新潟のなすを学ぶ:十全なすの名産地、長岡市小国の八石なす

水なすの画像

夏になると新潟では、多種多様ななすが食卓に並びます。大きく分けると「やきなす」と呼ばれるものと、漬物に適したものがありますが、一体何種類のあるのか。2019年の上越タウンジャーナルでは、「にいがたナスサミット」に県内で栽培されている20種類の在来種が集まったと紹介されています。でも、これが全部と言っているわけでもないようです。

新潟県はナス王国! 緑や白色のナス、細長い鉛筆ナスなど、20種類の在来種を一堂に紹介|上越タウンジャーナル

あるるん村では、県内で栽培されている在来種20種類のナスが一堂に展示された。上越産の「越の丸なす」や「上越丸えんぴつナス」をはじめ、細くて長い「鉛筆なす」、白い「越後白なす」、緑色の「笹神なす」などユニークなナスが並び、買い物客の関心を集めていた。

新潟県のウェブページでは、11種類を紹介しています。1消費者としては、これをすべて把握するのも難しいのですが、ひとつひとつ、特徴のあるものについて、調べてみたいと思っています。

なす <にいがたの伝統野菜> – 新潟県ホームページ

「十全」という言葉がよく出てきますが、その意味は何なのか、あまり考えたことがありませんでした。新潟県のページでは、っ現在五泉市となっている「十全村」が起源であると書かれています。地名なのですね。十全村の人が大阪の「泉州水なす」を栽培してみたのが始まりなのだそうです。これが各地に広がって、新潟市内でも多く作られていますが、長岡で「梨なす」と呼ばれているものや魚沼の「深雪なす」も、「十全」を起源としたものという説が書かれています。しかしおそらくそれぞれに特性があるので、すべてを「十全」とまとめるのも難しいのでしょう。

さて、今回見つけたのは、長岡市の旧小国町で栽培されている八石なす。新潟直送計画でも紹介されていました。

八石(はちこく)というのは八石山、柏崎との境にある山の名前からとっているそうで、それがなすの名前となっています。黒十全に分類される「巾着なす」「梨なす」と呼ばれるものだと解説されていました。んー、混乱しますね。

八石ヘルシーフード生産協同組合という組合がナス漬け生産しているのですが、代表は村山良一さん。村山さんが登場する頻度が非常に高いです(いろいろな事情が想像されます)。組合のページで収穫や漬け込みの様子が短い動画で紹介されていました。

八石なすの浅漬は、塩と水とミョウバンだけでつけたものだそうで、添加物をできるだけ使わないように作られています。新潟県内でも、販売されているのは、小国のもったいない村とJA柏崎愛菜館だけが紹介されていて、流通範囲も限られているようです。

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