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敬和学園大学の学バス、5/20より新発田駅方面にも試験運行

これまで白新線佐々木駅行きしかなかった敬和学園大学行きの学バスが、来週から新発田駅行きも運行されることになった(試運転)。

200609学バス

本数は少ないが、市内商店街にも停車する。新潟市内から通う多くの学生にとって、佐々木駅はたしかに最寄りなのだが、結果新発田駅界隈をよく知らないまま、卒業する学生も少なくなかった。また同時に、村上方面や羽越線を利用する学生は、新発田駅での乗り換えとなり、長時間の待ち合わせが発生することも多く、新発田駅直行便への需要がそれなりにあった。

5月20日(月)~8月2日(金)の月~金曜日試運行。午前中、新発田駅からは、新発田駅発8:15、9:30、12:00。大学からは、大学発16:30、18:00。それぞれ大学から出発するので、午前中大学から乗って途中下車もできるようだ。
途中、コメリ書房前、まちカフェ前、北越銀行新発田西支店前、新発田大手郵便局前、県信用組合新発田支店前、NSG新発田本校前、ネッツトヨタ新発田店前にも停車する。

個人的には学生をつれて、シンガポール食堂のオッチャホイを食べに行ったり、その他市内の店を訪ねたり、「しんみち」にいくなどの活動ができたらいいなと思う。街の人たちと学生たちをつなぐ仕事もやりやすくなる。

オッチャホイ / Singaporean Noodle

対外的な意味でも、学生と市民の交流を進めていく上で、非常に大きな意義を持っている。今後新発田市内でのプロジェクトをいろいろ進めていく上で、交通手段の心配をせずとも、学生たちが授業後に新発田市内に足を延ばせるというのは大きい。

学生の要望としては、西新発田駅のイオンに立ち寄りたいというものもあるだろうし、新潟市内の学生からは、新潟駅まで行ってほしいという要望もあるだろう。人的リソースが限られており、すべての要望に答えていくのは難しいのだが、要望があることを学生がきちんと表明し続ければ、対応は検討されると思うので、いろいろ意見をよせてほしい。

[追記]
大学のウェブページでも運行スケジュールが発表されている。朝と夕の5往復。

学バス – 敬和学園大学 新潟県新発田市にあるリベラル・アーツ大学

Shibata Photowalk 20110820

「フォトウォーク in 新発田」開催

8月20日、新発田でフォトウォークを開催した。新発田での開催は、2009年12月以来、2回目。

今回はNSMCのフォトウォークではなく、敬和学園大学の企画として実施した。今年度の企画として、夏休みに新発田でフォトウォークを開催し、中高生に集まってもらったらどうかという打診があり、チャレンジしてみた。ただ残念ながら中高生の参加は少なく、普通のフォトウォークと同じ形になった。フォトウォークの話は、よく高校に出前講義で行った先でも話をしていて、結構興味を示す生徒もいるのだけど、結局彼ら・彼女らの多くは、ソーシャルメディアにチャンネルを持っていないので、こちらからの開催情報をキャッチすることができなかったのであろう。
というわけで、今回は一般向けの告知も遅れてしまったが、それでも参加者は20名。前回入らなかった、清水園や諏訪神社をじっくり巡ることができたし、生麩まんじゅう、からずし、和泉屋のごま饅頭など、新発田のレアな食べ物を体験してもらうこともできた。
Shibata Photowalk 20110820

Shibata Photowalk 20110820

また、新発田学センターやまちカフェLinkに立ち寄っていただけたのもよかったのではないか。センターの中の会議室は、新発田での各種研修会の会場として、今後も使っていただけたらと思う。
それと新発田フォトウォークでの食事では、すっかり王道となっているのが、シンガポール食堂のオッチャホイ。今回は汁オッチャホイにチャレンジするメンバーもいた。

その後Facebookでは、オッチャホイのルーツを探るやりとりが行われるなど、波及効果もあった。なんとなく「オッ」の起源ははっきりしないけど、チャ=炒、ホイ=粉(麺)、ということなのではないかという結論におちついた。
オッチャホイ
次回の新潟フォトウォークは9月24日。新潟古町で、ソーシャルメディアと連動する新しいデジタルサイネージのスタートの試用も兼ねて、上古町スタートで実施する予定。
新潟フォトウォーク 第13回 / Niigata Photowalk #13 : 新潟古町 : ATND
Niigata Social Media Club / 新潟ソーシャルメディアクラブ
敬和フォトウォークとして、今度どのように取り組んでいくかはまだわからないが、大学生を中心に、中高生や誰でも参加できるイベントとして、たまに開催するのがいいのかなと思った。たとえば新発田周辺を中心に、車がないとなかなか行けないような場所に、大学の学バスででかけていって、写真を撮りながら地域の皆さんと交流するようなものとか。
敬和フォトウォーク

敬和の桜、ニコ動に登場(ちらっと)

週末、いただいたメールで、以下の動画に、僕が撮った桜の写真を3枚使ってくれたことを知った。初音ミクに「キコエマスカ」というオリジナル曲を歌わせているもの。

リンク: 音質改訂版 | ヲトメミクルのにっき.

