Windows Live Messangerが終了し、Skypeに統合

長らくインスタントメッセンジャーの標準であったWindows Live Messengerが、サービスを終了して、Skypeに統合される。Techcrunchの記事で知った。

 

ひとつの時代の終わり―Windows Live MessengerはSkypeに統合されて引退へ

Facebookとスマートフォンの台頭以前に育ったわれわれにとってはこのニュースはほろ苦いものだ。われわれの最初のオンライン・ソーシャル体験はAIMやICQ、WindowsLive(当時はMSN Messenger)のようなインスタント・メッセージによるものだった。しかしMirosoft自身もブログで認めているとおり、プラットフォームはソーシャル・サービスとモバイル・インターネットへと変化した。高機能なSkypeへの転換は必然的だといえる。

すでにSkypeやWindows Liveのブログでも公式に発表されている。

Skype – The Big Blog – Talk to your Messenger Contacts on Skype

The Windows Blog

個人的には、Windows Live Messengerからはスパムメッセージが増えてきていたし、周りに使っているユーザもあまり多くなくなったので、だいぶ前からすでにログインすることがなくなっていた。ともあれ、ICQからはじまったインスタントメッセージは、SkypeとWindows Messengerに移行し、片方が引退となった。実はSkypeも、個人的にはあまり使っていない。音声通話をすることが少ないので、結局Facebookメッセージのほうが便利になってしまった。LINEもある(こちらはまだそんなに使ってないけれど)。

ちなみに中国のみ、サービスが継続するそうだ。

震災直後のTweetを解析した結果の報告会:「東日本大震災ビッグデータワークショップ」報告会

10月28日の「東日本大震災ビッグデータワークショップ」報告会。震災直後のTweetを解析した結果の報告が行われている。ソーシャルメディアでの情報共有が、災害時にどのように活かされたのか、多様なデータ解析から明らかにされた。

by fumi.

NHK NEWS WEB 震災ビッグデータ報告【1】ツイッター「次に」生かすには

イベント – 東日本大震災ビッグデータワークショップ – Project 311 –

以下はNHKの解説記事から。わずかなTweetだけが注目される現象は、平時のTweetでも起こっているような気もするが、震災時には特に顕著だったということかもしれない。膨大な量であったのはたしかだ。

■投稿したアカウント数は約369万で、そのうち4.2%のアカウントのツイートが全体の半数を占めた。
大量のツイートは、特に安否確認や交通情報を自動でつぶやく「bot」のアカウントが目立った。
■全体の2.4%のツイートが、その約9倍の21.4%のツイートによってRT(リツイート=引用)され、RTされなかったツイートは76.2%だった。

自生的に確立されていったハッシュタグは、緊急時の支援においては、うまく機能しなかったという点。まとめのハッシュタグのまとめが必要になり、それを即時に共有するというボトルネックが発生していた。

東京工業大学大学院の村井源氏は、震災直後、県別のタグや支援要請のタグなどが多数生まれ、全体でどのようなタグがあるのか分かりにくかったことや、新規のタグを周知することが難しかったことを指摘し、自治体などによる「公式タグ」の制定や、利用者にタグやRTの適切な利用方法について周知を進めることなどを訴えた。

Twitter検索などを平時にやっている団体は、こうした事態を察知することはできたと思うが、普段ですらやっていない公的機関が、「デマ注意報」を出すのは難しいはず。この点の注意喚起は重要だが、公的機関はこの問題にどの程度気づいているのか。

東京工業大学の高安美佐子准教授らのグループは、震災後に拡散した「千葉県内の製油所が爆発して有害物質が雨と一緒に降る」という内容のデマが、ツイッターでどのように広がったかを解析し、
■善意の心配がデマを拡散させている可能性が高い
■特定のキーワードの出現頻度を観測して「デマ注意報」などのアラートを出し、公的機関が素早い情報発信をすることが重要だ、と述べた。

1.解析で得られた災害情報を分類するノウハウ、タグのリストなどの共有
2.「災害時の情報連携ネットワーク」などに発展させて定期的に訓練を実施

という二点が、報告開催の最後に得られた結論であったという。

基本的には「日頃の備え」が大切だということに尽きるのだが、一番大事なのは、情報を率先して出していくべき公的機関の備えということになるだろう。公的機関は情報を出すということはもちろん、どんな情報が流通していくかをリアルタイムでチェックし、適宜適切な情報を出してデマなどを打ち消す役割も果たす必要がある。おそらくこの役割を果たすには、日頃の役所の仕事の仕方もかなり変えていく必要があり、この点が大きな課題になりそうだ。

