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Be Social Seminar

12/21「BEソーシャル!」出版記念セミナーに登壇予定

今週末12/21(金)開催の「BEソーシャル!」出版記念セミナーにて、モデレータの仕事をいただいたので告知。

Be Social Seminar

【統制から透明へ。競争から共創へ。】
~ソーシャル時代の組織の在り方、持続的な経営とは?~

12/21(金)13:30〜17:00
新潟テルサ 3階 大会議室

▼プログラム
◎第1部:BEソーシャル!出版記念セミナー
「ソーシャルシフト」「BEソーシャル!」をはじめ、ソーシャルメディア関連の著書を多数執筆されている斉藤徹さん(ループス・コミュニケーションズ代表取締役社長)をお招きし、BEソーシャル!出版記念講演をしていただきます。
※ソーシャル時代の組織の在り方を中心に、ソーシャルメディアの活用事例も交えた、軽妙なお話しは必聴です!

◎第2部:ディスカッション
斉藤さんとともに、ソーシャルメディアを活用されている県内の皆様を交え、ディスカッションを行います。
新潟の企業がいま、どのようにソーシャルメディアを活用しているか、事例もご紹介します。

コーディネーター:
一戸信哉(敬和学園大学 国際文化学科准教授)
スピーカー:
斉藤徹(ループス・コミュニケーションズ代表取締役社長)
高野雅哉(燕商工会議所/磨き屋シンジケートのご紹介)
今井進太郎(コマスマーケティング株式会社代表取締役/新潟マーケティング大学)
▼後援
トッパン・フォームズ株式会社 新潟営業所
▼協賛
有限会社ソルメディエージ
▼参加費
4,000円(学生2,000円)
※セミナー当日、会場で現金にてお支払いください。

申し込みは以下から。

【BEソーシャル!出版記念斉藤徹氏セミナー】お申込み – 新潟マーケティング大学公式ホームページ

斉藤徹さんは、日頃勉強させてもらっているブログ「In the looop」を率いている。「ソーシャル化」を解説した「ソーシャルシフト」でも広く知られており、新潟でお話されるのは初めてというので、大変楽しみだ。

[新] In the looop ソーシャルシフトを加速する情報メディア

パネルには磨き屋シンジケートの高野さんも登場。実は高野さんにも初めてお会いすることになる。ともあれ、第二部は話を展開するセッションで、メインは第一部、斉藤さんのお話だろう。今回は「ソーシャルシフト」というよりは新著「Beソーシャル!」について。こちらはどちらかというと、組織論の話。ソーシャルメディアを活用できる企業は、フラットで効率的な組織を作り上げ、外部ともフラットに連携できるというのが、「統制から透明へ。競争から共創へ。」というタイトルの意味するところであり、第一部の内容となるだろう。ソーシャルメディアの利用自体をためらっている企業には、ちょっとハードルが高いかもしれない。

一方、第二部では、この話が新潟の中小企業にどこまで適用可能なのか、新潟のビジネスに通じている今井さんと高野さんにお話をうかがいながら、もし課題があるとすればどうやって突破すればいいのか、斉藤さんも交えて、突破口をさがすセッションにしたいと思う。その意味では第二部は話の展開ではあるけれども、「Be!ソーシャル」の提言は新潟でも打倒するのか、すり合わせをする補完的なセッションとして機能させられたらと考えている。

21日、平日午後なので、なかなか仕事を抜けられない方も多いだろうが、ぜひ会場でお会いできたらと思う。

GoogleがGoogle+連携の「Search plus Your World」を発表:Twitterは反発

Googleはかねてから予想されていた、検索とGoogle+を連携させるサービス「Search plus Your World」を発表した。

Photo by James Brauer

サービス内容について、以下の斉藤徹さんの記事が詳しいが、要するに一番のポイントは、Google+の友人の投稿内容が、検索結果に反映されるというPersonal Results(といっても、「ソーシャル」な要素を入れるかどうかは切り替え可能だ)。

Googleが、Google+連携でソーシャル検索を実現。ここ数年で最も大きな検索の進化と発表 in the looop 斉藤徹

“Personal“(Google+で共有されている情報)、右側が “Public“(今までのGoogleが対象としていたオープン情報)をあらわしており、左側をオンにすると、検索結果にGoogle+やPicasaで友人とシェアしている情報が検索されるようになる。この図では 赤い矢印 のようにトップで50のPersonal情報がヒットし、黄色い矢印 のようにその検索結果が表示されるようになる。黄色のように左側に「人のマーク」がついたものが Personal情報、マークのないものがPublic情報であり、Personal情報は完全に個人にカスタマイズされたものとなる。

このほか、Facebook内の検索のように、Google検索の際にGoogle+のユーザが予測変換されて出てくる「Profiles in Search」(ここに出てくる範囲が友人までなのか、もう少し広いのかは気になるのところ)、検索キーワードに関連の深い人物やGoogle+ページが「おすすめ」として出てくる「People and Page」がある。

