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弘前の大学生たちのプロジェクト「いしてまい」のメンバーに会ってきた

1月2日、弘前市内で、市内の大学生たちのプロジェクト「いしてまい」について、弘前大学の大学生、丹藤さんに話をうかがった。正月のまっただ中、1月2日にもかかわらず、時間を作ってくれてどうもありがとうございました。丹藤さんは大変しっかりした、適切に言葉を選んで話をする学生さんで、楽しい時間を過ごすことができました。

いしてまい

いしてまい (isitemai)さんはTwitterを使っています

「いしてまい」は、学園都市ひろさき高等教育コンソーシアムという市内の大学のコンソーシアムを母体に、これに参加する弘前大学、弘前学院大学、東北女子大学、東北女子短期大学、弘前医療福祉大学、放送大学青森学習センターの6大学から、学生たちが自主的に集まった「学生委員会」で、弘前の活性化のための取り組みをしている。昨秋に新聞記事を見て興味をもったので、Twitterを通じて、年末年始だけれどももし時間をいただけるならばお話をうかがいたいと連絡をしてみたところ、丹藤さんが快諾してくださった。

いしてまい丹藤さん

「いしてまい」は平成22年発足で、実はすでに4年目。丹藤さんは2012年度、大学2年の時から参加したということなので、「いしてまい」という名前が決まった瞬間には立ち会っていない。「いしてまい」は「良すぎて仕方がない」という津軽弁。弘前が地元の自分だが、最初名前を字で見た時には、実は最初意味がわからず、頭のなかで「石手舞」などと字をあてがっていた。メンバーの構成は、弘前大学3人、弘前学院大学6人、弘前医療福祉大学10人、東北女子大学2人、東北女子短期大学2人(というのが、丹藤さんの記憶に基づいて教えてもらった数字。放送大学青森学習センターからは、まだ参加者がいないそうだ。まあそうだろう)。弘前学院大学や弘前医療福祉大学からの参加が多いのは、おそらく先生からの呼びかけがうまく機能しているということだろう。弘前大学のように大きな大学だと連絡が行き届きにくいし、大学の中のコミュニティで自足してしまうということもありそうだ。

昨年度は「6大学合同文化祭」を中心市街地の土手町で開催、よさこい、ファッションショーなどのステージイベントと模擬店を出した。また、弘前市内各地区のお店について、市民の皆さんからの情報を元に取材し、冊子にまとめた「つながるMAP」を発行している。今年度は、弘前ねぷたへの「参加」をテーマに、ねぷたの製作過程から取材をし、最終的にねぷたの運行にも参加したそうだ。ブログやTwitterでの情報発信にも取り組んでいるが、コンテンツを制作して外部に公開するということよりも、実際に人に会って交流するということに力を入れているという印象を持った。

つながるMapつながるMap

活動の話をいろいろ聞いていくうちに一つの疑問がわいた。弘前という街は、文化的にも優れたものがたくさんあり、観光都市としての人気もあるのだけれど、ひょっとして市内のお店についても学生の皆さんは普段あまり行かないし、弘前ねぷたにもあんまり参加していないということだろうか?丹藤さんと話してみた限りでは、その通りのようだった。「いしてまい」に参加している学生の多くは、弘前市外の出身者。弘前市内の出身者で、こうした活動に目を向ける学生は少ないそう。一般的にも、学生たちが市内中心部で遊ぶことはあまりなく、五所川原市のショッピングモール「エルム」をはじめ、ドン・キホーテ、さくらのなどの郊外型の店舗に行っているようだ。新潟の学生たちがイオンに行くのと同じような現象と考えれば、さほど不思議ではないのだが、弘前という街は自分にとって、田舎だけどちょっとセンスのある街というイメージだったので、若者たちは放っておくと弘前の街中には出てこないという現象が起きているというのは、ちょっと意外であった。たしかに自分が高校時代を過ごした80年代後半からすでに20年以上が過ぎたわけだし、当時と違って、今はネットもありアニメなどのコンテンツのパワーも強いわけで、「ローカル」に目を向ける若者はなかなか増えていかないのだろう。ただそれは「きっかけ」がないからともいえる。「いしてまい」のような活動に参加した学生の皆さんは、これを通じて地域のことを再発見、再評価しているに違いない。参加しているメンバーは非常に良い機会を得ているように感じたし、それ自体は地域にとって大きな前進なのだということがよくわかった。

