<趙英男の日本文化ルポ>3.「夜の文化」の韓国留学生たち


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昼は日本語学院に通いながら勉強している女性も多い。私には、他国で一生懸命勉強している留学生と異ならないように思えた。日本の「夜の文化」で働く留学生であるわけだ。しかも、それらは泣き言を言ったりせず、むしろ稼いだ金の一部を本国に仕送ったりまでしている。酒場のホステスなどといった前近代的な偏見で、それらが「捨てられた人間」にされる理由は少しもない。
それらの愛国心を褒め称えて銅像まで作ることはないものの、少なくとも、われわれはそれらを励まし、受け入れるべきだ。私も中学3年の娘を育てている父だ。非公式のチャンネルを通じて行なわれている韓日交流についても、偽善を捨てて、きちんと見るべき部分を見るようにしよう、と提案したい。いかがだろうか。

歌舞伎町や赤坂での留学生のそのような就労は、日本政府によって認められたものではない。もちろん、ホステスとして就労ビザを取ることこともできない。東京のコリアタウンの今日の繁栄は、不法就労を前提にして努力してきた人々の「努力」の結果である。
日本は、東京は、「深い懐」で彼らを受け入れて、育ててきたのか。ぜんぜんそんなことはない。歌舞伎町で「ヨン様」グッズに群がっている人たちは、自分たちが楽しんでいるその町が、そんな脆い基盤の上に成り立っているとはまったく思いもしないだろう。歌舞伎町の不法就労外国人排除を目指す石原都知事を支持することに、彼女たちはおそらく自己矛盾を感じないのではないかな。