JCLP


JCLPという短期留学プログラムで、アメリカのエンブリィリドル大学の学生たちが、敬和学園大学を訪問し、3週間ほど滞在している。

リンク: 敬和学園大学-Webキャンパス日誌20070521.

昨年度の半年で国際交流委員を免じていただいたので、今回のプログラム運営に僕はほとんど関わらなかったが、少なくとも日本人学生たちに非常にいい刺激になっていることは確かだ。ブログとかFlickrで、交流のようすがうかがえる。

リンク: パッパラBLOG:英会話 – livedoor Blog(ブログ).

彼らが私たちに与えた影響はすごいと思います。

彼らが来て間もないころ、留学生と食事をしました。
そこでの会話はもうぼろぼろ。
あまりに悔しかったkさんは英会話サークルを作りました。

そしてあれからもう少しで一ヶ月。。。
どうにかすれば通じるということを学び、
チョットだけ自信がつきました。
なんていったって彼らはネイティブスピーカーだもんね!!!!

頑張ってる人から得るものはすごいです。
ありがと~(゚∀゚)★+゚

Nativeであるかどうかは実はあんまり関係なくて、英語での会話の中にこれほど入っていけないのは日本人だけだってことを知ってほしいなあとかっていうのはあるんだけど、いずれにしても自らを知ることは出発点として大事なことだと思う。

亡くなった弟は、小学校でオレゴンに行ったのがきっかけで積極的になり、その後英語もよく勉強して、マイクロソフトで「渉外担当」的な仕事をするようになった(と母がこの前言っていた)。なにごともきっかけが大事だ。

教員は、自分たちの教えていることによって学生たちが成長していることを望むし、そういう前提で大学の仕組みを組み立てようとするけれど、結局一番効き目があるのは、カリキュラムの外側にあるこのような刺激なんだと思う。

 

2 件のコメント

  • まさにそうですね。何かに触れるにはきっかけが大事なようです。それで、そのきっかけから何かを気づくかによって、初めてモチベーションが生まれるじゃないかなと・・・。
     人が本当の大人になったか否かは、年齢で言うものではなくまず自分自身に責任感を持たせるのかにある。つまり、常に意識しなが内なる品を向上させる働きこそ大人になっている証であろう。従って、その一人一人の自分自身への責任感が間接的に社会への責任感にも繋がるんでしょう。
     しかし、そのモチベーションは誰かにやらせては逆効果が生まれる。多くの人は子供の頃や学生時代に親から「○○やりなさい」と言われた経験があるでしょう、そのときの反応は口には出さないけど、心の中では「うるさいなぁ」と思ったことも少なくなかったはず。やはり人はやらせてもらうことには多からず少なからず反発心理が働くものだ。その中にも大らかな親は細かいことには一切口を出さずに、子供の趣味や意思を尊重しつつ、羅針儀の役をしてくれる。そして、自主性を培ってほとんど任せる形で、そのプロセスから自ら気づくように導いてくれる。仮にやり方が間違ったとしても最初から一々教えながら指摘するんじゃなくて、失敗してもいいから敢えて自ら悟るようにする。それで人間はその経験の積み重ねから大人に変わる。同世代の人でも子供っぽいか大人っぽいかは啓蒙者の影響で決まるんだと強く思う。
     子供には多くのことを経験させるのがいい。例え、定期的に旅行に連れて行ったり、遣いをさせたりしてとにかく社会との触れ合いのきっかけを提供してあげる(もちろん家計の経済状況に因るが)。それによって今現在重要視されているコミュニケーション能力も早くから身につけられる。結局、大人になっての性格は子供の頃の成長振りで大きく左右されるんだと思う。
     だから現在の格差は家の環境で既に固定化している。富裕層はその条件が備えているし、また彼らほど、次世代の投資に惜しまない。金持ちはますます豊かになり、貧乏な人はだんだん貧しくなる。これはどの地域に限られた話ではなくグローバル傾向である。特に中国では「一人っ子政策」が実施されてから子供を「小皇帝」のように扱っている(甘やかしすぎる指摘もあるが)。これが今の格差拡大のもっとも根本的な要因であろう。
     (書くうちに話がだらだらで、ずれてる気がします。)

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