丹藤さんは3年生なので、これから就職活動がスタート。弘前での就職を希望しているそう。もちろん地元就職がそんなに簡単ではないこともよくわかっている。でも何とか地域のために働きたいと思うようになったという。1年間活動してきて、このように思える学生が少なくとも一人は出てきたわけで、これだけでもプロジェクトは大きな成果をあげているといってよいだろう。よい進路を見つけてほしいものだ。

最後に地域社会の現状をどう見ているか、聞いてみた。土手町の「シャッター通り」の空き店舗率は、最近改善されつつあるそうで、まだまだ「伸びしろ」がある。弘前は他の地域に比べると、いろんな催しなどで地域を盛り上げようという行動力のある人が多くいて、活力がある。「いしてまい」の活動を通じて、弘前のこうした「熱い人達」と知り合うことができ、確信を得たという様子であった。

今回は残念ながら、弘前大学以外の学生の皆さんにはお話をうかがえなかった。私立大学のメンバーの感じ方は、もともと大学のコミュニティが大きい弘前大学の学生とは、また違うような気がする。ぜひまたの機会にお話をうかがってみたいと思う。

就活事情を風刺したアニメーション動画「就活協奏曲」が話題に

東京芸大映像研究科、吉田まほさん制作のアニメーション作品。ごくごく普通の日常を過ごしていた大学生たちが、皆没個性化した姿で就活に向かっていくさまを、アニメーションでわかりやすく描いている。

[youtube]http://youtu.be/M6rb6kknj3A[/youtube]

自分が就職活動をしていた時代には、織田裕二主演の「就職戦線異状なし」が公開されていた。基本的には当時と大きな違いはない。いや、この作品は91年公開で、まだ「売り手市場」であった時代の「浮かれた」気分も漂っているわけで、「違いがない」といっては語弊があるだろうか。しかし、学生たちが「規格化」されて、就活なるイベントに没入していく一方、それに対し、少なくない学生たちが、どこかで疑問を抱いている。その点については、今も昔も変わっていないように思う。少なくとも自分自身は、「なんなのこのゲームは?」という疑問をいだいたまま、結局波に乗り切れず、大学院に進むことを選択したような気がする。

 

就活が遠い記憶となった世代、あるいは若い世代でも、就活が順調に進んだ若い人たちには、「あるある」で笑って見られる動画だろうか。直近のうまくいかなかった記憶を思い起こす人には、なかなかつらい動画かもしれない。

ちなみに、今の学生たちは、携帯の着信を気にしているが、自分たちの頃は、「留守電」が気になった(電話が来る日は家で待機すべきかどうかという話もあった)。その点だけははっきり違いがあると認識した。

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

今年は2,3年生で一戸ゼミ東京研修旅行を実施

2月22日、今年も東京研修旅行を実施、学生7名とともに、昨年と同じコースをまわってきた。各社関係者の皆さん、大変お世話なりました。

今年はフジテレビ、JSOCに加え、ニッポン放送も訪問:敬和一戸ゼミの東京研修旅行(2月実施分) | ICHINOHE Blog

過去2年間は4年生がほとんどで、すでに進路が決まってしまってからの研修となっていたが、今年は4年生の参加はなく、2−3年生で実施した。フジテレビ、ニッポン放送、LACの3社に、新潟の大学生が就職するのは容易ではない。しかしそうだとしても、就職活動中の3年生にとっては、「東京で働くこと」のイメージが立体化するよい機会になったはず。2年生にとっても良い心の準備になったであろう。

フジテレビでは、例年番組のスタジオセットで撮影させていただいているのだが、今回は生放送中だったために断念。ただ生放送中の様子を外側からのぞくことができ、かえってよかったのではないか。送出マスターや広報など、裏方の仕事も垣間見ることができたので、今年もよい勉強になったと思う。

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

ニッポン放送は、オールナイトニッポン45周年のキャンペーン中で、花がたくさんとどいてお祝いムードであった。インターネットラジオのSuono Dolceを含めた全体を学ぶことができた。

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

LACのJSOCでは、アナリストの監視業務の内容や攻撃の実態、さらにはスマートフォンに忍び寄る脅威の実態について、非常に具体的なお話をいただき、JSOCの運用の様子も勉強させていただいた。

