情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢:来年は「ソーシャル」イベントに向かう?


毎年10月に開催されるネットワーク・セキュリティ・ワークショップ in 越後湯沢。実行委員会は毎月東京で例会を開かれていて、僕もできるだけ出席している。今年のイベント後の例会にはこれまで出席できなかったが、18日久々に参加してきた。

僕が欠席している間に、実行委員会の上のSteerling Committee(SC)が設置され、かなり機動的に、新しいことが提案・決定されるようになった。昨日はイベント名の変更が提案され、これまでの「ネットワーク・セキュリティ・ワークショップ」という名称を、「情報セキュリティ・ワークショップ」に変更することになった。今後テーマなどについても、迅速に決定される予定。昨日はとりあえず、「BCP・BCM」というキーワードが決まった。動き出しはかなり早い。

このイベントの公式Twitter@yuzawawsは、僕が管理していて、去年から作ってあるのだけど、セキュリティ業界の皆さんにはほとんどユーザーがおらず、あまり出番がなかった。今年のWSのあたりで、少しずつユーザが増えている感じはしたのだが、その後湯沢スタッフや参加者の間でのやりとりが増えた。おかげで昨日久々に会議に行ったにもかかわらず、いつもお会いしているような感じで、皆さんとお話ができた。

昨日の会議の様子も出席者がTwitterで中継し、欠席したメンバーからもコメントが付いた。自宅に戻ったら、「湯沢の例会、まじめにやっていることが今日初めて分かった」と言われた。飲んでばかりいるわけではないことが、Twitterで証明(?)されたわけだ。

会議後の懇親会では、Twitterユーザのスタッフの間で、湯沢からのUstream中継もできないかとか、ハッシュタグ付きの発言を会場内のサブ画面に表示しようといった意見が出た。いろいろ新しいことが始まりそうな機運になった。

越後湯沢WSは、東京から離れたリラックスできる場所で開催することにより、何かとオフレコ事項の多いセキュリティ業界人がさまざまな意見交換をできるというメリットを追求してきた。事情が必ずしもわかっていない僕は、そのように理解している。
しかしこの時代に、地方開催であるこのイベントは、もっとクチコミを広げるよう努力すべきだと、常々思っていた。切り分けをよく考えたうえで、多くの参加者がTwitterなどのソーシャルメディアを活用するように促し、湯沢に来れなかった人も参加できる、オープンなイベントが実現できないものか。昨日の会議に参加しながら、ここ数年課題に感じていることが、ようやく実現できそうな機運になってきたように感じた。

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