数日後に英語版で徐々に公開されるそうで、日本語版での登場にはもう少し先になるだろうか。

これに対する評価はさまざま。Techcrunchでは、Jason Kincaid が比較的中立的な論評であるのに対して、ゲストライターのFrederic Lardinoisはかなり手厳しい批判を加えている。

Google、検索対象にGoogle+を含めるサーチ・プラスをローンチ―本格的ソーシャル検索への第一歩

Googleの言う「あなたの世界」は、Google+だけの世界

かくして現時点では、Googleの「あなたの世界」の解釈は未だ非常に限定されているようだ ― パーソナル化された検索結果でさえあまり有用ではないかもしれない。なぜなら本当の友達はFacebookやTwitterにいるのであって、Google+ではないから。

Googleは「Google+はGoogleそのものである」と言った。Google+は、Goolgeの行うあらゆる局面において中心的存在となりつつある。だから検索も、Google+を加える論理的な次のステップにすぎず、そこはまた最適な宣伝場所でもある。今やGoogle+プロフィールは、オートコンプリートにも取り込まれ、パブリッシャーの名前やGoogle+アバター、プロフィールへのリンクは検索結果の記事の横に表示される。さらにGoogleは、特定のトピックを検索した際に、一部のGoogle+有名人のプロフィールを強力に宣伝するつもりだ。

Facebookは、新しいタイムライン機能を発表した時、このサービスは「あなたの一生の物語」を共有できるようになったと言った。Googleは、Google+が「あなたの世界」を表現していると考えている。プログラムの動作にもよるのだろうが、時としてこれらのサービスは、われわれとサービスとの関係と、そのプラットフォームでわれわれが「友達になった」人々との関係とを根本的に取り違えている。そろそろ大規模ソーシャルネットワークの面々も、われわれが彼らのサービス上で共有している物が、オンライン人格のほんの一端を表しているだけであり、オンラインにせよオフラインにせよ誰かのすべてを表現しているわけではないことに気付くべきだ。Googleの、Google+が「あなたの世界」を表現しているという発言も、この一例だ。

現状としては、本当の友達を探すほどの規模にはなっておらず、大集団で一気に占拠してしまったAKB48ばかりが目立っているGoogle+であるが、これを機にすそ野を広げていく可能性がある。実際、アクティブユーザを奪われる可能性のあるTwitterは、Google+だけを検索の範疇に入れたことに、強く反発している。

Twitter、Google+とGoogle検索との連携を激しく攻撃

われわれはGoogleの検索手法の変更によって人々が最新の情報を適切に得ることがはるかに困難になると憂慮している。この変更はサイト運営者、ニュース事業者、Twitterユーザーその他全員の不利益になる。

ただ、この記事では、Twitterの反発に対する見方は冷ややかだ。

Twitterが「人々が最新の情報を適切に得ることがはるかに困難になる」と主張している点だが、人々が求めているのが「Twitterで共有された情報にリアルタイムでアクセスすること」であれば確かにそのとおりだろう(またTwitterの方がGoogle+よりも多くの最新ニュースを共有しているというのも事実だろう)。しかしそれなら人々はTwitter自身の検索機能を使えばよいわけだ。実際Twitter検索は非常に強力かつ大規模な検索ポータルになり得る(ただし残念ながら現状ではまだ非常に荒削りだ)。

 

しかしGoogleは可能なかぎり最新かつもっとも関連性の高い検索結果を提供する責務があるとしている点ではTwitterの主張は正しい。Twitterのデータを無視するならこの目的を達成することが難しくなる。だがもちろんGoogle側ではTwitterに対する反論の原稿を書いているはずだ。そこには「Google検索にリアルタイムでツイートが含められるべきだとTwitterが言うなら、それを可能にするAPIを公開せよ」という趣旨が含まれているのではないかと思う。”私は両者にコメントを求めておいた。

後半部分はすこし分かりにくい。昨夏Googleは、東日本大震災でも威力を発揮した、Twitterなどを全文検索するリアルタイム検索というサービスを中止した。その原因として、TwitterからGoogleに提供されていたFirehoseというサービスが、打ち切られたことが挙げられている。もしTwitterが、Googleの検索結果にTwitterの検索結果やフォロワーのTweetの内容を含めろというのであれば、Twitterの側が、Firehoseを積極的に(おそらく安価で)、提供するべきだ、という趣旨だろう。

今のところ、この件について、Facebookは沈黙している。

以下はプロモーション用のビデオ。

Googleのこの新しいサービスについては、米国の電子プライバシ情報センター(EPIC)も懸念を表明している。

EPIC – Google Changes Search Results, Preferences Google+ Results

Google検索をめぐる攻防が加熱 FTC介入の可能性も – ITmedia ニュース

米プライバシー団体、Googleの「Search plus」を批判  :日本経済新聞

主要な批判のポイントは、「Profiles in Search」のようだ。つまり、Google+のユーザがいつのまにか通常の検索の対象の中に含まれ、候補として表示されるということを、ユーザ側は予定していなかったし、もしこれから検索対象から除こうにも、その手段が提供されないという趣旨であろう。はたしてこの批判の通りの状況にあるのか。今後サービスが公開されたところで確認してみようと思う。