山城研究員のテレビ出演情報。
スマートフォン | ザ・ベストハウス123 | TVでた蔵

JSOCのご案内 | セキュリティ情報 | 株式会社ラック

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

Tokyo Study Tour 20130222 / 一戸ゼミ東京研修旅行

この日は「情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢」実行委員会の例会が開催されており、学生たちの多くも、会議終了後の懇親会に参加させていただいた。昨年の越後湯沢に参加した学生も数名参加していたため、社会人スタッフの皆さんと再会する機会ともなった。なかには電車に乗り遅れて、スタッフ・メンバーのお宅に泊めてもらう学生も出てきたり、、、。ご迷惑をかけてしまったが、学生たちには得がたい経験になったであろう。

今回は1泊して翌日も集まるメンバーはいなかったので、当日で現地解散となった。

新潟の学生たちにとって東京は、「きらびやか」であるが、「遠い」「こわい」という、イメージのようだ。しかし、東京でも人々は普通に働き、生活している。生活し始めれば、大変なこともあるけれど、可能性もある。新潟の「まったり」とした空気の中で、よい職場に恵まれるならばそれもよいのだが、どんなに劣悪な環境の職場であっても、とにかく新潟にいられればよいという考え方は、(家庭の事情があるのではない限り)一度疑ってみたほうがいいのではないかと思う。

最終的には自分で決めることではあるけれど、就活を始める前に、一度「ディズニーランドではない東京」「修学旅行ではない東京」を見るというのは、非常に重要な機会なのではないかと思う。

学生による情報発信チーム「Keiwa Crew」、2年目の第2期メンバーを募集。

昨年度からスタートした敬和学園大学、学生による情報発信チーム「Keiwa Crew」、第二期メンバーの募集が始まった。今年も「新潟美少女図鑑」のテクスファームさんをアドバイザーに、学生自ら情報発信の手法を学んで実践するプロジェクトとして活動を継続する。今年も参加したい学生は、積極的にチャレンジして欲しい。学年は問わない。

 

教職員もサポートするけれども、主として指導してくださるのはテクスファームさん。プロの指導の下、みんなで相談して、実際に制作しながら学んでいくことができる。取材その他で、さまざまな人達に接することも多く、学生達は自信を深めていく。就職活動にも、明らかにプラスになっている。

単に冊子を作るだけにとどまらず、取材過程をウェブで可視化したり、完成した冊子をさまざまなお店や拠点に置いてもらったり、ラジオに出て告知したり、多様な活動の中で、ソーシャルメディア時代のコミュニケーション手法を学んで欲しいと思っている。

昨年のメンバーのうち、半分ぐらいは残ってくれそうだが、学年を問わず、興味のある人には参加資格がある。ただし途中でやめないでちゃんと続けること。続ければ必ず得るものがあるはずだ。

参加希望者は7月31日までに、 フライヤー記載の広報入試課のメールアドレス(koho@ )までご連絡ください。迷いがあれば相談にも乗ります。

Keiwa Crewの活動については、以下のFacebookページやこのブログの過去記事からどうぞ。

Keiwa_crew

private theater

大学時代はSNS観の切り替え時期:就活生のFacebook「のぞき見」について

(タイトルを一部変更。「大学生」→「大学時代」に)

ソーシャルメディアを利用した就職活動、「ソー活」の一側面。企業側が学生のFacebookをのぞくことに対して、批判の声があがっているという、j-castの記事。

private theater

Photo by caffeineslinger.

「本音書けないSNSなんて…」 就活生のFacebook「のぞき見」に疑問の声 (1/2) : J-CASTニュース

「就活生の素を知るため、学生のFacebookを覗く」――こんな動きが企業の間で広まっているが、インターネット上では批判の声があがっている。
若者の間では友人などとの交流のために使われることが多く、FacebookをはじめとしたSNSにはプライベートな空間というイメージがあるが、就活に影響してくるとなると、本音を言えない場所になっていくのではないかと懸念されている。

「公開されているけど(公開されていたとしても)、気分はプライベート」というSNS観は根強い。これには2種類あって、1.リアル接続型プライベート限定利用、2.バーチャル匿名利用、に分けられるのではないか。主としてFacebookに広がっているのは1のタイプだと思うが、2の世界観が、Facebookでも展開されていることもなくはないだろう。

