中国3300万のブログと「反日」の関係 (世界鑑測 田中信彦「上海時報」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

中国の人は、口を開けば「反日」だと思われがちだけど、ブログ空間はそうでもないよ、という話。

リンク: 中国3300万のブログと「反日」の関係 (世界鑑測 田中信彦「上海時報」):NBonline(日経ビジネス オンライン).

例えばある人が、中国のブログなり掲示板なりで「日本人は残虐な民族で、スキあらば中国支配を狙っている。その証拠は○○だ」と発言したとしよう。もし発信される情報の数が限られていれば、それを真実だと思う人もいるかもしれない。

 しかし数千万もの人が議論に参加していれば、「それは正しくない。自分が見てきた日本人はこうだ」と言う人もいる。その人はその証拠を出すだろう。情報
量が増え、意見交換の機会が増えれば増えるほど、正しい情報が生き残り、根拠のない誤った情報は淘汰される可能性が高くなる。これは一種のマーケットメカ
ニズムである。

そううまいこと「マーケットメカニズム」は働かないような気もするが、中国の場合、ブログというのがある種独立した空間、(反体制とはいわないまでも)ある種目先の違う情報を提供する場所として、機能する可能性があるということだろう。

悪意のコメントをつける”アクプラー” – 問題が深刻化する韓国の現状と対策

ブログ(系のニュースサイトというべきか)炎上問題に対する韓国の対応が紹介されている。

日本で2ちゃんねるが話題になっていた頃、韓国ではネティズンという言葉が飛び交い、大統領選挙に影響を与えたという話が聞こえてきていた(真偽のほどは未検証だし、ひょっとするとネティズンの熱狂で選挙をやったことを韓国の人も反省しているかもしれない)。

が、その後日本でもSNSでも根付くようになった。一方で韓国でも「炎上」は起こっている。というわけで、情勢は共通してきているようだ。

リンク: 悪意のコメントをつける"アクプラー" – 問題が深刻化する韓国の現状と対策 (MYCOMジャーナル).

Naverの同好会サービスに開設された「ネイバーコメントリノベーション」は、Naverに掲載されたコメントに対する問題を考え、真の意思疎通ができる場としていこうという目的の下に作られた集まりだ。

ここでは集まりの趣旨に賛同するネティズンが参加して意見交換が行われるのと同時に、Naverのニュースに対するコメント欄で提供されている「コメントを隠す」機能を利用し、コメントを見ないようにしようという「コメントを見ない運動」も実施している。


メントを最初から見る価値のないものと捉え「見ないようにしよう」とする姿勢に対しては、会員の中で賛否両論の意見が交わされているところだが、気分良く
コメントを楽しむためにどうしたら良いのかを真剣に考え、対策を実行していこうという点において意義のある集まりだといえる。

このような倫理感に訴えるやり方は、「IMF」のときに海外旅行を自粛しようという運動が展開されたり、何かと社会運動が起こりやすい韓国ならではだなあと思う。それだけ社会の倫理観がが人々の行動を制約しているということでもあるのだろう。今の日本でこういうことを言っても、たぶんほとんどコントロールは不可能だと思うし、中国でも痰を吐くなといって倫理観だけでやめさせるのは難しいみたいなので、この手のやり方が通じる東アジアの国は、朝鮮半島にしか残ってないのかもしれない。

しかし直感としては、韓国でもこれでコントロールするのは難しくなっているんじゃないかという気がする。

スパムブログ(Spam Weblog)

意味不明なコメント、トラックバックは、ここのような非常にマイナーなブログにも、ときどき送られてきている。そして、これがアクセスを増やして広告収入を増やそうという目的であろうことも、だいたい分かっていた。自分の書いた中身との関連性は、全くない場合もあり、あるといえばあるしないといえばない、というケースもある。

なかには温泉の名前がブログ自体のタイトルになっているケースもあり、これはそこの温泉の関係者がやっているのであれば、早くやめたほうがいいし、無関係の人が何かの目的でやっているのであれば、それはそれでえらい迷惑な話だなあと、首をかしげつつみている。まだこの仕掛けはよくわからない。

で、少し調べてみた。

リンク: スパムブログ(Spam Weblog):RBB TODAY (ブロードバンド辞典).

最近気がついたのだが、大量のリンクとトラックバックのような、一目瞭然無意味なものだけでなく、意味のありそうななさそうな文章を自動生成しているサイトも存在している。恐らく大量リンクだけの中身のないエントリーは、スパムとしてはじかれるようになったので、さらに検索エンジンをだますために、一応文章の体裁をなし、流行のキーワードをやたらめったら埋め込んだ、実際には意味のない文章を自動的に作り出しているのだろう。

これでキーワード広告への誘導がうまくいくというのが、どうも信じられないのだが、スパムメールだって、そうはいいながら、一定割合で食いつくユーザがいるし、まあ一定の確率で引っかかる人はいるのだろう。

考えないで「とりあえずクリック」する学生たちに、考えを改めてもらうには、いい素材かもしれない。