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ラジオのネットサイマル配信は今どうなっているのか?


ラジオのネットサイマル配信は今どうなっているのか?ICHINOHE Blog9/1から、NHKのラジオ(ラジオ第一、第二、FM)のネットでのサイマル配信が始まった。
らじる★らじる NHKネットラジオ
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「山間部など電波の入りづらい地域、夜間の外国電波混信、マンションなど鉄筋コンクリート住宅の全国的普及など、ラジオ放送が聴取しにくい状況の改善」が目的だそうだ。たしかに山間部でNHKのラジオが受信しにくい地域があるというのは、車で移動していると感じるところではある。でもたぶんそれは建前。とにかく何でもいいから、聞いてもらえる環境を整えなければならないというのは、民放もNHKも同じはず。
NHKの配信は、日本国内であればどこでも受信できるという。スマートフォンアプリは秋にリリース予定だという。
さて、では、民放はどうしているのか。


radiko.jp
まずはradiko。当初関東圏だけでスタートし、関東以外でしか聞けないようにIPアドレスで制限をかけていた。東日本大震災発生後は、しばらくエリア制限を外し、どこでも関東のラジオが聞こえるようにした。4月に入ってこの制限を徐々に元に戻している。
radikoのサービスエリアは広がり、関東、関西、中京地区に加えて、北海道、福岡、広島までが加わった。対象エリアでは、それぞれのラジオ局がカバーしている番組をネット経由で聞くことができるが、他のエリアの局の番組を聞くことはできない。ちょっとややこしいのは、関東といっても、その中でもエリアに微妙な違いがあるところ。たとえば、ラジオ日本、bayfm78、NACK5、FMヨコハマの4局は、東京、神奈川、埼玉、千葉の一都四県では聞くことができるが、茨城、栃木、群馬では聞くことができない。レディオキューブ FM三重も、愛知や岐阜では聞くことができない。
また岩手、宮城、福島、茨城の7局についても、復興支援プロジェクトとして、現在配信が行われている(茨城のIBS茨城放送は従来の配信局に含まれている)。こちらはエリア制限がないので、どこからでも聞くことができる。radikoはiPhone/Androidにも対応している。また、emobile、docomoなどのモバイル回線を用いてPCからアクセスした場合には、IPアドレスのエリアが変わってしまうため、別の地域の局が聞こえてしまう。
もう一つは、サイマルラジオ。
サイマルラジオ
コミュニティ・サイマルラジオ・アライアンスに入っているコミュニティFM局が、それぞれの局の番組(おそらく自主制作の番組)をサイマル配信している。北海道では札幌の三角山放送局、旭川のFMりべーる、稚内のFMわっぴーなど7局、新潟からもFM KENTOが参加している。現在は東日本大震災被災地の臨時災害放送局や災害対応局を支援して、全国配信をサポートしている。臨時災害放送局では、以下の8曲が配信している。
みやこさいがいFM(宮古市)
ラジオ石巻(石巻市)
BAY WAVE(塩釜市)
りんごFM(山元町)
なとらじ(名取市)
南相馬さいがいFM(南相馬市)
南三陸災害エフエム(南三陸町)
女川さいがいFM(女川町)
サイマルラジオは、Winでは、WMP、Macでは、QuickTimeで配信している。スマートフォンへの対応については、特に言及がない。