英国政府がNetvibesを利用して革新的な「情報発信」を実践


英国政府のOpen Source, Open Standards and Re-Use: Government Action Planというサイト。英国政府はオープンソースの利用を促進していくそうだが、これに関連する情報をNetvibesを使って表示させている。

「表示させている」と書いたのは、政府自身が作成した文書だけをリストアップしているという意味ではなく、ネット上のさまざまな関連情報を拾い集めているからだ。そういう意味では、「情報発信」というのは正しくないかもしれない。

リンク: Google、Twitter、Yahoo Pipes、Netvibesを華麗に使いこなす英国政府 - Blog on Publickey.

このポータルでは次の情報などが統合されています。

 

* Google検索による関連情報の検索結果 * Googleニュース検索による関連ニュースの一覧
    * Googleブログ検索による検索結果の一覧
    * Twitterの政府関連のつぶやき
    * Backtypeによるコメントの追跡

しかも情報のフィルタリングにはYahoo! Pipesまで使われています。そのうえ「検索キーワードもしくはタグには#ukgovOSSを使ってください」と情報収集のための専用タグまで用意する周到さ。

日本政府はもちろんのこと、日本の大手企業、マスコミ、大学、、、、革新的な一部のウェブ関連企業を除けば、日本の中で、ここまで思い切ったことをやっている団体は、なかなか見つからないだろう。自分たちの取り組みについて、人々がtwitterでどのように語っているかの情報を収集するばかりか、それを自らのサイトに表示させ、さらにそのためのタグまで用意する。この思い切ったやり方がどの程度理解されているのか不明だが、「悪口で埋め尽くされたらどうする?」といいそうな上司を丸め込んだ、「英国政府のソーシャルメディアスペシャリスト」がいるのだろう。

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