瞬間的に映るだけなので、どれとどれだったのか、はっきりと認識はできなかったが、大学で学バスをバックに撮ったものが一枚入っていることはわかった。

どうもありがとうございました。

新発田の学生達

4月から新潟県新発田市にある、敬和学園大学で非常勤講師をやることになった。
東京駅から新潟まで、新幹線で2時間ちょっと。敬和学園までは、そこから電車で30分(プラス駅から学バス)ほどかかる。稚内から札幌まで、5時間の旅を何度もしていた立場から言うと、たいしたことはないのだが、まあそれなりに往復移動で体力を吸い取られそうだ。
今回は車で移動したのだが、関越トンネルを抜けると、本当に「雪国」になった。
今週はガイダンスで、ゼミ所属の学生たちと履修相談をした。驚いたことに、学生たちのPC使用率は異様に低い。学内施設は45台のPCだけで、しかもそれらもあまり使われている形跡がない。学生に聞いてみると、重たいのでノートPCはあまり持ち歩かないそうだ。教員も学生もPC依存症にどっぷりつかっているWAKHOKを当たり前だと思っていたけれども、世間の常識っていうのはそんなもんなのか。。。
敬和はキリスト教主義に基づいて、しっかりした教養教育を行うというコンセプトの学校だ。実学とか即戦力とか、そういう発想には、少なくとも理念的には立っていない。ゆるぎない教養人であれば、卒業後仕事に必要な「スキル」はすぐに習得できる。そういう前提に立っているように見える。
そう、WAKHOKの考え方と全く正反対だ。WAKHOKは、形式的な教養が学生をスポイルしてしまうという考え方だと思う。常に実践的かつ先進的であることを志向している。
いずれにせよ、そうした「哲学」は、おおむね大学サイドの都合によって作り上げられている面があり、必ずしも学生の将来にどのように作用しているか、あるいは少なくとも、学生にどのように受け止められているかを、きちんと評価した上で作り上げられているわけではないように思う。ネパールやバングラディシュの学校と話していると、彼らがいかに市場競争力と教育の質の向上に取り組んでいるかがよくわかる。彼らは、学生の需要にどのように答えるべきかという出発点に立っている。実際には学生に対する管理は結構徹底していて、別に学生にこびへつらうわけではないのだけれど、マーケティング戦略は非常によく考えられていて、いい意味での「顧客満足」が追求されている。日本の大学はその点、供給サイドの都合でやり方が決まっていて、あまり市場志向的ではない。大学全入時代の激しい競争を勝ち抜くために、というお題目はよく唱えられていて、そのためにみんな努力しなければという掛け声はあるのだけれど、結局どんな手を繰り出すかは、学校や構成員の都合(プラス財力)が非常に大きな制約条件としてのさばってしまっているので、実際には中途半端な改革にとどまってしまっていることが多い。
敬和の学生たちは、このカリキュラムで学んで、どんな将来展望を持つのかが非常に不明瞭であるように思えた。WAKHOKの学生たちにもその傾向はあるが、それはITの領域で自信を持てないからに過ぎず、実はWAKHOKでの「そこそこ」は世の中では「結構すごい」ぐらいにはなるんだという気持ちを、持てばいいだけなのであろう。そうした自信創出の仕掛けが、WAKHOKには欠けている。そうした点を補うのが、敬和学園のいうような「人間教育」「教養教育」なのかどうか、それはよくわからないが、両者の「哲学」は何か相互補完的であるように感じている。敬和の学生は、大学の掲げる旗印の意味を、おそらくほとんど理解していないだろう。少なくとも学びのプロセスの前に掲げられるものとしては、ちょっと難しすぎるかな。卒業した後、じわじわ効いてくるのかもしれない。
留学生たちは、もっとはっきりした専門性、あるいは世の中で通用する「実学」を求めているように感じた。「日本の大学」を卒業しましたというだけではほとんど評価されない、という彼らの意見は、もっともだと思った。また新しい宿題を抱えたような気分になった。
新潟なのに、帰りの新幹線で、富山のますずしを食べた。