アマゾンにデータが出るのを待っていて出遅れた。稚内で同僚だった岩本和久先生が、今月『トラウマの果ての声』と題する著書を出された。
おめでとうございます。
以前にブログで、今回の本について、以下のように書かれている。
リンク: カムチャツカの雪: 来月の新刊.
今
まであちこちに書き散らしてきた,現代ロシア文学をめぐる文章を集めたものなのですが,本としてまとめることである種の方向性を示すことはできたのではな
いかと思っています。また,現代ロシア文学入門としても使えるように,翻訳された現代ロシア文学作品についてのブックガイドも加えてあります(これは書き
下ろしです)。
僕のロシア文学に関する知識は絶望的なほど乏しいのだが、岩本先生は現代ロシア文化にもかなり造詣が深く、僕自身のアジアへの関心と同じような角度でも、興味深い発言をされる。今回の本がそうした趣のものかどうかはわからないけれども、副題が「新世紀のロシア文学」であるから、少なくとも近時の動向に即した内容になっているにちがいあるまい。少なくとも「翻訳された現代ロシア文学作品についてのブックガイド」というのは、僕のような人間の道案内にとして役立ちそうだ。
本ブログのコメント欄でも、ときどき岩本先生と思しき方からコメントをいただく。
トラウマの果ての声(ICHINOHE BLOG)
『トラウマの果ての声』だが,張江先生のブログ(1つ前の記事を参照)に続いて,元同
モスクワに行くならこの一冊、岩本和久『情報誌の中のロシア』
稚内時代の同僚、岩本和久先生の新作。ずいぶん前に、版元の東洋書店さんを通じて、お