢力の声が、時に高まり、アルコールに対する強い拒否反応が出てきます。マレーシアの中でも、地方、とりわけマレー半島東海岸の地域は保守的とされていて、以前泊まったクアンタンのホテルでは、レストランの中でも屋内ではアルコールを提供できないと言われたことがあります。他の地方でも、たとえばマラッカ州では、イスラム教徒の多い地域ではコンビニでのアルコール販売を禁止しようという動きが出てくることがあります。

マラッカ州、マレー住民多数エリアでの酒類販売禁止へ | マレーシアニュース | マレーシアナビ!

スーパーでも、アルコールの販売にイスラム教徒が関わらないよう、豚肉を販売する「ノンハラル」コーナーの隣に売り場が置かれていたり、その売場も早い時間に閉店したり、しかし、ビールだけは例外で、通常のレジで会計ができたり、地域やお店によって、配慮の仕方が少しずつ違いました。

首都クアラルンプールはこうした地域差の中では、もっとも大らかで、街中のひと目につくところで、アルコールを飲んでいる人を割と見かけましたが、やはり「保守派」の人達からすると、眉をひそめる状況だったということでしょう。今回の会場は、The Square Publikaという、ショッピングモールに付属する屋外イベント会場のようなので、イスラム教徒の目にもつきやすいというのはたしかでしょう。

マレーシアなりの「不寛容」さが時に今回のように強くあらわれ、非ムスリムは我慢を強いられます。せっかく盛り上がってきた「クラフトビール文化」が、こうして座礁してしまうのは、おそらく主催者としてはとても残念だろうと思いますが、盛り上がってきて、6000人もの参加が見込めるイベントになったからこそ、反発も生まれたということなのだと思います。

社会の「不寛容さ」の現れ方は、国・地域によってさまざま。マレーシアは、マレー系、中国系、インド系を中心とする「多民族共存」の中で、互いの不満がときに強く現れます。アルコールを扱うような、許容可能な「ぎりぎり」の部分の仕事をする人たちは、非常に気を使うと思います。イスラム教徒優位の中で「多様性」をどう保証していくのか、マレーシアの人たちが時に直面するこうした課題は、日本の「多様性」問題とは前提が違う部分もある一方、私たちにも「多様性」や「寛容」のあり方について、示唆を与えているようにも感じます。

(Yahoo!ニュース個人掲載記事を転載)

Bloggers Meetup 20120322

「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意」出版記念オフ会に参加してきた

「ネタフル」のコグレマサトさんと「和洋風◎」するぷさんの新刊「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意」の出版を記念するオフ会が、3月22日夜に渋谷で開催された。ちょうど出張のタイミングだったので、久しぶりに東京のネット系の集まりに参加することができた。

今回はブロガーばかり100人。久しぶりの東京でのオフ会ということもあり、かなりのアウェイ感を感じながらの参加だったが、意外と知り合いも多く、何より皆さん積極的な方ばかり。初対面の方とも、いろいろお話しできて、とても楽しかった。

Bloggers Meetup 20120322

先週の「にいがた酒の陣」でお会いしたばかりの麦酒男さんにも再会、プリンセスホールドもやってもらった(やってもらう人は、足を閉じてください、と教わった)。その後、彼の周辺でビアゴーグルをかけて盛り上がっている人たちの写真を撮っていて、とても楽しい雰囲気なのだけれど、お一人ずつ公開許可をとったわけではないので、今回のイベントのポリシーにしたがい、今のところは非公開にしてある(自分のはむしろ公開しろ、という方、ご連絡お待ちしております)。

地方からの数少ない参加者ということで、ありがたいことに、発売前の本をプレゼントしていただいた。どうもありがとうございます。

 

はじめましての方、お久しぶりの方のほか、一度お話してみたかった方やいろんなところですれ違っていたらしいがお話しするのは初めての方もいたし、はては15年ぶりぐらいでお会いできた方も。本を書かれている方にもお会いできた。

TwitterやFacebookが普及する中で、ブログの存在感は徐々に低下しているように思える。しかし昨日お話しした人たちの中には、ストックとしてのブログ、本拠地としてのブログに向き合って、成果を上げている方々が多かった。最近さぼり気味の自分も、心を入れ替えて、アウトプットに取り組んでいこうと思った。昨年、コグレさんといしたにさんに新潟に来ていただいた時にも、同じようなことを思ったのだけど。