Naritasan Shinshoji 01 成田山新勝寺

安全ちゃん「密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女!」

Tumblrから流れてきた連載記事。「全世界の安全の祈願と、貧困ガールの蜂起を呼びかけるべく08年よりインターネットでの活動」する安全ちゃんが、成田山新勝寺での断食に挑戦するレポート。すばらしい表現力で、「断食」という未知の世界で苦闘するさまを、見事に表現している。

Naritasan Shinshoji 01 成田山新勝寺

Webマガジン幻冬舎: 安全ちゃんの傾国女子修行! 第1回: 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! その1

修行中は境内の外へは一歩も出られず、買い物も禁止。更に携帯電話、パソコン、ラジオ等の持ち込みも厳禁なのだという。移動の自由が存在しないだけでなく、外界からの情報をまで遮断されるという、囚人並のストイックさに思わず戦慄。特に不安なのは、ネット環境を絶たれてしまうこと。私は病的なインターネット依存症であり、数日間のこととはいえ、断食のストレスに加えてネッ中症の禁断症状まで出たら発狂しかねない。不安のあまり「断食前には、体を慣らすために3日前からの減食が必要」との説明中、思わず「減インターネットも必要ありますか」と聞きそうに……。
 熟慮の結果、3泊4日の断食にチャレンジすることに。事前の減食では、3日前からお粥だけの食事に切り替え、徐々に量を減らしていく必要があるのだそう。白くてドロドロした液体だけで三日も過ごさなければいけないなんて、嫁入り前の女としては考えるだけで憂鬱……。しかしよく考えると、嫁入り前にこそ白くてドロドロした液体に慣れておくべきという気も?
 というわけで、ここは前向きに、花嫁修業だと思って白くてドロドロした液体を摂取しまくろうと決意。とはいえ、もともとお粥嫌いというわけではないので、減食中お粥オンリーの食事を強いられることについては特に問題はなかった。減食期間中問題だったのは、とにかく減インターネットで、ネット断ちどころか、なぜかネットゲームのアカウントを八年ぶりに再取得し、死者を操るダークフォースの使い手として八面六臂の活躍を遂げてしまった……。私はいったいなにをしているんだ!

Webマガジン幻冬舎: 安全ちゃんの傾国女子修行! 第2回: 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! その2

Webマガジン幻冬舎: 安全ちゃんの傾国女子修行! 第3回: 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! その3

第4回 密教・断食修行で、目指せ脂肪とカルマのない女! 最終回|安全ちゃんの傾国女子修行!|Webマガジン幻冬舎

断食よりも「断インターネット」の方が辛いというのはよくわかる。自分もそうなるだろう。しかしそれは最初だけのようで、肉体、さらに精神にも、大きな負担になるのはやはり、口に入れるものを断つ方のようだ。

それにしても、断食を始めてから一日でかなり自我が弱体化し、かなり従順で慎み深い性格になった気がする。体が弱っているので動作も静かで丁寧だし、声も妖精のようなウィスパーボイスに変貌。断食道場に来たときは、弱々しくも奥ゆかしい修行者たちの、清楚な死霊さながらの雰囲気に圧倒されたものの、気が付けば私もすっかり死霊側の人間に……。イライラや怒りといったエネルギーを消耗しそうな感情も消えうせ、何か小言を言われても、ひたすら自分を責めるばかり。今誰かに「死ね」と言われたら、本当に死んでしまいそう……。

断食初心者は、歩くのも遅くなり、常に食べ物のことを考えてしまう。成田山は厳格な密教の寺だが、観光名所でもあるため、外出は禁じられていても、楽しく歩いているカップル、さらには、食べ物の匂いに容易に接触してしまう。

私の担当は裏山だ。裏山はなぜかカップルの散策スポットになっており、ところどころで愛という概念を全身で表現しているカップルたちが、公序良俗に反する刺激的なオーラを放っていて心身にダメージが蓄積する。今まで、女人禁制の霊山や宗教施設を見るたび「女がいるだけでくじけるような修行に意味はないのでは?」と修験ボーイズの心の弱さをバカにしていた報いが、今自分に返ってきている……。そして、道中になぜかウナギの看板がやたら多く、隙あらば「ウナギ屋 こちら→」などの甘言を弄して人心を惑わしてくるため、ウナギの魔に吸い込まれぬよう心を強く持たなければならなかった。

安全ちゃんのプロフィールには、動画「革命的オリーブ少女主義者同盟演説」が出てくる。2008年に公開されたこの動画に出ていたのが、安全ちゃんということのようだ。