1のタイプは、友人関係で楽しくSNSを利用しているのだが、それが不特定多数の人に公開されているということを忘れてしまう人たち。Twitterでは、知らない人に話しかけられるとびっくりしてしまう。あるいは仕組みをよく理解できていない人も結構いると思う。過去の学生炎上事例はこのタイプの学生によるものが多いだろう。「内輪からパブリックに緩やかにつながる」という感覚は、案外理解するのが難しく、こうした人達に、思い切り敷居を下げて、「友達とつながる」シンプルなスタイルをアピールして成功しているのが、LINEということになるだろうか。

2のタイプは、Facebookにはあまり出てこない、どちらかという「非リア」の人たちが多く、リアルでのアイデンティティとネットでのアイデンティティを完全に切り離そうとする傾向が強いように思う。このタイプは、2ちゃんねるや、今はTwitter利用者にも多くなってきたのだろう。j-castがとりあげている、Twitterからの批判的意見は、この層から出てきていると考えられる。この人達はFacebookで笑顔でプロフィールを公開することへの抵抗も強く、前向きな自分を「作り上げる」ことに批判的なのではないかと予想できる。

一方1のタイプには、「プロフィール写真は正面から撮った笑顔のアップ、友人の数は50人以上、週2回以上前向きな内容の書き込み」といった具体的なアドバイスは、たしかに有効だろう。このアドバイスで学生から金をとっているというあたりに、ちょっと悩ましいものがあるし、多少やりすぎ感はあるけれど。企業側がネガティブチェックにFacebookを利用する傾向が多い中にあって、とりあえずこの程度の体裁を作っておくというのは、それ自体前向きとはいえないが、最低限の措置ということになる。これぐらい具体的なアドバイスじゃないと実践できないというのは情けない話だが、そんな大学生を作ってきたのは、ソーシャルメディアを理解できない大人たちだ。

そこから先、大学生の内輪受けから抜けだしていけるかどうかは、Facebookの中だけに閉じられた問題ではなく、少なからずその人の生き方の問題でもある。就活の時期が迫って、急に体裁を繕ったとしても、中身の底の浅さは、すぐにバレる。この辺は一朝一夕には改善できないので、学生生活を送る中で、徐々にギアチェンジをしていく必要がある。

ここまで書いて、GLOCOM豊福先生の最近のTweetを思い出した。

「仮面人格」ではなく、そのままの自分(これも程度問題なのだが)が受け入れてもらえるかどうかは、SNSとは何ら関係がなく、どんな学生生活を過ごすかにかかっている。おおむね、高度なコミュニケーション能力が求められるという意味で、非リアには辛い状況だと言われれば、その通りかもしれない。しかし少なくとも大学生になったら、過去のSNS観とは決別して、リアルと接続した人格を反映させながら、SNSと付き合えるよう、少しずつ試運転を重ねていくのがよいと思う(すぐにはできるようにならない)。

一方大人たち。もう一つ豊福先生のTweetから。

SNSやケータイとの距離の置き方は教えるが、現実生活とリンクしたSNSの使い方や「発信力」については、ほとんど教えられていない。教えられないといったほうが正しいだろう。そもそも大人たちの多くが、「匿名なら何でもあり」か「匿名で見てるだけ」という経験しかない(教育界には後者が多い?)ので、オンラインでのアイデンティティの育て方など、想像もつかない人が多いはずだ。この点はより根深い問題だが、一人一人のリテラシーが高まるのを待つよりほかない。スマホ時代の到来ははたして、保守的な教育界が変わっていく、きっかけになるだろうか。

Asakusa, Tokyo Study Tour 2012

今年はフジテレビ、JSOCに加え、ニッポン放送も訪問:敬和一戸ゼミの東京研修旅行(2月実施分)

すでに新年度に入ってしまったが、2月の研修旅行について。昨年も実施した東京での研修旅行を、関係者の皆さんのお力をお借りして、今年も実施した。昨年そろって脱落した4年生たちが、卒業ということもあり4名参加。このほか情報セキュリティ・ワークショップ in 越後湯沢にスタッフ参加した学生から、男女それぞれ1名が参加してくれた。当初一部のメンバーは海外への卒業ゼミ旅行を考えていたようだったが、残念ながら調整がつかず、今年も東京に行こうということになった。

