Nepal:アメリカの動き


ちょっとだけアメリカの動きが見えた。

Foreign Ministry summons US envoy Moriarty

ネパール外務省が駐ネパール米国大使を召還したという。この席でどのようなやりとりがあったのかはわからないが、事態打開に向けて米国が圧力をかけているのは間違いないようだ。どこまで本気なのかはわからないが。

それよりネパール政府側が、どういう態度に出るのかが問題だろう。

日本のCNNでは、現在、ネパール情勢の最新記事がトップに来ている。ネパールグンジでデモ参加者のうち1名が死亡、ポカラは終日の外出禁止になったようだ。こうなると、いくらおめでたい日本人でも、観光旅行には行かなくなる(たぶんレイクサイドに危険はないと思うが)。そろそろネパール政府も真面目に考えたほうがいい。

タイのタクシン前首相の辞任劇は、おそらく捲土重来の余地を残すための撤退だったと思うが、それにしても引き際はよかった。国王の威厳も保たれた。国王が当事者になって、どんどん泥沼化するネパールとは、大きなギャップを感ぜざるをえない。

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