さて献本いただいた新刊「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意」。まだパラパラと拝見しただけだが、ブログに真摯に向き合おうという人には、うってつけの本だ。主要なコンテンツは、

1.ブログを書くためのテクニック
2.ソーシャルメディアとの連携
3.アフィリエイトで収入を得る方法
の3つにわかれる。

1つめのブログの書き方がまずは基本になるが、これも「書き方」それ自体のほかに、日ごろの情報収集の方法、キャプチャ画面の貼り付け方、Google Analyticsの使い方など、周辺知識も丹念に説明されており、これからブログを始めようという人が一から学ぶのにも役立ちそう。すでにブログを書いている人にとっても、こんな小技があったか、という項目があるはずだ。「読まれなった記事の原因を洗い出す」という項目もある。昨年この話をコグレさんたちにうかがった記憶があるけれど、忘れてました(すみません)。実際にはちょくちょくアクセスログを見てはいるのだけど、じっくり反省会をするまでには至っていない。アクセスログによる「反省会」が大事というのは、コグレさんの持論で、これは軽んじられているが、ブログの進化には欠かせないプロセスだろう。

2つめのソーシャルメディア連携。ソーシャルメディアに書いて満足してしまい、ブログエントリにまとめずに終わってしまうことが多いのは、僕だけではないはず。一方ブログにこだわるお二人だが、ブロガーとソーシャルメディアの幸せな距離感を意識した内容になっているようだ。個人的には、ここにもいくつか知らなかった項目(Wibiyaというブログパーツなど)がある。

3つめのアフィリエイト。「プロブロガー」の収入源は主にこれになるのだが、あまりにやり過ぎるといやらしいわけで、スマートなやり方を追求するべきなのだろう。ざっとみると、Google Adsense、Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを利用するコツが紹介されている。「発信力」をきたえるには、動機付けも大切。この辺の仕組みとコツを理解しつつ、たちかえってブログの振り返りをするというのも、大事な作業になるはずだ。

今年はゼミの学生たちにちゃんとブログを書かせようと思っているのだが、1項目ずつ短くまとめられていて扱いやすいので、ぜひこれで勉強させようと思う。

コグレマサト・するぷ『必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意』
必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意

 

Niigata Arakiss

1988年にアラーキーの撮った新潟

新潟市では、今日明日と、にいがた食の陣当日座というイベント。大阪から戻った後、いくつかある会場のうちの古町会場にちょっと行ってきた。会場沿いにある萬松堂で何冊か本を買い外に出ると、入口に写真展のポスターが貼ってあることに気付いた。

Niigata Arakiss

モノクロで、新潟の若者たちの日常を切り取った写真展。面白そうだなと思ったのだが、よくみると「1988」と書いてある。さらによく見ると、たしかに「若者たち」の髪型、服装、しぐさが、2012年の今とはちょっと違うことに気がついた。1988年の新潟。

さらによく見ると、下の方に「アイコン」が!「Nobuyoshi Araki」、あー、アラーキー。「経惟」という名前の読み方が、いまだに頭に入らないので、気がつかなかった。1988年に新潟を訪問し、撮影したときの写真が展示されるようだ。

会場は、東堀通4の画廊Full moonで、2月21日(火)~27日(月)12:00~17:00。
画廊 Full Moon

ご本人が期間中に新潟に来るという未確認情報も見かけた。

1988年、自分はまだ高校生で、青森にいて、東京への進学を目指していた。新潟は、遠く離れた「別の雪国」で、「ねじれの位置」にあった。新潟で出会った多くの人たちは、それぞれの年齢で、1988年のリアルな新潟を体験している(学生たちは生まれていないが)。自分もいまこの人たちとともに、新潟に暮らしているのだが、体験は共有できない。もはやシェアすることのできない1988年を、のぞきに行きたいと思う。