Asakusa, Tokyo Study Tour 2012

Fuji TV

JOLF

JOLF

今年もまた、出欠の確認に手間取るなどしたほか、2,3年からの反応がすこぶる悪かったのは残念だった。ディズニーランドなら無理してでも行くけど、こういうのは興味ないということなのだろうか。まあ各方面にいろいろ無理なお願いをして、貴重な機会を作ってもらっているつもりなので、その辺もうちょっと想像力を働かせてもらいたいというのが、正直なところ。本来は、就職活動を始める前の学生、できれば2年生のときに連れていくのが一番いいのだが、今年も2年ゼミ生からは手があがらず、湯沢WSに参加した他学科の2年生1名だけが参加してくれた。結果、彼女にはとてもいい経験になったのではないかとは思う。

こちらは昨年の記録。

東京研修旅行終了:フジテレビとJSOCをめぐる | ICHINOHE Blog

今回は、昨年お世話になった、フジテレビ、LACのJSOCのほかに、有楽町のニッポン放送にもお世話になった。毎年この旅行は湯沢WS実行委員会の月例会にあわせて開催していて、会議後の懇親会にも参加させていただいた。これらも含めて、東京の前線で働く社会人の方々から、親しくお話を聞く絶好の機会となったと思う。残念ながら今年も参加者の多くは、卒業を控えた4年生だったが(いや4年生にとっても、これから先の社会人生活の前に、視野を広めておく機会にはなったであろう)。

フジテレビでは今年も、技術部門から制作まで、セットの作り方、ニュースの現場など、学生たちも非常に興味ある現場をご案内いただいた。LACでは、JSOCの業務内容から、サイバー攻撃の実態、スマートフォンセキュリティの危ない現状まで、詳しく解説していただいた。LACでお世話になった方は多いが、主にお話しして下さったお二人へのリンク。

JSOCの顔である、チーフエバンジェリストの川口さんの連載。
川口洋のセキュリティ・プライベート・アイズ 連載インデックス – @IT –

スマホ事情について解説して下さった山城さんの解説記事。
【インタビュー】スマートフォン向けマルウェアは激増中 – LAC 山城氏 | エンタープライズ | マイナビニュース

ニッポン放送では、スマートフォンアプリの提供も含めて、インターネット放送を展開するSuono Dolceのほか、ラジオの制作現場なども、見せていただいた。一部ラジオファンの学生には、これまた非常によい経験になっただろう。ニッポン放送はちょうどスペシャルウィークで、ユーミンが編成局長に就任という話題で、実際に出社してきているという話だったが、この日はいなかった。

松任谷由実、ニッポン放送“編成局長”就任/芸能・社会/デイリースポーツonline

今回お世話になった崎谷さんは、Suono Dolceのアプリ開発などもされている多才な方で、そのせいか今年のマイナビでも、若手社員のインタビューコーナーに登場していた。

(株)ニッポン放送 – マイナビ2013

このほか、大久保や浅草など、いくつか東京ならではの場所もたずねることができた。今年度また実施できるとすれば、さらに充実した形で、ITやメディアについての関心を高められるものにしていきたい。

就職したいならEvernoteぐらいはマスターしておこう

日経新聞がEvernoteについて特集している。ブログタイトルはちょっと大げさだが、少なくとも「Evernoteぐらい使えなくては…。」という気にさせられる内容ではある。
就活で脚光「エバーノート」 クラウドに生涯の記憶を  :日本経済新聞

各企業の選考プロセス、就活関連サイトのリンク集、ツイッターで見つけたニュース、友人・知人からもらった情報、就活で気づいたこと……。
 就活を始めたばかりの横浜市立大の濱田さんは、パソコンやスマホで収集した気になる企業に関するウェブページや情報を片っ端からエバーノートに投稿している。エントリーシートの内容や、その際に発行されたID、パスワードも忘れないよう、エバーノートの「ノート」にコピーしている。ノートはパソコンでいう「ファイル」にあたり、ノートを入れる「ノートブック」はパソコンの「フォルダ」に相当する。就活を始めてわずか数日、濱田さんの「就活」というノートブックには約50のノートが蓄積された。
 これらのノートには投稿する時、「P&G」「ユニリーバ」といった「タグ」をこまめに付けるようにしている。どのノートに何を書いたのか、何が書かれているのか、あとで忘れても簡単に引き出せるようにするためだ。例えば、あるメーカーのエントリーシートを書こうと思ったら、その企業名のタグで検索するとノートが時系列で表示される。「ああ、あの時OB訪問でこんな会話をしたな、と思い出させてくれる手助けになる。だからエバーノートは秘書なんです」

