弘前市が観光施策「弘前感交劇場」の推進本部設置へ by 陸奥新報


東北新幹線が青森まで延伸するのを見越して、僕の実家のある弘前市も観光振興に力を入れようということのようだ。

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弘前市は、市内の観光関連団体などが進める観光施策「弘前感交劇場」の推進本部を新たに設置する。新年度予算案に本部設置を含む弘前感交劇場推進事業費1266万9千円を計上した。東北新幹線新青森駅開業を2010年に控え、産学官が一体となった組織を構築し、市の観光全体について施策展開していくほか、弘前大学に観光資源の開発研究を委託。学生や市民の目線で市内に眠る“お宝”を発掘し、新たな観光資源化を図る。

青森延伸後の弘前のポジションは、上越新幹線の先にある新発田に近いポジションと言えるかもしれない。新幹線があったほうがいいけれども、あっても終点よ
り先に足を延ばしてもらうのは大変なことだ。また終点となる青森も、新潟同様、ある種の魅力があるにはあるのだけれども、一年を通じてファンが押し寄せて
くるような街にはなかなかなれないという中途半端なポジションにあるという点で、共通しているように感じる。

だからこそ、「弘前のほうが光を放っているわけだから、こっちに目が向くはずだ」と、地元の人は考えるだろう。だけれども、乗り換えのあるところとないところのギャップは、地元の人が思っている以上に大きい。

1200万の予算が多いのか少ないのかはよくわからないが、お金をつけてもアイデアが出るとは限らない。「学生や市民の目線で市内に眠る“お宝”を発掘し、新たな観光資源化を図る」というのは、行政の人の凝り固まった視点でという意味だと思うが、学生や市民も、基本的には「中の人」なので、もう一歩進めてはどうか。弘前にゆかりのある人は、市外にもたくさんいる。それぞれが愛する弘前がある。弘前の歴史と伝統は、市外にそのような人的資源を蓄積しているという強みでもある。こうした「外の視点」は、「学生や市民の目線」とはまたちょっと異なる「目線」であろうし、外にいる分、観光客の目線にもより近いかもしれない。

たとえば、以前紹介した「楽天マップ」や「あとで行く」のようなサービスを活用するとか似たようなものを作るとか、あるいはGoogle Mapと連携したサービスを作って、いろんな人に思い思いの弘前の名所を登録してもらうようjな手もありそうだ。自前だと知名度を上げるのが大変だけど、たとえば「めん房たけや」とGoogle検索した場合、たけや自身のページの次に、僕が楽天マップで登録した情報が来る。ちなみにこの店に僕は行ったことがない。父が去年この店でミニコンサートをやったという話を、正月に聞いたので、話の流れで登録したもの。

また、ゆかりのある有名人からは別途コメントをもらってそれも集約したりすることもありえよう。それらをまとめて、適宜紹介するブログを作ろう。これだけやって1200万の半分もいるだろうか?

結果的に良質で、ページランクの高い、弘前観光情報が、勝手に流通するだろう。「青森 観光」というようなキーワードで、弘前の情報が分厚く展開されるようになるはず。口コミが集まって、それが一箇所に集まるというよりは、ネット全体にどんどんあふれ出ていくような仕組み作りを、行政がすればいい。もちろん、「でっちあげ」にならないような倫理的な抑制が必要ではあるが、センスと能力のある人がいれば、1200万で結構いいところまでできるのではないかという気がする。

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