情報ネットワーク法学会特別チャリティ講演会『大災害時のソーシャルネットワーク・インターネットの効用と課題』:司会を担当予定

5/13に開催される情報ネットワーク法学会で、司会をやらせてもらうことになった。テーマは『大災害時のソーシヤルネットワーク・インターネットの効用と課題』。パネリストは、ガ島通信の藤代裕之さん、金子郁容先生、情報ネットワーク法学会理事長の村山 優子先生。
チケットは、イープラスで事前購入できる。参加費の全額を、東日本大震災の被災者支援に寄附をする。
情報ネットワーク法学会特別チャリティ講演会『大災害時のソーシヤルネットワーク・インターネットの効用と課題』
情報ネットワーク法学会:『大災害時のソーシヤルネットワーク・インターネットの効用と課題』
「大災害時のソーシヤルネットワーク・インターネットの効用と課題」
●日時:5月13日(金)13:00~15:30
●場所:東京カルチャーカルチャー
    東京都江東区青海1丁目3-11Zepp Tokyo2F
    http://tcc.nifty.com/accessmap/
●開催趣旨
 阪神・中越そして東日本大震災にいたる大震災。そのときソーシャルメ
デイアの果たしてきた役割と今後の社会的、法的、技術的可能性を検証し
ます。マスメディアとの補完関係が成り立つのか、被災者、政府・自治体、
ボランティア間において共有すべき情報精度を上げるためにできること等、
第一線で実践されてきた講師を迎えての議論です。
●講師:
 藤代 裕之(ガ島通信主宰、ジャーナリスト)
 金子 郁容(慶應義塾大学政策・メディア研究科教授)
 村山 優子(学会理事長、岩手県立大学教授)
 司会:
 一戸 信哉(学会理事・敬和学園大学人文学部准教授)
●参加費:¥1000
※参加費の全額を東日本大震災のチャリティとします。
 (チケット集金の手数料が発生しますが、手数料を学会が負担して、参加費全額を寄付いたします。)

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敬和バドミントン部、武下利一選手が、ニュージーランド国際(Li-Ning New Zealand International)で優勝

すばらしい知らせ。敬和バドミントン部の武下利一選手が、ニュージーランドで行われた国際大会で優勝した。昨年日本ランキングサーキット大会で優勝しているが、国際大会でのタイトルは初めて(だと思う)。第一シードを3回戦で破り、そのまま決勝まで勝ち上がった。
時事ドットコム:武下ら優勝=バドミントン
Badminton New Zealand – SportingPulse

In the men’s singles it was Japan’s Riichi Takeshita who completed a successful event by beating the top seed in the third round, another seed in the quarterfinals and then the third seed in the semifinals. In the final he continued his good form by dispatching the fourth seed Wing Ki Wong(Hong Kong) in straight games in front of a large and noisy crowd. Wong who was finalist at the last tournament in New Zealand two years ago was defeated 21-19 21-19 and was never able to quite get through the tough counter attacking style of Takeshita.

武下君は、昨年の全英オープンで準優勝した田児賢一選手と同世代。今回のタイトルを契機に、さらなる飛躍を期待したい。
ちなみにこの大会の前、バドミントン部は佐渡で合宿をしており、松浦進二監督の下、過酷なトレーニングを行っており、写真を見ると武下君の姿も見える。この合宿の成果でもあった、とみるべきであろう。
敬和学園大学バドミントン部 松浦進二監督の新・一球入魂  : 佐渡合宿の報告

Niigata Photowalk in Kami Furumachi 20090620

新潟市上古町を歩いた第一回新潟フォトウォーク終了

20日土曜日に開催した新潟フォトウォーク。短期間の告知であったにもかかわらず、13名のメンバーに参加していただいた。天気にも恵まれた。ご参加いただいたメンバーの皆さん、その他ご協力いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

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敬和学園大学第18回敬和祭:今年のゲストは桜塚やっくん

敬和学園大学の学園祭、今年は10月25、26日の両日開催される。今年のゲストは桜塚やっくんとなった。お笑いに疎い僕も、顔は知っている。

リンク: 敬和学園大学-敬和学園大学 第18回敬和祭「Freedom ~愛×逢~」 (2008年度).

同時開催のオープンキャンパスは、僕も担当することになった。「ケータイで情報発信」という内容で、Flickrなどに写真を投稿し、情報共有のあり方について考える授業にしようと思っている。

学園祭については、eventcastにも登録してあるので、こちらからGoogle Carenderなどに登録することもできる。
リンク: 敬和学園大学 第18回敬和祭「Freedom ~愛×逢~」 – eventcast.

関連記事:
リンク: ICHINOHE Blog: 敬和学園大学学園祭で「いつもここから」がライブ.