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BSNラジオ「近藤丈靖の独占!ごきげんアワー」に出演してきました

昨日11/21のBSNラジオ「近藤丈靖の独占!ごきげんアワー」に出演してきた。この日のテーマが「インターネットの匿名性」についてで、コメンテータとして15分ほど、近藤さん、りんりんこと山田かおりさんとお話ししてきた。15分というのはラジオでは長い枠だが、調子に乗ってしゃべってるとあっという間に終わってしまう。放送の短い枠でうまく言いたいことをを伝えるには、まだまだ修行が必要だ。
BSNラジオ「近藤丈靖の独占!ごきげんアワー」: 匿名意見はあり?なし?
ちなみにこの番組には、以前「丈立靖」さんのTwitter @joerissei をスタートするときに、敬和学園大学まで取材に来ていただいたし、山田かおりさんは、スナッピー中継で何度もお会いしているので、アウェイ感もなく、楽しくお話しすることができた。番組前には、Facebook、Twitter、さらにはリアルでお会いした局内の関係者の皆さんが、たくさん会いに来てくださって、いろいろお話ができた。
局に向かうまでに自宅や車内で番組を聞いていたが、すでにリスナー投稿が紹介されていて、おおむね予想された通りのコメントが読まれていた。匿名コメントは「認めない」という立場が多いなという印象。認める認めないというよりも、現にあるこの存在とどのように付き合うべきかという立場で、お話をしてきた。現状としては、そのような対処方法しかないように思う。
自分個人としては、匿名、というか、リアルと切り離されたインターネット空間から、すでに長らく離れてしまったので、学生もそちらに誘導するように接しているけれども、自分の存在がさらされてしまうという恐怖感を持つ人たちの気持ちが、わからないではない。しかしだとすれば、他者を断罪したい気持、批判したい気持になったとしても、そのさらされていない自分の優位性を利用すべきではないだろう。
たまたま直前に、藤代さんが就職セミナーで話した内容をブログに書いていて、読んでいたのだが、このテーマにもフィットすると思うので少し引用しておこう。
ソーシャルメディア活用について就職活動生に話をしました – ガ島通信

今すぐできることでは、人の名前が検索される時代の情報発信の重要性、ネットの噂は残ってしまうことから、炎上するような写真や記述のチェックをすること。これから取り組むことでは、社会学者のグラノベッターが提唱した弱い絆の概念、評判と信頼を積み重ねる大切さ、師匠を見つけて弟子入りする、などソーシャルメディアは短期的なものではなく自分の分身で大切に育ててほしいことなどを話しました。

この内容は藤代さんが最近書かれた『発信力の鍛え方』 (PHPビジネス新書)にも書かれている。

「自分の分身」を育てるという感覚で発言する人が増えれば、少しずつ状況は改善するはずだし、同じような感覚の人たちと接する機会を持つことで、一人一人の気分も変わる。匿名けしからんという人は、組織に属する個人(部下?)の対外的発信に対して、ぜひ寛容であってほしいと思う。さもなくば、自分の嫌っている、匿名で他者を攻撃する人たちは、一向に減らないだろう。

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Fuji TV, Odaiba, Tokyo

東京研修旅行終了:フジテレビとJSOCをめぐる

2/25から1泊2日、学生とともに東京に行ってきた。今回の訪問の主たる目的は、LACさんのJSOCを見学させてもらうこと。敬和の学生たちが学生スタッフをやった情報セキュリティ・ワークショップ in 越後湯沢で、LACの皆さんに声をかけていただいたのがきっかけだ。いよいよメンバーだった4年生の卒業も近づいてきたので、各方面にお願いして、訪問が実現した。

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敬和学園大学における2010年のソーシャルメディア利用

敬和学園大学では、この1年でソーシャルメディアの活用が一気に進んだ。主に事務局の担当者の努力に負うところが大きいが、僕自身も多少のお手伝いはできたかもしれない。
年の終わりに、この一年の動きをまとめてみたい。

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